令和1351日目

2023/01/10

この日のできごと(何の日)

【日伊首脳会談】

岸田文雄首相は10日(日本時間同)、イタリアのメローニ首相とローマで会談した。両国の外務・防衛当局の代表者が安全保障政策を協議する枠組みの創設で合意し、安全保障協力を強化することで一致した。力による一方的な現状変更の試みや、核兵器による威嚇や使用を断固拒否する方針で一致した。両首脳による対面会談は初めて。

5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)成功に向けた協力も確認した。日伊は英国を含む3カ国で次期戦闘機の共通機体の開発を進めており、安保対話によって日イタリア間での防衛協力も深化させる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【西宮神社】福男選び

兵庫県西宮市の西宮神社で10日、参拝者が開門と同時に参拝一番乗りを目指し境内を疾走する恒例の伝統神事「福男選び」が実施された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021、22年は中止され、開催は3年ぶり。

午前6時、太鼓の音を合図にスタート位置の「表大門」が開き、くじ引きで選ばれた最前列の108人を皮切りに参拝者が本殿までの約230メートルを駆け抜けた。

先頭で駆け込み「一番福」になったのは初挑戦という大阪商業大4年で硬式野球部所属の植本亮太さん(22)=神戸市北区。高校時代は明石商業で夏の甲子園に出場した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲初場所3日目(10日・両国国技館)大関貴景勝は大栄翔を突き落としで退け、2勝目を挙げた。

4関脇は豊昇龍が元大関の御嶽海を寄り切り、三役以上でただ一人の3連勝とした。若隆景は翔猿を送り出して白星先行。大関復帰を目指す正代は新小結琴ノ若を押し出して初白星を挙げ、元大関の高安は玉鷲に押し出されて3連敗となった。

先場所覇者の阿炎は小結明生を押し出して3連勝。4小結は霧馬山が2勝目を挙げたが、琴ノ若と明生、若元春は3連敗を喫した。《共同通信》

【プロ野球】

ソフトバンクは10日、元日本ハムで米大リーグ、レンジャーズとの2年契約を終えフリーエージェント(FA)となった有原航平投手(30)=188センチ、95キロ、右投げ右打ち=が入団すると発表した。通算60勝の日本球界へ3シーズンぶりの復帰で、先発陣の一角として期待される。背番号は「17」に決まり、1月下旬に入団会見を行う。

有原は球団を通じて「世界一を目指す球団でプレーするチャンスを頂けて光栄。優勝に貢献できるよう精いっぱい頑張る」とコメントした。

有原は広島・広陵高、早大を経て2015年にドラフト1位で日本ハムに入団した。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】海外移住資料館ご訪問

秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまは10日、横浜市にある国際協力機構(JICA)の海外移住資料館を訪れ、北米や中南米への日本人移住の歴史や、現地での生活を紹介する展示を見学された。沖縄移民の歴史に関する企画展も見て回った。

ご夫妻と悠仁さまは、移住者が農地を開墾して新たな生活基盤を整えていく様子や、日系人が第2次世界大戦後に困窮した日本へ食料支援した様子の写真や映像などを視察し、担当者に熱心に質問していた。その後、日本に住むブラジルやアルゼンチン出身の日系人4人と懇談した。《共同通信》

【佐賀大】アトピーのかゆみ原因究明

アトピー性皮膚炎のかゆみは、皮膚組織で作られるタンパク質が知覚神経を刺激して引き起こされると、佐賀大や富山大などの研究チームが10日、発表した。このタンパク質の作用を抑制すれば、かゆみを抑える効果も判明。今後はベンチャー企業と連携し、治療薬の開発を目指す。

佐賀市で記者会見した佐賀大の出原賢治教授は、かゆみの原因はさまざまで、現在使用されている薬だけでは全てのかゆみに効かないと説明。「より多くのかゆみの物質を解明し、どの患者にも対応できるようにすることが重要だ」と述べた。《共同通信》

【ボンカレー】ギネス認定

大塚食品(大阪市)は10日、同社のレトルトカレー「ボンカレー」が世界最長寿のレトルトカレーブランドとして、ギネス世界記録に認定されたと発表した。認定は2022年9月付。

ボンカレーは1968年に世界初の市販用レトルト食品として販売を始め、累計販売数は30億食を超えている。発売当初はお湯に入れて熱する方法だったが、03年に電子レンジでも温められるようになった。

23年2月12日に発売55周年を迎える。1月中旬以降、ギネス記録認定マークを付けた限定パッケージの「ボンカレーゴールド」を販売する。《共同通信》

【東京株式市場】

連休明け10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。米雇用統計の結果を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが緩むとの見方が広がり、景気後退への懸念が和らいだ。

終値は前週末比201円71銭高の2万6175円56銭。東証株価指数(TOPIX)は5.12ポイント高の1880.88。出来高は約11億1114万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

年末年始に中断していた全国旅行支援が10日、再開した。1人1泊当たりの支援は最大7千円に縮小された。新型コロナウイルス感染は拡大しているが、政府は新たな行動制限が必要な事態などが生じなければ支援を打ち切らない方針。事業主体となる都道府県も地域経済の下支えを重視しており、当面は継続する見通しだ。

ただ今月に入り一部の県で新規感染者数が最多を更新。事業中止の判断は各都道府県に委ねられており、感染状況がさらに悪化すれば難しい対応を迫られる恐れもある。

再開後の旅行代金の割引率は20%。交通費込みパック旅行への支援上限は5千円、宿泊だけか日帰り旅行は3千円。《共同通信》

国内で10日、新たに7万4703人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比較すると1万5千人余り減少した。内訳は東京7462人、大阪6千人、神奈川4558人など。死者は東京31人、埼玉29人など、計385人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は656人で前日から8人増加した。

秋田などで過去の感染者数の修正があった。《共同通信》

在日本中国大使館は10日、日本人のビザ(査証)の発給手続きを暫定停止したと発表した。理由を説明していないが、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けた日本の水際対策への対抗措置の可能性がある。停止期間を明らかにしておらず、手続き再開の時期は今後の通知を待つよう求めた。日本政府関係者は中国の措置は「極めて身勝手だ」と反発し、近く抗議する意向を示した。

また在韓国の中国大使館は10日、中国に行く韓国人に対するビザ発給業務を停止したと発表。韓国は中国からの渡航者に対する水際対策を強化している。

日本外務省は10日、中国による日本人へのビザ(査証)発給手続き停止に関し、不当だとして在日中国大使館に抗議し、措置の撤回を求めた。政府関係者は、発給停止が中国からの入国者に対する新型コロナウイルス水際対策への対抗措置とみられる点に触れ「対抗される理由はない。極めて身勝手だ」と反発した。

日本政府は中国からの入国時検査を厳格化し、陰性証明の提出を義務付けたが、ビザ発給の制限は行っていない。外務省筋は「中国の感染実態が分からない中、感染者の日本への流入を防がないといけない一方で、人の往来は妨害しないよう配慮している」と強調した。《共同通信》

【アルメニア】ロシア主導の軍事演習拒否

アルメニアのパシニャン首相は10日、同国で今年予定されているロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)の軍事演習を拒否する考えを示した。タス通信によると、記者会見で「現状で演習を行うことは不適切だとアルメニア国防省がCSTOに書面で通知した」と述べた。

親ロシア国家のアルメニアは2020年、係争地ナゴルノカラバフを巡る隣国アゼルバイジャンとの紛争に敗北し、支配地域を喪失。最近もナゴルノカラバフと本土を結ぶ陸路「ラチン回廊」が封鎖されたと訴え、展開するロシア平和維持部隊が「機能していない」(パシニャン氏)と不満を募らせていた。《時事通信》

【第80回ゴールデン・グローブ賞】

米アカデミー賞の前哨戦となる映画賞「第80回ゴールデン・グローブ賞」の各賞が10日発表され、スティーブン・スピルバーグ監督が自身の原体験を描いた自伝的作品「フェイブルマンズ」がドラマ部門の作品賞に輝いた。スピルバーグ氏は監督賞にも選ばれた。

ミュージカル・コメディー部門では、アイルランドの孤島を舞台にした人間ドラマ「イニシェリン島の精霊」が作品賞を獲得。マーティン・マクドナー監督は脚本賞、コリン・ファレルさんは主演男優賞も手にした。

アニメ映画賞には湯浅政明監督の「犬王」がノミネートされたが、受賞はならなかった。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

独外相、ハリコフ訪問

ドイツのベーアボック外相は10日、ロシア国境に近いウクライナ東部ハリコフを電撃訪問した。ドイツ外務省が明らかにした。昨年2月のロシアの侵攻開始以降、欧州要人のハリコフ訪問は初めてとみられる。欧米メディアによると、同氏はウクライナへの武器供与を約束し、同国の欧州連合(EU)加盟に向け「具体的な提案」をすると表明した。

ベーアボック氏はウクライナのクレバ外相らと砲撃の被害を受けた現場を視察。「この町は、ロシアによる侵略戦争の狂気とウクライナ国民の苦しみの象徴だ」と述べ、連帯を示した。《共同通信》



1月10日 その日のできごと(何の日)