令和1279日目

2022/10/30

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・オリックス】5度目の日本一

SMBC日本シリーズ2022は30日、神宮球場で第7戦が行われ、オリックス(パ・リーグ優勝)がヤクルト(セ・リーグ優勝)に5―4で競り勝ち、4連勝で対戦成績を4勝2敗1分けとして阪急時代を含めて26年ぶり5度目の日本一に輝いた。

最高殊勲選手(MVP)には第4戦と第6戦で殊勲打を放った杉本が初めて選ばれた。

パ・リーグ球団の日本一は2020年のソフトバンク以来2年ぶりで、リーグ別の日本一回数はパが37度、セが36度となった。

ヤ4―5オ

オリックスが逃げ切った。一回に太田の先頭打者本塁打で先制し、五回には吉田正の押し出し死球と失策で4点を加えた。5回無失点の宮城から六回以降は継投。八回に山崎颯が4点を失ったが、比嘉、ワゲスパックの好救援で反撃をしのいだ。

ヤクルトは拙守が失点につながった。八回にオスナの3ランなどで追い上げたが及ばなかった。

ヤクルトは1分けを挟んで2連勝後に4連敗を喫し、オリックスに昨年の雪辱を許した。30日、高津監督は本拠地のファンに頭を下げ、温かい拍手でねぎらわれると、昨年日本一になっても見せなかった涙を浮かべた。「去年のオリックスはこういう気分だったのかな。この悔しさを忘れてはいけない」と声を詰まらせた。

恩師の野村元監督が果たせなかった日本シリーズ2連覇に迫ったが、接戦続きで競り負けた。「この時期まで試合ができたことは素晴らしい。選手は弱音を吐かずよく頑張ってくれた」と潔く言った。《共同通信》

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【競馬】

第166回天皇賞・秋(30日・東京2000m芝15頭、G1)1番人気のイクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が1分57秒5で優勝した。G1初制覇で、1着賞金2億円を獲得した。

3歳馬の勝利は昨年のエフフォーリアに続き5頭目。同騎手は天皇賞・秋4勝目、木村哲也調教師は初勝利。

7番人気のパンサラッサが後続を大きく引き離して逃げ、独走状態で最後の直線へ。中団の後方を進んだイクイノックスは長くいい末脚を使ってこれを捉え、1馬身差をつけた。2着に粘ったパンサラッサと首差の3着は4番人気のダノンベルーガだった。昨年のダービー馬シャフリヤールは5着。《共同通信》

【ゴルフ】

樋口久子・三菱電機レディース最終日(30日・埼玉県武蔵丘コース=6650ヤード、パー72)33歳の金田久美子が4バーディー、4ボギーの72で回り、通算9アンダーの207で2011年4月以来のツアー通算2勝目を挙げた。11年189日の間隔が空いた優勝は1988年のツアー制度施行後では最長のブランクとなった。賞金1440万円を獲得した。

19歳の川崎春花が2打差の2位で、佐久間朱莉と川岸史果が通算6アンダーで3位。稲見萌寧と菅沼菜々が5アンダーで5位だった。前年大会覇者の渋野日向子は3アンダーの9位。米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗は5オーバーで47位だった。

平和PGM選手権最終日(30日・茨城県PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)26歳の星野陸也が首位から1イーグル、5バーディー、ボギーなしの63と伸ばして逃げ切り、通算22アンダーの258で優勝した。昨年5月以来の通算6勝目で賞金3千万円を獲得。

64で回った昨季賞金王のチャン・キム(米国)と66だった未勝利の岩崎亜久竜が5打差の2位となった。杉本エリックが通算16アンダーの4位、中島啓太とブラッド・ケネディ(オーストラリア)が15アンダーの5位。《共同通信》

【駅伝】

全日本大学女子駅伝は30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台から仙台市役所前市民広場までの6区間、38.1キロで行われ、名城大が2時間3分11秒で史上初の6連覇を果たした。7度目の優勝。

1区の米沢奈々香でトップに立つと、2区の石松愛朱加は区間賞、3区の山本有真は区間タイ記録の走りで後続を引き離した。4区の谷本七星と6区の増渕祐香はともに自身の区間記録を更新するなど、5人が区間賞の圧勝だった。

2分31秒差の2位には最多10度優勝の立命大が入り、大阪学院大が同校として過去最高に並ぶ3位。大東大が4位、不破聖衣来を擁する拓大は5位だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で30日、新たに4万399人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日より1万人近く多い。都道府県別では東京3687人、北海道3658人、大阪2415人など。死者は北海道6人、東京4人、福島3人など計26人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は128人で前日より1人減った。《共同通信》

【福島県知事選】

任期満了に伴う福島県知事選は30日投開票の結果、自民、立憲民主、公明、国民民主各党の県組織から支援を受けた無所属現職内堀雅雄氏(58)が、共産党推薦で無所属新人の元高校教諭草野芳明氏(66)を破って3選を果たした。投票率は42.58%で前回を2.46ポイント下回った。

内堀氏は投票が締め切られた午後8時に当選確実と報じられ、福島市の選挙事務所で万歳。「県民の期待に応え、東京電力福島第1原発事故からの復旧復興や物価高対策などの施策を実現していく」とあいさつした。

政府、東電が来年春ごろの開始を目指す福島第1原発の処理水海洋放出が最大の課題。《共同通信》

【インド・部グジャラート州】つり橋が崩壊

インド西部グジャラート州モルビで30日、つり橋が崩れ落ちる事故があり、ロイター通信は政府当局者の話として、81人が死亡したと伝えた。事故当時多くの人が橋の上にいたといい、重さに耐えられなかった可能性がある。川に転落するなどして多数が負傷した。

橋は補修工事を終え、州の新年に当たる26日に一般開放されたばかりだった。百年以上の歴史があり、地元では「揺れる橋」として知られる人気の観光地。橋を故意に激しく揺らして楽しむ訪問者も多かったという。

崩落した橋につかまって、川の上で助けを待つ人々も多くいたが、夜間の救助活動は難航したもようだ。《共同通信》



10月30日 その日のできごと(何の日)