平成7874日目

2010/07/30

【この日の菅総理】

税制再建に決意

菅直人首相は30日夕、臨時国会召集を受けて官邸で記者会見し、国会議員の定数削減について年内の与野党合意を目指す考えを表明した。ねじれ国会への対応では、国政停滞を招かないよう野党に協力を要請。

参院選の大敗に直結した消費税発言への反省に言及しつつも、財政再建に全力を挙げる決意を重ねて示し、早期の衆院解散は「全く考えていない」と否定した。《共同通信》

菅直人総理(代表)は30日午後官邸で記者会見し、臨時国会開会にあたり、改めて自らの内閣の目指す方向性を明らかにした。

まず、参院選挙の結果について、厳しいものだったとして、自らの消費税に関する発言が唐突と受け止められたことが響いたと総括。しかし、財政再建はどの政党が政権を担おうとも、誰が政権を担おうとも避けて通れない課題だとして、「私も改めて取り組みたい」と表明した。

そのうえで、民主党政権の約10カ月について、政治が大きく変わったとして、閣議が政治家同士の議論の場となり、また、各省庁も政務三役がリーダーシップを発揮していることを挙げた。さらに、今後も内閣の中は官房長官が政策調整をし、内閣と党の間は玄葉政調会長が調整することとし、そのうえに総理である私が決断するシステムで政治主導を貫きたいとした。

予算編成については、まず、ムダを削減するとして、国会議員の定数削減について、衆院80、参院40を12月末までに与野党の合意を得るべく枝野幹事長と輿石参院議員会長に本日に指示したことを明らかにした。そのうえで、雇用と成長を重視し、子育て、介護、医療、アジアの成長を日本の成長に取り込むことに重点を置きたいとした。

特に、地域、地方の活性化について、林業の再生を挙げ、林道を整備することで効率化を図り、建設業界の転換、木材の加工、流通を活性させることで地域の再生を図りたいとした。

さらに、同日から始まった国会については、いわゆるねじれをマイナスとばかり考えず、1998年の金融国会の例を挙げて、国民の生活、国民のことを考え与野党合意すれば、かなり困難な法案も通るのではないかとの認識を示した。そのうえで、政局重視でなく、国民生活を重視する視点を野党にも求めた。

続いて、目指す方向性について、不幸をもたらす原因となる貧困、暴力をなくし、孤立化しつつある人が幸せを感じられる、居場所と出番のある社会を目指し、20年間の閉塞状況を打破することに全力を挙げたいとした。

記者の質問に答え、「若い世代に責任をもって引く継ぐためには、しっかりした政権運営を何年か続けたうえ」として、民主党政権を安定したものにするためにも政権を担うとした。《民主党ニュース》

菅内閣総理大臣記者会見-平成22年7月30日|政府インターネットテレビ

政府インターネットテレビの動画です。




【探査機はやぶさ】カプセルなどを相模原市立博物館で公開

7月30日のできごと(何の日)【探査機はやぶさ】カプセルなどを相模原市立博物館で公開
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7年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの一般公開が30日、相模原市で始まった。一目見ようと、朝から長い列ができている。

カプセルの一般公開が行われている相模原市立博物館には、夏休みとあって大勢の親子連れが訪れた。今回は、小惑星の砂が入っているかどうか分析が行われている容器を除き、カプセルを熱から守る部品など、6点が展示されている。地球に帰還した時の高熱で表面が焦げた生々しい姿に、訪れた人たちは見入っていた。カプセル公開は31日まで。《日テレNEWS》

【都営地下鉄・東京メトロ】経営統合に向け協議会開催へ

東京都は30日、都営地下鉄と東京メトロの経営統合をめぐる国との初の協議会を8月3日に開くと発表した。6月に開かれたメトロの株主総会で、猪瀬直樹副知事が利便性の向上などを理由に協議会の開催を国に求めていた。

会合には猪瀬副知事とメトロの梅崎寿社長らのほか、国土交通省鉄道局長や財務省理財局次長らが出席。経営統合の課題などを話し合う予定で、都側は「知事の任期が切れる来春までには何らかの結果を出したい」としている。

石原慎太郎知事は30日の記者会見で「利用者全体のサービス向上のために、一体的な地下鉄サービスの提供は非常に重要だ」と述べ、期待を示した。《共同通信》

【参院本会議】西岡武夫議長を選出

第175回国会が召集された30日午前、参議院本会議が開かれ、日程第一として議長の選挙が行われた。投票の結果、西岡武夫議員が139票を獲得して議長に当選した。

就任の挨拶に立った西岡議長は、「皆さまのご推挙により参議院議長の重責を務めさせていただくことになりました。誠に身に余る光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感致しております。公正・公平を旨として、新たな局面を迎えた本院の円滑なる運営に努め、本院が二院制のもとにおける役割と使命をより一層果たしていけるよう、全力を尽して参る所存でございます」と表明した。

続いて、西岡議長のもとで日程第二として議席の指定を行い、また、副議長選挙が実施され、自民党の尾辻秀久議員が選出された。《民主党ニュース》



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