令和1139日目

2022/06/12

この日のできごと(何の日)

【第90回ルマン24時間】トヨタ5連覇

伝統の自動車耐久レース、第90回ルマン24時間は12日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキットでゴールを迎え、2台体制で臨んだトヨタは平川亮らの8号車が優勝し、5連覇を達成した。平川は最高峰クラスに初出場でルマン初制覇。

連覇を狙った小林可夢偉らの7号車が2位に入り、トヨタ勢は2年連続のワンツーフィニッシュを果たした。

8号車はポールポジション、7号車は2番手からスタートした。2台は序盤から後続を引き離し、先頭争いを展開。8号車は大きなトラブルなく24時間を走り切った。

レースは今季の世界耐久選手権シリーズの第3戦。《共同通信》

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【プロ野球交流戦・12日】

プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は12日、6試合が行われて全日程が終了し、セ・リーグが55勝53敗で2年連続3度目の勝ち越しを決めた。セの2年連続勝ち越しは2005年の導入から18年目(20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止)で初めて。セ、パ両リーグ内の対戦は17日に再開する。

ヤクルトが14勝4敗で4年ぶり2度目の優勝(最高勝率を含む)。個人成績では杉本(オリックス)が打率3割9分1厘で首位打者となり、大山(阪神)が7本塁打、21打点でともにトップとなった。投手では青柳(阪神)が3勝で1位、加藤(日本ハム)とともに、防御率0.00をマーク。

ソ0―3ヤ

ヤクルトが今季2度目の5連勝で、両リーグ最速の40勝。高橋が6安打に抑え、5勝目を今季初完封で飾った。0―0の八回に長岡の適時二塁打で均衡を破り、塩見の2ランで突き放した。ソフトバンクは3番手の又吉が乱れ3連敗。

西11―0広

西武が4本塁打を含む12安打11得点で大勝。オグレディは一回に先制ソロ、四回に2ランを放った。三回は山川の両リーグ最速の20号2ランと外崎の2ランで4点追加した。エンスが7回無失点で4勝目。広島は投打に完敗した。

楽9―2巨

楽天が大勝した。二回に辰己のソロ、武藤、西川、小深田の連続適時打、銀次の2点適時打、辰己の2本目の5号3ランと打者12人、7安打で9点を奪った。則本は7回6安打2失点で4勝目。巨人は山崎伊が1回2/3で5失点と崩れた。

オ1―9神

阪神が3連勝で4位浮上。三回に近本、佐藤輝の連続適時打で2点先行、五回は大山が2点適時打した。佐藤輝は七回に2点二塁打、九回に13号3ランを放って計6打点。ガンケルは1失点で来日初完投し、3勝目を挙げた。オリックスは5連敗。

ロ5―4D

ロッテは一回にマーティンの2ランで先制し、2―2の六回はエチェバリアと荻野の適時打で2点を勝ち越し。八回に荻野の適時三塁打で加点した。佐藤奨が6回2失点でプロ初勝利。DeNAは八回の満塁機を逸したのが響いた。

日2―0中

日本ハムが3連勝。三回に松本剛の二塁打で均衡を破り、六回は清宮の中前打で加点した。加藤が7回無失点で4月19日以来の3勝目、北山が7セーブ目を挙げた。中日は2試合連続12度目の零敗で6連敗を喫し、今季最多の借金8。《共同通信》

【ゴルフ】

宮里藍サントリー・レディース最終日(12日・兵庫県六甲国際GC=6527ヤード、パー72)20歳の山下美夢有が4打差4位からボギーなしの4バーディー、68で回り通算12アンダー、276で逆転優勝した。今季ツアー2勝目で通算3勝目。賞金2700万円を獲得した。

首位から73とスコアを落とした藤田さいきが1打差2位。2週連続優勝を狙った稲見萌寧は通算10アンダーで、勝みなみ、永峰咲希と3位に並んだ。2位から初勝利を狙った18歳の尾関彩美悠は7アンダーで小祝さくららと並ぶ8位。《共同通信》

ASO飯塚チャレンジド最終日(12日・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)26歳の池村寛世が1イーグル、5バーディー、3ボギーの68で通算23アンダーの265とし、第1日から首位を譲らない完全優勝を飾った。昨年10月以来のツアー通算2勝目で、賞金2千万円を獲得した。

19歳の久常涼、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が1打差の2位に並んだ。宮里優作と時松隆光が通算21アンダーで4位。大西魁斗、長野泰雅らが6位、桂川有人は9位だった。《共同通信》

【全日本大学野球】

第71回全日本大学野球選手権最終日は12日、神宮球場で決勝が行われ、亜大(東都)が上武大(関甲新)に7―1で勝ち、20年ぶり5度目の優勝を果たした。上武大の2度目の優勝はならなかった。

亜大は三回に4点を先取し、四回に2点を加えた。青山が上武大打線に反撃を許さず完投した。《共同通信》

【F1】

自動車のF1シリーズ第8戦、アゼルバイジャン・グランプリ(GP)は12日、バクーで決勝が行われ、今季自己最高の8番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は順位を落とし、13位でゴールした。

3番手から出たマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季5勝目、通算25勝目を挙げた。セルヒオ・ペレス(メキシコ)が続き、レッドブル勢が1、2位を占めた。《共同通信》

【福島県葛尾村】帰還困難区域で初めて居住再開

東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質の影響で立ち入りが規制されてきた帰還困難区域のうち、福島県葛尾村野行地区の特定復興再生拠点区域(復興拠点)は12日午前8時、避難指示が解除された。将来にわたって居住を制限するとされた帰還困難区域で、住民が暮らせるようになる避難解除は初めて。

政府は復興拠点での除染とインフラ整備に国費を投入しているが、原発事故から11年が過ぎ住民の帰還意欲は低迷。コミュニティー維持などの課題に直面していくことになる。

野行地区の復興拠点は0.95平方キロ。村によると、住民登録する30世帯82人のうち、帰還意向を示すのは4世帯。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万3394人

国内で12日、新たに1万3394人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別では東京1546人、大阪1151人、沖縄1126人など。死者は埼玉と大阪でそれぞれ3人など計9人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日から3人減り66人だった。

福岡で過去に公表された感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【韓国・李鐘燮国防相】「日本と真剣対話」

韓国の李鐘燮国防相は12日、シンガポールでのアジア安全保障会議で演説し、日韓安保協力の「正常化」に意欲を表明、「日本と真剣に対話する意向だ」と述べた。朴振外相は同日、訪日に前向きな考えを韓国の仁川国際空港で記者団に示した。先月発足した尹錫悦政権は対北朝鮮で日韓や日米韓の連携を重視。外交・安保の閣僚が日本との対話に積極姿勢を見せたことで日韓関係が改善に動くか注目される。

アジア安保会議の期間中、日韓防衛相の2国間会談は開かれなかったが、李氏は岸信夫防衛相と3回ほど簡単に会話する機会があったと記者団に明らかにした。聯合ニュースなどが伝えた。《共同通信》

【北朝鮮】放射砲を発射か

韓国軍合同参謀本部は12日、北朝鮮が同日午前8時7分(日本時間同)から午前11時3分にかけ、放射砲(多連装ロケット砲)とみられる飛翔体を複数発射したと明らかにした。聯合ニュースによると、北朝鮮の西海岸から黄海に向けて5発前後を発射した。

北朝鮮は今月5日、日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射。米韓両軍は対抗して6日に同じ8発の戦術地対地ミサイルを日本海に向け発射している。

北朝鮮の放射砲は韓国を射程圏とする兵器。韓国軍は、米韓で緊密に協力し、徹底した警戒態勢を維持しているとした。《共同通信》

【日中防衛相会談】

岸信夫防衛相は12日、中国の魏鳳和国務委員兼国防相と訪問先のシンガポールで会談し、戦略爆撃機で5月に日本周辺を共同飛行するなど中国とロシアの軍事行動に重大な懸念を伝達した。「わが国に対する示威活動だ」と述べた。「台湾海峡の平和と安定は国際社会にとって極めて重要だ」と強調。両氏は防衛当局間の対話や交流を促進していくことでは一致した。対面形式の日中防衛相会談は2019年12月以来、約2年半ぶり。

会談後、岸氏や日本防衛省が記者団に明らかにした。両氏は東・南シナ海情勢やウクライナ危機など約1時間にわたって議論したが平行線に終わったもようだ。《共同通信》

【オーストラリア、中国】2年半ぶり閣僚対話

オーストラリアのマールス副首相兼国防相は12日、訪問先のシンガポールで中国の魏鳳和国務委員兼国防相と会談した。両国関係は新型コロナウイルスの発生源調査などを巡って冷え込み、首脳・閣僚級の対話は2019年11月以降、電話やオンラインも含め2年半以上実施されていなかった。

公共放送ABCは「外交凍結に終止符が打たれた」と伝えた。ただ両国関係は、南太平洋のソロモン諸島が中国と締結した安全保障協定や、オーストラリアが導入を決めた原子力潜水艦などを巡って緊張した状態が続くとみられる。《共同通信》

【青森県六ケ所村・村長選】

再処理工場などの核燃料サイクル施設が立地する青森県六ケ所村で、任期満了に伴う村長選が12日投開票され、現職の戸田衛氏(75)が元三沢市議の新人山田清彦氏(65)=社民支持=を破り、3選を果たした。投票率は60.05%。

原発の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムなどを再利用する核燃料サイクル政策の是非が争点となり、推進を主張する戸田氏が、中止を訴えた山田氏を抑えた。得票数は戸田氏が4773票、山田氏が246票だった。

戸田氏は当選後、再処理工場完成に向け「歩みを注視していきたい」と語った。原燃は2022年度上半期の完成を目指している。《共同通信》

【英・エリザベス女王】在位が史上2番目に

英国のエリザベス女王(96)は12日、2016年に死去したタイのプミポン前国王と並び、世界史上2番目に在位期間が長い君主となった。女王とプミポン前国王の在位期間は「70年と126日」で、17〜18世紀に約72年にわたって君臨したフランスのルイ14世に次ぐ長さという。英メディアが報じた。

女王は1952年2月6日、父の国王ジョージ6世の病死に伴い25歳で王位を継承し、53年6月2日に戴冠。2007年12月に英史上最高齢の君主となり、15年9月には在位期間が英史上最長になった。英メディアによると、ルイ14世の在位期間は「72年と110日」。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、東部要衝徐々に掌握

英国防省は12日、ロシア軍がウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクとその周辺を徐々に掌握しているとの戦況分析を明らかにした。

ロシア軍は戦闘部隊の増派を模索し続けており、ここ数週間で複数の部隊から配備する準備を始めたようだと指摘した。《共同通信》

激戦が続くウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツク市について、ガイダイ州知事は12日、ロシア軍が川を挟んで西側に隣接するリシチャンスクとを結ぶ橋を破壊したと明らかにした。三つあった橋のうち、残っている一つも攻撃され、民間人の避難路が完全に絶たれる恐れがある。市街戦も続き、ウクライナ軍は13日、セベロドネツク中心部から再び撤退したと発表した。

英国防省は13日までに発表した分析で、ロシアがウクライナへの部隊増派を模索していると指摘。セベロドネツク周辺での戦闘は激化の一途で、川の横断を巡る攻防が戦況を左右する重要な要素の一つとなるとした。

ロシア版マクドナルド開店

ロシアから撤退した米ファストフード大手マクドナルドから事業を引き継いだ新たなハンバーガー・チェーン店が12日、首都モスクワなどで営業を再開した。新店名は「フクースナ・イ・トーチカ」(おいしい、それだけ)。インタファクス通信などによると、再開したのは国内の旧マクドナルド約850店舗のうち15店舗。

マクドナルドがソ連時代の1990年に開いたモスクワ中心部プーシキン広場近くの旧1号店前には、正午(日本時間午後6時)の開店前から長い行列ができた。友人と一緒に並んだコンスタンチンさん(15)は「新しいブランドになって、どんな味なのか早く試したい」と笑顔で話した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは12日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのメッツ戦で出番がなかった。欠場は4月28日以来で、今季2度目。チームは1―4で敗れ、3位に転落した。

左手薬指のけがで負傷者リスト(IL)入りしているカブスの鈴木はヤンキース戦で出場登録されなかった。チームは4―18で大敗し、6連敗。《共同通信》



6月12日 その日のできごと(何の日)