令和1121日目

2022/05/25

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮】弾道ミサイル3発を発射

韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイル3発を発射し、うち1発は大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定されると発表した。バイデン米大統領が就任後初めてのアジア外遊となる日韓歴訪を24日に終えた直後の発射となった。

韓国軍によると、北朝鮮は25日午前6時、6時37分、6時42分に首都平壌郊外の順安(スナン)付近から弾道ミサイルを1発ずつ発射した。ICBMと推定される最初のミサイルは高度約540キロ、飛行距離約360キロだった。

2発目は高度約20キロまで上昇した後にレーダー網から消えた。3発目は高度約60キロ、飛行距離約760キロの短距離弾道ミサイルと推定される。

日本政府も弾道ミサイル2発の発射を探知したと発表。岸信夫防衛相によると、ともに日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したとみられる。

岸田文雄首相は官邸で記者団に対し、「情報収集、船舶などの安全確認を指示した。詳細は確認中だ」と述べた。韓国大統領府は、尹錫悦大統領の主宰で国家安全保障会議(NSC)を開催した。

日米韓は、バイデン氏の日韓歴訪の前後に北朝鮮がICBMを発射する兆候があるとみて警戒を強めていた。

北朝鮮のミサイル発射は、短距離弾道ミサイル3発を発射した今月12日以来で、巡航ミサイルを含めて今年16回目。《産経新聞》

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【プロ野球交流戦・25日】

巨5―3オ

巨人は0―2の一回に岡本和の14号3ランで逆転し、3―3の八回1死二、三塁から岡本和の2点適時打で勝ち越した。4番手の鍬原が今季初勝利、大勢が18セーブ目。オリックスは五回に追い付き粘ったが、八回にビドルが崩れた。

広5―2ロ

広島は1―1の五回にマクブルームの2点二塁打で勝ち越し、六回に野間、菊池涼の連続適時打で2点を加えた。遠藤が七回途中4安打2失点で3勝目を挙げ、栗林が9セーブ目。ロッテの小島は5回3失点で開幕5連敗となった。

D2―8ソ

ソフトバンクが快勝。2―2の五回、相手のミスに乗じてグラシアルの2点適時打や柳町の適時打など4安打を集めて6得点で突き放した。2番手で4回1失点の松本が今季初勝利。DeNAは3失策と守備の乱れから崩れた。

中1―2西

西武が継投で1点差を守って3連勝。1点を先取された直後の二回に山川のソロで追い付き、五回は川越の中前適時打で勝ち越した。与座が6回を1失点で3勝目、増田が12セーブ目を挙げた。中日は打線が振るわず3季ぶりの7連敗。

神1―6楽

快勝の楽天が連敗を4でストップ。0―1の三回に浅村が同点打、四回に辰己が勝ち越しソロ本塁打を放った。浅村は五回には2ラン。今季初登板先発の辛島は5回1失点で一昨年10月以来の白星。阪神は西純が崩れ、3連勝で止まった。

ヤ7―6日

ヤクルトが2試合連続サヨナラ勝ちで4連勝を飾った。4―6の九回無死二、三塁から山崎の1号3ランで逆転した。3番手の大西が3勝目。日本ハムは九回に2点を勝ち越したが、抑えの北山が2試合連続でサヨナラ本塁打を浴びた。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第15節第1日(25日・カシマスタジアムほか=8試合)鹿島は鳥栖と4―4で引き分け、勝ち点30で首位に浮上した。土居や染野のゴールで一時は3点差を逆転したが、最後に追い付かれた。川崎は後半に失点を重ねて湘南に0―4で大敗し、得失点差で2位に後退した。

横浜Mは2―0で京都に勝ち、勝ち点28。柏は6―1で札幌を圧倒し、FC東京は小川の2点などで清水に3―0で快勝した。C大阪は2―0で浦和を下し、名古屋は1―0で福岡に勝って3連勝。神戸―磐田は引き分けた。

広島で複数の選手、スタッフに新型コロナウイルス感染者が出たためG大阪戦は中止となった。《共同通信》

【野口聡一さん】「後輩飛行士に道譲る」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)を6月1日付で退職する宇宙飛行士の野口聡一さん(57)が25日、東京都内で記者会見し「機会を待っている後輩宇宙飛行士に道を譲るべきと考えて決断した」と語った。教育や研究活動など、宇宙関連の仕事への意欲も示した。

決断は自身3回目の宇宙飛行を終えた時だった。「やり残したことはあまりない」。新たな活躍の場を模索しており「1人の民間人として宇宙を盛り上げたい。未来をつくる子どもたちを育成するお手伝いができたらいいと思う」と語った。

飛行士として歩んだ約25年間、記憶に残るのは初めて行った宇宙で見た光景という。《共同通信》

【東京株式市場】

25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に続落した。終値は前日比70円34銭安の2万6677円80銭。米国の景気減速懸念から売り注文が先行した。ただ、割安感のある銘柄が買い戻され上昇に転じる場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は1.68ポイント安の1876.58。出来高は約11億6400万株。

24日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が小幅続伸したものの、経済指標が市場予想を下回ったことが悪材料視されて一時510ドル超下落する場面があった。東京市場もその流れを引き継ぎ、朝方はサービス業や一部のハイテク株に売り注文が集まった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染3万5190人

国内で25日、新たに3万5190人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別では東京3929人、大阪2927人、愛知2392人など。死者は東京8人、埼玉と大阪でそれぞれ5人など計43人だった。

厚生労働省によると、全国の重症者は103人で前日から3人増えた。

千葉や大阪などで過去に公表された感染者が取り下げられた。《共同通信》

【三菱電機】7割拠点で検査不正

三菱電機は25日、一連の検査不正に関し、外部専門家で構成する調査委員会による3回目の報告書を公表し、昨年12月の2回目の報告書発表以降、15の生産拠点で新たに計101件の不正が判明したと明らかにした。不正は前回までの6拠点、計47件から大幅に拡大し16拠点、計148件となった。国内の全22生産拠点のうち、7割で不正が発覚したことになる。

三菱電機の漆間啓社長は記者会見で「お客さま、関係者の皆さまに多大なる心配と迷惑をかけたことを改めておわびする」と謝罪。一部の不正はコスト削減が理由との報告書の指摘について「企業風土の問題だ」と述べ、是正する考えを示した。《共同通信》

【沖縄県・玉城デニー知事】「ゼレンスキーです」

沖縄県の玉城デニー知事は25日、米軍基地問題に関する有識者会議が始まる前に、自らを「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです」とあいさつし、着席した。直後に「冗談です」と打ち消した。

玉城氏は同日の記者会見で発言の意図を問われ「席に着くとき、たまたまゼレンスキーさんの話をしていたので。他意はなかった。不用意に発言し、心からおわびしたい」と陳謝。「ウクライナの状況を軽んじていることは毛頭ない」と釈明した。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】「人権で干渉するな」

中国の習近平国家主席は25日、新疆ウイグル自治区を訪問予定のバチェレ国連人権高等弁務官とオンラインで会談し「人権を口実に他国の内政に干渉してはいけない」と訴え、少数民族ウイグル族の人権問題を巡り独立調査のような姿勢で臨まないようけん制した。共産党機関紙、人民日報(電子版)が伝えた。

米国務省のプライス報道官は24日の記者会見で、バチェレ氏について、中国政府に行動制限される可能性があるにもかかわらず新疆訪問を決めたことは「間違い」だと批判。人権侵害は起きていないとする中国側の宣伝に利用されることを警戒している。《共同通信》

【韓国】輸入規制継続の意向

韓国の趙承煥海洋水産相は25日、日本が解除を求める東京電力福島第1原発事故を受けた水産物の輸入規制を続ける意向を示した。韓国政府の環太平洋連携協定(TPP)への加盟計画に関連し「福島産水産物の輸入は既存の立場に変化がない。国民の安全、健康が重要だ」と記者懇談会で述べた。聯合ニュースが報じた。

韓国市民の間では、日本産食品の安全性に対する不安が現在も残っており、岩手や福島など8県の水産物の輸入を禁じている。

TPP加盟は、日本をはじめとする加盟国すべての同意が必要。韓国では農水産業などの業界から加盟に反対意見がある。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア、防衛力強化を警告

ロシア外務省のザハロワ情報局長は25日、中国とロシアの爆撃機が24日に日本周辺を共同飛行したことに対する日本政府の懸念表明を「根拠のない、ばかげた抗議」と批判し「防衛力の強化で対抗する」と警告するコメントを発表した。

ザハロワ氏は、中ロの合同パトロールは国際法を順守して定期的に行われ、アジア太平洋地域の平和と安定に貢献していると強調。日本側が24日に東京の在日ロシア大使館に「電話による抗議」をし、ウクライナ情勢に絡めて「言いがかりを付けてきた」と非難した。《共同通信》

ゼレンスキー大統領、領土割譲の妥協策に反発

ウクライナのゼレンスキー大統領は25日公表のビデオ演説で、ロシアとの停戦条件を巡って米国などの一部に、領土の事実上の割譲が不可避だとの考えがあるとし、「見せかけの平和のために」妥協することはその地域に住むウクライナ人のことを考えていないと反発した。

ロイター通信によると、キッシンジャー元米国務長官がダボス会議で、ロシアが編入したクリミア半島の返還を諦めるようウクライナに提案。ゼレンスキー氏は、英仏のナチス・ドイツへの融和姿勢が結果的に第2次大戦の惨禍を招いたとされる1938年のミュンヘン会談の教訓を引き合いに出して、キッシンジャー氏を批判した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは25日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュはサンディエゴでのブルワーズ戦に先発し、6回2/3を3安打2失点で2敗目(4勝)を喫した。チームは1―2で敗れた。

カブスの鈴木はレッズ戦に「3番・右翼」でフル出場し、3打数1安打だった。試合は3―4で負けた。エンゼルスの大谷は「1番・指名打者」でレンジャーズ戦にフル出場し、3打数無安打で2三振。チームは2―7で敗れた。

パイレーツの筒香はロッキーズ戦で出番がなかった。チームは10―5で勝った。《共同通信》



5月25日 その日のできごと(何の日)