令和1083日目

2022/04/17

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

ロシア、要衝巡り最後通告

ロシア国防省は17日、包囲攻撃を続けるウクライナ南東部の要衝マリウポリで、製鉄所構内に立てこもったウクライナ側部隊に武器を捨てて降伏するよう要求した。ウクライナ側は応じず、同省は「これ以上の抵抗を続ければ全滅させる」と最後通告を行った。首都近郊などへのミサイル攻撃も継続した。ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、「部隊が全滅すれば交渉に終止符を打つ」と述べ、停戦交渉打ち切りも辞さない考えを表明した。

ロシア国防省はマリウポリの市街地からはウクライナ軍兵士を完全に「排除した」と主張した。《共同通信》

ウクライナのシュミハリ首相は17日、南東部の要衝マリウポリについて「われわれの兵士は最後まで戦う」と述べ、包囲攻撃を続けるロシア軍による降伏要求を拒否した。欧米にさらなる武器の支援を要請。クレバ外相は首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで多数の市民殺害が明らかになったことで、停戦に向けたロシア側との高官協議は中断していると明らかにした。

シュミハリ氏は米ABCテレビに「マリウポリはまだ陥落していない」と強調した。《共同通信》

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【プロ野球・17日】

神1―3巨

巨人は0―1の四回にウォーカーが来日初本塁打となる逆転3ランを放った。赤星は的を絞らせず、七回途中1失点で2勝目を挙げた。阪神はガンケルが一発に泣いて3敗目。打線は糸井のソロによる1点のみとあと一本が出なかった。

D4―5ヤ

ヤクルトが逆転勝ち。0―4の六回に山田の適時打と塩見の犠飛で2点、八回に村上の2点適時打で追い付き、九回に山崎の犠飛で勝ち越した。石山が2年ぶりの白星、マクガフが5セーブ目。DeNAは救援陣が誤算だった。

広4―10中

中日が序盤の猛攻で森下を攻略した。一回にビシエドの先制打などで4点を奪い、二回は鵜飼のソロ、石川昂の2点打などで4点を追加した。先発全員安打で今季最多の18安打。福谷が5回を3失点で今季初勝利。広島は3連勝ならず。

オ4―3西

オリックスは吉田正尚が3打点を挙げて逆転勝ち。0―2の四回に今季初本塁打の同点2ラン、五回は勝ち越しの適時内野安打を放った。六回は佐野皓大が適時打。山田が今季初勝利。西武はエンスが踏ん張れず、打線もつながりを欠いた。

ソ4―14楽

楽天が今季最多17安打、14得点で大勝。西川の初回先頭打者本塁打で先制し、四回は西川の2点二塁打などで7得点。六回に2点、七回も7安打を集め4点を加えた。7回3失点の滝中が初勝利。ソフトバンクは投手陣が大乱調だった。

ロ0―1日

日本ハムが1安打で競り勝った。上沢ら投手陣が踏ん張り、0―0の延長十回に途中出場の万波のソロで均衡を破った。3番手北山が3勝目。ロッテは佐々木朗が8回で一人の走者も許さず14三振を奪ったが、打線が援護できなかった。

プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が17日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で八回まで一人も走者を許さず、0―0の九回表から交代した。史上16人目の完全試合を最年少の20歳5カ月で達成した10日のオリックス戦に続き快投を見せたが、プロ野球史上初となる2試合連続の偉業は逃した。球数は102だった。チームは延長十回、0―1で敗れた。

井口資仁監督は、前人未到の大記録を前に継投した判断について「先々のことを考えると、今日の限界だったのかなと思った。七回を終わった時点でちょっとへばりつつあった」と説明。佐々木は「納得する形で降りた」と振り返った。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第9節最終日(17日・カシマスタジアムほか=6試合)鹿島は名古屋と0―0で引き分け、勝ち点19とした。湘南は1―0でG大阪を破り、今季初勝利。最終盤に山本が得点した。京都は2―0で柏に快勝し、勝ち点15で5位に浮上した。

広島は試合終了間際に失点して磐田と2―2で引き分け、4連勝はならなかった。磐田の遠藤は自身の持つJ1通算最多出場記録が650試合に達した。鳥栖―清水、福岡―C大阪は、いずれも無得点で引き分けた。《共同通信》

【ゴルフ】

KKT杯バンテリン・レディース最終日(17日・熊本県熊本空港CC=6499ヤード、パー72)23歳の植竹希望が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算8アンダーの208で4人が並んだプレーオフを制し、ツアー初優勝を果たした。賞金1800万円を獲得。

プレーオフは通算4勝の西村優菜が1ホール目、小倉彩愛が2ホール目に脱落。吉田優利との争いになり、植竹が6ホール目にバーディーを奪った。

小祝さくらが通算7アンダーで5位、2週連続優勝に挑んだ上田桃子は20位だった。《共同通信》

関西オープン最終日(17日・兵庫県よみうりCC=7180ヤード、パー71)26歳の比嘉一貴が首位から2バーディー、1ボギーの70で回って通算14アンダー、270で逃げ切った。昨年8月以来の通算3勝目で、優勝賞金1600万円を獲得。

2打差2位で出た前年覇者の星野陸也は69で、1打及ばず2位。64をマークしたハン・リー(米国)が通算9アンダーで3位に入った。

岡田絃希が通算8アンダーで4位、木下稜介と岩田寛が5位に入った。アマチュアの蝉川泰果(東北福祉大)は3位から77と崩れ3アンダーの17位だった。《共同通信》

【柔道・全日本女子選手権】

体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は17日、世界選手権(10月・タシケント)女子78キロ超級代表最終選考会を兼ねて横浜武道館で行われ、昨年世界選手権2位の冨田若春がコマツ勢対決となった橋本朱未との決勝で指導3の反則勝ちを収め、2年ぶり2度目の優勝を果たした。世界選手権同級代表にも2年続けて選出された。

25歳の冨田は初戦の2回戦から5試合を勝ち抜き、準決勝で昨年2位の児玉ひかる(東海大)に一本勝ちした。昨年世界女王の朝比奈沙羅(ビッグツリー)は準決勝で橋本に敗れて3位。《共同通信》

【競馬・第82回皐月賞】

第82回皐月賞(17日・中山11R2000メートル芝18頭、G1)クラシック3冠レース第1戦は、5番人気のジオグリフ(福永祐一騎乗)が1分59秒7で優勝した。G1初制覇を果たし、1着賞金1億5千万円を獲得した。

福永騎手はこのレース2年ぶりの2勝目、木村哲也調教師はクラシック初勝利。

中団外側の6、7番手を進んだジオグリフは、最後の直線半ばで先頭に立った3番人気のイクイノックスを外から力強い末脚でとらえた。2着は1馬身差でイクイノックス、さらに1馬身1/4差の3着は昨年の最優秀2歳牡馬で1番人気のドウデュースだった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染3万9291人

国内で17日、3万9291人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比べて約1万人少ない。内訳は東京5220人、神奈川3234人、大阪2707人など。死者は東京と大阪で各5人、千葉で4人など計26人が報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は219人で前日より3人減った。

群馬や千葉などで、過去に公表された感染者の取り下げがあった。《共同通信》

都市封鎖の上海、連日の感染者増

中国の衛生当局は17日、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を続ける上海市で、空港検疫などを除き16日に2万4820人の新規感染者を確認したと発表した。うち約87%の2万1582人が無症状。1日当たりの感染者数は2日連続で増加した。

中国本土全体の新規感染者は2万6016人だった。《共同通信》

新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国上海市で、感染した住民の飼い犬が撲殺された。感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策は「大切な家族の一員」であるペットも危機にさらしている。

今月上旬、飼い主を乗せた車を追いかけたコーギー犬が防護服姿の人にシャベルで殴られ、血を流して動かなくなった。中国のSNSに関連動画が出回った。

中国メディアによると、飼い主は感染が判明して隔離施設に移送されるところだった。殺したのは町内会に相当する組織の関係者で、組織側は「コロナウイルスがいるのではないかと恐れた。配慮が足りなかった」と釈明した。《共同通信》

【故・石原慎太郎さん】海へ散骨

2月に89歳で死去した元東京都知事で作家の石原慎太郎さんの海上散骨式が17日、神奈川県葉山町の名島沖で行われた。慎太郎さんの長男で自民党の石原伸晃元幹事長が共同通信の取材に「父の私への遺言で『骨の一部は愛した湘南の海に戻してくれ』と言われたので、散骨式を執り行った」と明らかにした。

伸晃さんによると、散骨式は地元のヨットクラブが主催。伸晃さんの他、次男でタレントの良純さん、三男で自民党衆院議員の宏高さん、四男で画家の延啓さんらが出席した。海上には、慎太郎さんをしのんでヨット三十数艇が集まった。《共同通信》

【岸田文雄首相】「食料自給率向上を」

岸田文雄首相は17日、石川県輪島市での車座集会で、ロシアによるウクライナ侵攻を受けた世界の食料価格高騰を踏まえ「日本の農業に関して言えば、食料自給率を上げないといけない」と強調した。同時に「農業の国際競争力強化にも取り組みたい」と語った。

対ロシア追加制裁の一環である一部の木材の輸入禁止に関連し「住宅業界が大騒ぎしており、改めて林業の大切さが見直されている。農林水産業など命を支える産業が大切だ」と述べた。

ウクライナは有数の穀物生産国で知られる。《共同通信》

【自民党・麻生太郎副総裁】首相を評価

自民党の麻生太郎副総裁は17日、福岡市で講演し、岸田文雄首相の政権運営を評価した。「みんなが『大丈夫か。頼りない顔だな』と言っていたが、やらせてみたらそこそこやる」と述べた。

首相経験者の安倍晋三氏や自身の名前を挙げ「売られたけんかは必ず買うみたいな顔では駄目だ」と指摘。岸田首相について「控えめで柔和な人の方が、今みたいな時にきちんとやれる」とも語った。《共同通信》

【北朝鮮】「戦術核用」ミサイル発射

北朝鮮メディアは17日、「新型戦術誘導兵器」の発射実験を金正恩朝鮮労働党総書記が視察し、実験は成功したと報じた。戦術核の搭載へ向けた開発だと主張。固体燃料の短距離弾道ミサイルを発射したもようだ。韓国軍によると、北朝鮮東部の咸興から16日午後6時(日本時間同)ごろ、2発の飛翔体が日本海へ向け発射され、約110キロ飛行した。発射実験はこれを指すとみられる。

金正恩氏は昨年1月の党大会で戦術核の開発を表明した。北東部豊渓里の核実験場では坑道掘削の動きが確認されており、日米韓は核実験を準備している可能性もあるとみて警戒を強めている。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

エルサレムにあるイスラム教とユダヤ教双方の聖地「神殿の丘」やその周辺で17日、パレスチナ人とイスラエル警察が衝突した。イスラエル紙ハーレツによると、パレスチナ人17人が負傷。両者は15日の衝突で150人以上が負傷したばかりで、緊張が続いている。

イスラエル警察などによると、多数のユダヤ人が神殿の丘を訪問し、反発したパレスチナ人がバリケードを築くなどして妨害。警察部隊が介入し衝突に発展した。

現在、イスラム教のラマダン(断食月)とユダヤ教の祝祭「過越の祭」の期間が重なるため、両者の宗教心の高まりもあり、衝突が起きやすい状況になっている。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは17日、各地で行われ、カブスの鈴木はデンバーでのロッキーズ戦に「5番・右翼」でフル出場し、七回に右越えへ4号ソロを放ち3打数1安打1打点だった。開幕から8試合連続安打。チームは6―4で勝った。

パドレスのダルビッシュはブレーブス戦に先発し、6回2/3を4安打1失点の好投で今季初勝利(1敗)を手にした。メジャーでの通算勝利数は黒田博樹を抜いて日本勢で単独2位の80勝(68敗)とした。試合は2―1だった。

レンジャーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場したエンゼルスの大谷は、5打数1安打1打点で3試合連続本塁打はならなかった。《共同通信》

米大リーグは17日、第2週が終了し、ア・リーグの西地区は大谷のエンゼルスが6勝4敗で首位に立った。0.5ゲーム差の2位にアストロズ。

東地区は菊池と加藤のブルージェイズが6勝4敗のトップで、沢村のレッドソックスは0.5ゲーム差の2位。中地区はホワイトソックスが6勝3敗で唯一勝ち越した。

ナ・リーグ中地区は5勝3敗で首位のカージナルスを、鈴木のカブスと筒香のパイレーツが0.5ゲーム差で追う。

西地区はドジャースとジャイアンツがともに7勝2敗で好スタートを切り、ダルビッシュのパドレスは2ゲーム差の4位。東地区は7勝3敗のメッツがトップだ。《共同通信》



4月17日 その日のできごと(何の日)