令和1065日目
2022/03/30
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ侵攻】
ロシア軍、東部2州制圧に集中
ロシアがウクライナとの停戦交渉で軍事作戦を大幅縮小すると発表した首都キエフの戦況について、副市長は30日「昨夜は比較的平穏だった」と述べた。ただ郊外では戦闘が続いているという。ロシア軍はマリウポリを含む東部2州に戦力を集中、完全制圧を狙う構え。米国の「戦争研究所」は29日、マリウポリが「数日内に陥落しそうだ」と予測した。
両国は30日、トルコ・イスタンブールで29日に行った停戦交渉でウクライナが示した安全保障の枠組み創設など、和平合意提案を具体化する作業に入った。《共同通信》
米ウクライナ首脳が電話会談
バイデン米大統領は30日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、ロシアによるウクライナ侵攻への対応を協議した。ホワイトハウスが発表した。
両首脳はウクライナとロシアが進める停戦交渉や各地の戦況について意見交換し、バイデン氏はウクライナ国民への支援を継続する意向を伝えたとみられる。《共同通信》
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【選抜高校野球大会】第10日
選抜高校野球大会第10日は30日、準決勝が行われ、近江(滋賀)と大阪桐蔭が決勝に進んだ。近江は春は初の決勝進出で、大阪桐蔭は3度目の優勝を果たした2018年以来4年ぶり。近畿勢同士が決勝で対戦するのは18年以来。
近江は浦和学院(埼玉)に延長十一回、5―2でサヨナラ勝ち。近江は新型コロナで辞退した京都国際に代わり、繰り上がりで出場。代替出場校の決勝進出は史上初めて。春に滋賀県勢が決勝に進むのも初。
大阪桐蔭は国学院久我山(東京)に13―4で快勝した。大阪府勢の決勝進出は4年ぶり。《共同通信》
【プロ野球・30日】
ロ3―4ソ
ソフトバンクが接戦を制して開幕5連勝。2―3の七回2死満塁からグラシアルと栗原が続けて押し出し四球を選び逆転した。2番手の藤井が2勝目を挙げ、森が4セーブ目。ロッテは3番手の鈴木が制球難でリードを守れず3連敗。
オ1―6楽
楽天が3連勝。早川は切れのある直球を制球良く投げ込み、7回1失点で今季初勝利を挙げた。打線は一回に島内の2点二塁打などで3点を先行し、4―0の六回は浅村、島内の連続適時打で2点を加えた。オリックスは4連敗。
日3―5西
西武が逆転で4連勝を飾った。0―1の六回に2死から単打7本をつないで一挙5点を奪った。松本が六回途中5安打3失点で今季初勝利。増田が2セーブ目を挙げた。日本ハムは打線がつながらず、開幕5連敗となった。
ヤ1―3巨
巨人は四回にポランコの来日初本塁打と小林の適時二塁打で2点を先行し七回にウィーラーのソロで加点した。メルセデスが六回途中まで無失点と好投。継投で逃げ切り大勢が4セーブ目を挙げた。ヤクルトは打線が2安打に終わった。
広8―3神
広島が29年ぶりの開幕5連勝とした。床田が制球良く投げて7回を1失点で白星。打線は六回に坂倉が同点打を放ち、会沢の適時打などで2点勝ち越し。終盤も攻め立てた。阪神は伊藤将が粘ったが、貧打に拙守も重なって開幕5連敗。
中6―7D
DeNAが逃げ切って2連勝。三回までに関根の適時打などで4点を先行。六回に3点を加え、苦しみながらも継投でしのいだ。石田が7回2失点で白星を挙げ、山崎が今季初セーブ。中日はプロ初登板の高橋宏が5回4失点と乱れた。《共同通信》
【福岡市】中学校長が部下の人事希望改ざん
部下から提出された人事希望の書類を勝手に書き換えたとして、福岡市教育委員会は30日、南区にある市立中の男性校長(59)を停職3カ月の懲戒処分にした。校長は「自分に対する姿勢が不満だった」と説明している。同日付で退職した。
市教委によると、校長は1月、砂消しで消したり複写したりして、教頭と教諭の計5人から提出された留任や異動先の希望を書き換えた。書類を受け取った市教委が異変に気付き発覚。調査の中で、部下の会話をレコーダーで秘密に録音していたことも判明した。《共同通信》
【外務省】ワゴン車突っ込む
30日午後6時半ごろ、東京・霞が関の外務省の玄関付近にワゴン車が突っ込んだ。警視庁は建造物侵入と建造物損壊の疑いで、運転していた自称都内在住で自営業の男(45)を現行犯逮捕した。
警視庁によると、男の車は外務省前の道路から右折して敷地内に侵入し、玄関付近の柱に突っ込んで止まった。同省の警備員2人が男を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡した。
現場で目撃した共同通信の記者によると、男は運転席から自分で降りて「外務省に話したいことがあった」などと繰り返し叫んだ。警備員らに「伏せろ」と言われ、地面に腹ばいになったところを刺股で押さえられた。《共同通信》
【佳子内親王殿下】都市緑化祭であいさつ
秋篠宮家の次女佳子さまは30日、東京・元赤坂の赤坂御用地の宮邸から、熊本市の熊本城ホールで開かれた「全国都市緑化祭」の式典をオンラインで視聴された。式典にビデオメッセージを寄せ、都市緑化は気候変動やヒートアイランド現象の対策に役立つとした上で「緑化推進の輪がさらに大きく、世代や地域を超えて広がっていくことを願う」とあいさつした。
会場では、佳子さまが赤坂御用地でサクラの苗木を植える様子を収録した映像も流された。佳子さまは式典後、緑化活動への貢献で表彰された関係者とオンラインで懇談した。《共同通信》
【防衛省】ロシア艦艇の動向を警戒
防衛省統合幕僚監部は30日、ロシア海軍の情報収集艦1隻が対馬海峡付近を通過し、日本海から東シナ海へ入ったのを確認したと発表した。この収集艦は20日には、対馬付近を往復する航行をしていた。同省は、繰り返し同じ付近で活動する意図を分析するとともに、ロシア艦艇の動向を警戒している。
防衛省によると、収集艦は29日午後2時ごろ、長崎・対馬の東北東約60キロを航行。その後、南寄りに進み、対馬海峡の日本側の海域から東シナ海方向へ向かった。海上自衛隊の哨戒機や艦艇が監視に当たった。
対馬付近では24日以降、駆逐艦が日本海から東シナ海へ移動するのも確認されている。《共同通信》
【中ロ外相会談】
中国を訪問したロシアのラブロフ外相と王毅国務委員兼外相が30日に会談し、ウクライナに侵攻したロシアと米欧との対立激化を背景に、中ロ両国が戦略的パートナー関係の強化を続けることで合意した。国際問題の協議を緊密にし、一致した立場を取る方針も確認した。ロシア外務省の発表をタス通信が伝えた。ウクライナ侵攻後のロシア閣僚の訪中は初めて。
会談でラブロフ氏は、立場の似た国々と連携し「多極的で公正、民主的な世界秩序」を構築しようと呼び掛けた。米欧の制裁への対応や経済協力を協議したとみられる。《共同通信》
【東京株式市場】
30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比225円17銭安の2万8027円25銭。期末配当を受け取る権利が確定した投資家による売り注文が膨らんだ。外国為替相場で円安ドル高基調から一転して急激に円が買い戻されるなど変動幅が大きくなったことを警戒し、投資家のリスク回避姿勢が強まったことも相場を押し下げた。
東証株価指数(TOPIX)は24.06ポイント安の1967.60。出来高は約14億株。《共同通信》
【COVID-19】国内新規感染5万3753人
国内で30日、新たに5万3753人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は東京9520人、大阪4517人、埼玉3804人など。
死者は東京で10歳未満の男児1人を含む11人のほか、大阪で23人など計96人が確認された。
厚生労働省によると、重症者は前日から18人減って655人だった。
沖縄や千葉などで過去に公表された感染者の取り下げがあった。《共同通信》
◇
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は30日会合を開き、全国の感染状況を分析。直近1週間の全国の新規感染者数は、前の週と比べて1.04倍となり、約1カ月半ぶりに増加に転じた。専門家組織は「リバウンドの可能性も懸念される」として注意を呼び掛けた。
国立感染症研究所は、オミクロン株の派生型「BA・2」の割合が週内に6割に達し、主流化するとの推計を示した。
分析結果によると、29日までの直近1週間の新規感染者数は、北海道や東京、大阪、福岡、沖縄など各地で前週よりも増加した。
東京は検査の陽性率が上昇しており、リバウンドの兆候がみられるという。《共同通信》
【ブルース・ウィリスさん】俳優引退
米アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリスさん(67)は30日、最近になって失語症との診断を受けたと公表し、俳優業から引退する意向を明らかにした。親族が声明を発表した。疾患が「(ウィリスさんの)認知能力に影響を与えている」としている。
詳しい症状は不明だが、親族は声明で「熟慮の末、ブルースは彼自身にとって大きな意味を持つキャリアから離れることにした」と説明。長年にわたるファンのサポートに謝意を示した。
ウィリスさんは「ダイ・ハード」(88年)の主人公ジョン・マクレーン役などで人気を博した。《共同通信》
【宮崎学さん】死去
自伝的著作「突破者」や、暴力団や社会問題を扱った著作で知られる作家の宮崎学さんが30日、老衰のため死去した。76歳。京都市出身。
週刊誌記者や解体業などを経て、1996年に「突破者」でデビュー。警察や事件、暴力団を扱った作品を多く執筆。グリコ・森永事件の「キツネ目の男」として疑われたことでも知られ、反権力やアウトローの視点から発信を続けた。「ヤクザと日本」など著書多数。《共同通信》