令和1060日目
2022/03/25
この日のできごと(何の日)
【プロ野球】開幕
プロ野球は25日、開幕した。今季は3年ぶりに新型コロナウイルスによる政府や自治体のイベント人数制限がないスタートとなり、延長戦も3年ぶりに十二回制で実施する。交流戦18試合を含む143試合で行い、クライマックスシリーズ(CS)も通常通り開催する。
2年連続日本一を狙うヤクルトは大阪市の京セラドーム大阪で阪神と、パ・リーグを制したオリックスは埼玉県所沢市のベルーナドームで西武と対戦。「ビッグボス」こと新庄剛志新監督が注目を集める日本ハムは福岡市のペイペイドームで、藤本博史新監督の下2年ぶりの日本一を狙うソフトバンクとの顔合わせ。
ソ4―1日
ソフトバンクは0―1の八回、1死満塁から新外国人のガルビスが逆転本塁打を放ち、6年連続で開幕戦を制した。津森が1勝目。先発の千賀は7回1失点だった。日本ハムは継投で逃げ切りを図ったが、西村が手痛い一発を浴びた。
楽0―4ロ
ロッテが3年ぶりの開幕戦白星を挙げた。六回に中村奨の2点適時打などで3点を先行し、八回にレアードの適時二塁打で加点した。石川が7回を3安打に抑え、ゲレーロ、益田とつなぎ無失点リレー。楽天は則本が粘れなかった。
D3―11広
広島が先発全員の17安打で大勝。二回に末包、大瀬良の適時打などで3点を先行し、六回は会沢の2点適時打などで5点を加えた。大瀬良は七回途中3失点で白星。DeNAは東が六回途中4失点と踏ん張れず、守備のミスも響いた。
神8―10ヤ
ヤクルトが逆転勝ち。7―8の九回に山田の一発で追い付き、サンタナの2打席連続2ランで勝ち越した。八回には4点を返すなど、両チーム合わせて30安打の乱打戦を制した。阪神は救援陣が振るわず、7点差をひっくり返された。
巨4―2中
巨人が逆転勝ち。1―2の五回2死から広岡の適時二塁打で追い付き、ポランコと岡本和の連続適時打で勝ち越した。菅野は6回2失点にまとめ開幕戦5勝目。新人大勢がプロ初登板でセーブを挙げた。中日は大野雄が精彩を欠いた。
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【大相撲春場所】13日目
大相撲春場所13日目(25日・エディオンアリーナ大阪)元大関の平幕高安が大関貴景勝を熱戦の末に上手投げで破り、12勝1敗で単独首位に立った。新関脇若隆景は新大関御嶽海に寄り切られ、2敗に後退。14日目に高安が大関正代に勝ち、若隆景が貴景勝に敗れれば、高安の初優勝が決まる。
御嶽海は10勝目を挙げ、貴景勝は5敗目。かど番の正代は琴ノ若に寄り切られて6敗目を喫し、琴ノ若は3敗を守った。新関脇阿炎は7勝目。
1敗の高安を2敗で若隆景が追い、3敗で御嶽海と琴ノ若が続く。十両は2敗の竜電が単独首位。《共同通信》
【選抜高校野球】第7日
選抜高校野球第7日は25日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、近江(滋賀)、金光大阪、国学院久我山(東京)が準々決勝に進んだ。
近江は聖光学院(福島)に7―2で快勝した。山田が5安打に抑えて2失点完投し、19年ぶりの8強。近江は新型コロナ禍で辞退した京都国際に代わり、繰り上がりで出場。代替出場校の8強は1992年の育英(兵庫)以来、4校目。
金光大阪は木更津総合(千葉)にタイブレークの末、延長十三回、4―3で逆転サヨナラ勝ち。古川が5安打完投し、春夏通じて初のベスト8。
国学院久我山は高知を6―3で下して、甲子園大会で初の8強。2人の継投で3点に抑えた。《共同通信》
【フィギュアスケート・世界選手権】
フィギュアスケートの世界選手権第3日は25日、フランスのモンペリエで行われ、女子で北京五輪銅メダルの坂本花織(シスメックス)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の155.77点を出し、自己ベストの合計236.09点で初制覇した。日本勢で2014年大会の浅田真央以来8年ぶりで6人目。
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が合計217.70点で2位。樋口新葉(明大)は11位、初出場の河辺愛菜(木下アカデミー)は15位。日本は上位2人の順位合計が「13」以内となり、来年の世界選手権(さいたま市)の出場枠で最大3を確保した。《共同通信》
【COVID-19】国内新規感染4万7471人
国内で25日、新たに4万7471人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京7289人、埼玉4145人、大阪3783人、神奈川3772人など。死者は大阪32人、埼玉と東京で各11人、京都8人など計115人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は733人で前日より158人減少した。
過去に公表された感染者について、宮城や千葉、福岡などで取り下げがあった。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ロシア、東部制圧に集中
ウクライナ侵攻を続けるロシアの国防省は25日、作戦の第1段階の目的をほぼ達成したと表明し、親ロ派武装勢力が一部を実効支配する東部ドンバス地域の制圧に集中する姿勢を鮮明にした。米国防総省高官は、首都キエフ周辺でロシア軍に進軍の兆候はなく、ドンバス地域に集中していると分析。ウクライナ側の激しい抵抗で苦戦し、戦略転換に追い込まれた可能性がある。
ロシア軍は2月24日の侵攻開始後、短期間でキエフを制圧する戦略を立てていたとみられる。一気にキエフ近郊まで迫ったものの、ウクライナ側の抵抗でロシア軍は守勢となっている。《共同通信》
ロシア、北方領土で3千人超演習
ロシア軍は25日、クリール諸島(北方領土と千島列島)で3千人以上が参加する軍事演習を開始したと発表した。インタファクス通信が伝えた。演習はロシアが近年軍備を増強している北方領土を中心に実施されているとみられる。
ロシア外務省が21日に北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した後、現地での軍事演習は初めて。数百台の軍用車両などが参加して、敵の上陸に反撃する演習などが行われている。
日本はウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した。ロシア外務省は声明で「ウクライナ情勢に関する日本側による一方的で非友好的な関係の制限」を批判していた。《共同通信》
米大統領、対ロシアの最前線訪問
バイデン米大統領は25日、ロシアが侵攻を続けるウクライナとの国境近くにあるポーランド南東部ジェシュフを訪問した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドは、ウクライナに対する米欧の軍事、人道支援の最前線。米軍最高司令官であるバイデン氏は自ら足を運ぶことで「NATO領土の隅々まで守る」決意を示す狙いだ。
バイデン政権は今年既に、ポーランドにハリス副大統領、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官を相次ぎ派遣。大統領訪問にはブリンケン、オースティン両長官が同行し、手厚い態勢でNATOの結束やウクライナへの連帯を強調する。《共同通信》
ロシア軍、死者1351人に
ロシア国防省は25日、ウクライナに侵攻したロシア軍の死者が1351人に達し、3825人が負傷したと発表した。2月24日の侵攻開始から25日で30日目。1カ月の戦闘で5千人以上が死傷したことになる。
国防省はウクライナ軍側の人的被害について、これまでに約1万4千人が死亡、約1万6千人が負傷したと推定されると発表した。《共同通信》
【サウジアラビア】フーシ派、国営石油施設に攻撃
サウジアラビアの国営通信は25日、サウジ西部ジッダにある国営石油サウジアラムコの施設がイエメンの親イラン組織フーシ派の攻撃を受け、石油タンク2カ所から出火したと伝えた。死傷者はいなかったという。
ジッダでは27日、自動車のF1シリーズの大会が開催予定。ロイター通信によると、主催者側は安全対策を図った上で予定通り開催すると表明した。フーシ派は25日、ジッダなどサウジ各地を標的に弾道ミサイルや無人機で攻撃したとの犯行声明を出した。
サウジは2015年にイエメン内戦に軍事介入し、フーシ派の拠点を空爆。同派は報復としてサウジ領内を攻撃してきた。《共同通信》