令和960日目

2021/12/15

この日のできごと(何の日)

【プロ野球】NPBアワーズ

プロ野球の年間表彰式「NPBアワーズ」が15日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀選手(MVP)にセ・リーグはヤクルトの村上宗隆内野手(21)、パ・リーグはオリックスの山本由伸投手(23)が選出された。最優秀新人(新人王)は、セが広島の栗林良吏投手(25)、パはオリックスの宮城大弥投手(20)が選ばれた。

村上は4番として全143試合に出場。39本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得するなどチームの6年ぶりのリーグ制覇に貢献した。山本は今季26試合に登板し、18勝5敗、防御率1.39、206奪三振、勝率7割8分3厘。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率と投手の主要なタイトルを総なめにし、エースとしてチームを25年ぶりのリーグ優勝に導いた。

社会人1年目の栗林はプロ野球の新人最多記録に並ぶ37セーブをマーク。今夏の東京五輪では、日本代表の抑えとして全5試合に登板し、2勝3セーブで金メダル獲得にも貢献した。宮城は高卒2年目ながら、いずれもリーグ2位となる13勝(4敗)、防御率2.51の好成績を挙げ、25年ぶりのリーグ制覇を支えた。

プロ野球担当記者らによる投票で決まり有効投票総数はセが306票、パが286票。MVPは3人連記で1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点の合計点で争い、村上は287票、山本は283票の1位票を集めた。新人王は栗林が201票、宮城が255票だった。《産経新聞》

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【千葉県八千代市】牛丼店に包丁男立てこもり

15日午後4時10分ごろ、千葉県八千代市八千代台西、牛丼チェーン店「吉野家八千代台西口店」に包丁を持った男が押し入り、約1時間半立てこもった。駆け付けた警察官が男を銃刀法違反と建造物侵入の容疑で現行犯逮捕した。けが人はいなかった。

県警によると、店の関係者から「包丁を持った男が調理場に入ってきた」と110番。男は包丁を持った状態で店員に「警察を呼べ」と要求した。15人前後の警察官が店内に入り男を説得。午後5時半ごろ、調理場付近で取り押さえた。

男は取り調べに対し黙秘。40〜50代くらいで、従業員と面識はないとみられる。県警は男の身元や動機を調べている。《共同通信》

【辺野古埋め立て訴訟】二審も沖縄県敗訴

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、県の埋め立て承認撤回を国土交通相が取り消す裁決をしたのは違法として、県が行政事件訴訟法に基づき裁決取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(谷口豊裁判長)は15日、訴えを却下した一審那覇地裁判決を支持し、県の控訴を棄却した。

政府が辺野古沿岸に土砂投入を始めてから14日で3年。移設阻止を掲げる玉城デニー知事は国と裁判で争い続けるが、今回も県敗訴となった。

県は2018年、埋め立て予定海域の東側に軟弱地盤が見つかったことなどを根拠に承認を撤回。国交相は19年、撤回を取り消す裁決をした。《共同通信》

【東京株式市場】

15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。割安感がある銘柄に買いが入り、相場を支えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、値動きは限られた。

終値は前日比27円08銭高の2万8459円72銭。東証株価指数(TOPIX)は10.29ポイント高の1984.10。出来高は約9億9023万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染175人

国内で15日、新たに175人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京29人、群馬27人、大阪17人、神奈川16人など。死者は京都で1人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は27人で前日と同じだった。

また過去の感染者について神奈川で3人、京都で1人の取り下げがあった。《共同通信》

オミクロン株に15人感染

厚生労働省は15日、海外から到着した20〜70代の男女15人がオミクロン株に感染しているのを新たに確認したと発表した。国内の感染者は計32人となった。15人はそれぞれ別の飛行機に乗っており、同乗者千人以上が新たに濃厚接触者として健康観察の対象になった。

感染が判明した15人のうち無症状の人が複数いる一方で、せきなどを訴える人もいるという。

15人は英国や米国、アフリカなどに滞在。日本には7〜12日に羽田、成田、関西の各空港に到着した。うち3人は到着時の検査では陰性だった。多くはワクチンを接種済みだったという。《共同通信》

【独・ショルツ首相】米との結束強調

ドイツのショルツ新首相は15日、連邦議会(下院)で初の施政方針演説を行った。米国との同盟は自国の安全保障に不可欠だと述べ、両国の結束を強調。欧州が懸念を強める中国の人権問題を「注視する」とし、ウクライナ国境付近に軍を展開させるロシアにも、ウクライナ侵攻は「高い代償」を伴うと警告した。中ロを明確にけん制した形だ。

ショルツ氏は北大西洋条約機構(NATO)の重要性にも言及し、歴代のドイツ政権と同様、米欧の協調を安全保障分野の基軸に据えるとともに、中ロの専制主義に妥協しない姿勢を示した。《共同通信》



12月15日 その日のできごと(何の日)