令和769日目
2021/06/07
この日のできごと(何の日)
【立憲民主党・本多平直衆院議員】「14歳と性交、逮捕不当」
立憲民主党の本多平直衆院議員(56)=比例北海道ブロック=は7日夜、5月10日の党性犯罪刑法改正のワーキングチーム(WT)で、性交同意年齢の議論の際に「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言したのは自身であると認め、「真摯に反省し、認識を深めていく」とするコメントを発表した。
本多氏は「低年齢当事者を保護するために成人を処罰対象とすることの必要性を認識している」と説明した上で、刑事罰のあり方を考える上で「特異な例外事例の存在など緻密な検討が必要だと考えた。しかしながら、私の発言は、例外事例としても不適切」として謝罪し、発言を撤回した。
福山哲郎幹事長も7日夜、本多氏に口頭で厳重注意したと発表した。福山氏はこの発表に先立つ同日午後、記者団に「(広範にわたる)議論の中での発言だし、本人が言い過ぎたと撤回しているので、それでいいのではないか」と述べ、党が発言者への注意や氏名公表をしない考えを示していた。
7日昼にWTが決定した中間報告では、「50歳近くの〜」の発言について、本多氏から「興奮していたので覚えていない。本意ではない」と撤回の申し出を受けたとして、報告から削除した。
一方、「中学生から成人を口説いて恋愛関係になり性交に至る場合もある」といった出席者の発言は中間報告に残した。《産経新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染1278人
国内の新型コロナウイルス感染者は7日、41都道府県と空港検疫で新たに1278人が確認された。死者は75人、重症者は1120人だった。
東京都では新たに235人の感染が確認された。1週間前から25人減り、3回目の緊急事態宣言が発令された4月25日以降で最少となった。直近1週間の平均新規感染者は422・9人で、前週(547・1人)の77・3%となった。《読売新聞》
【東京株式市場】
7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米経済回復に伴う量的金融緩和の早期縮小への警戒感が和らぎ、前週末の米株が上昇したことを好感した買い注文が優勢となった。
終値は前週末比77円72銭高の2万9019円24銭。東証株価指数(TOPIX)は1.66ポイント高の1960.85。出来高は約9億4592万株だった。《共同通信》
【サッカー・W杯】アジア2次予選
サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選は7日、大阪・パナソニックスタジアム吹田などで行われ、日本がタジキスタンに4−1で快勝した。古橋(神戸)の先制後に2次予選初の失点を喫したが、南野(サウサンプトン)の予選7試合連続ゴールで勝ち越し。後半は橋本(ロストフ)川辺(広島)の代表初得点で突き放した。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位で、既にF組1位での最終予選進出を決めていた日本は7戦全勝で勝ち点21。FIFAランク121位のタジキスタンは勝ち点10のまま2位。《共同通信》
【柔道・世界選手権】第2日
柔道の世界選手権第2日は7日、ブダペストで男女各1階級が行われ、男子66キロ級で世界ランキング5位の丸山城志郎(ミキハウス)が2019年に続く2連覇を達成した。決勝は同1位のマヌエル・ロンバルド(イタリア)に優勢勝ちした。
27歳の丸山は阿部一二三(パーク24)に敗れた昨年12月の東京五輪代表決定戦以来の実戦だった。
女子52キロ級は27歳の志々目愛(了徳寺大職)が17年以来2度目の優勝。初戦の2回戦から4試合を制して進んだ決勝で、アナ・ペレスボクス(スペイン)に一本勝ちした。
今大会に東京五輪日本代表は出場しない。《共同通信》
【テニス・全仏オープン】第9日
テニスの全仏オープン第9日は7日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス4回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が勝ち、12年連続で準々決勝に進んだ。ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が最終セットに棄権した。
女子シングルス4回戦では第24シードで17歳のコリ・ガウフ(米国)が第25シードのオンス・ジャブール(チュニジア)に6−3、6−1で快勝し、四大大会で初の8強入りを決めた。
◇
テニスの全仏オープン車いすの部は7日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はアルフィー・ヒューエット(英国)に3−6、4−6で敗れ、3年ぶり8度目の優勝を逃した。ヒューエットは2年連続3度目の制覇。
四大大会では2月の全豪オープン準決勝に続き、ヒューエットにストレートで屈した。
女子ダブルス決勝は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)ジョーダン・ホワイリー(英国)組が、第1シードのディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)に3−6、4−6で敗れ、準優勝に終わった。
【韓国・ソウル中央地裁】元徴用工の訴え却下
韓国のソウル中央地裁は7日、韓国人元徴用工や遺族が日本製鉄など日本企業16社を相手取った損害賠償請求訴訟で、訴えを却下する判決を出した。地裁は、原告の個人請求権は1965年の日韓請求権協定では消滅していないが「訴訟では行使できない」と判断した。
18年の韓国最高裁判決は、日本企業に賠償を命じている。
地裁判決は、請求権協定が条約に相当し、原告の請求を認めることは条約の順守を定めた国際法に反する可能性を指摘。仮に原告の請求を認める判決が確定し賠償に向けた強制執行が実施された場合、国家の安全保障や秩序維持を侵害し、権利の乱用に該当するとした。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは7日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、1打数無安打、3四球1得点だった。二回に2試合連続で今季9個目の盗塁を決めた。チームは8−3で勝った。
レッドソックスの沢村はマーリンズ戦で5−2の六回途中から4番手で登板し、1回1/3を無安打無失点、2三振1四球で2勝目(0敗)を挙げた。チームは5−3で勝って5連勝。
秋山が所属するレッズ、筒香のドジャースは試合がなかった。《共同通信》