令和603日目

2020/12/23

この日のできごと(何の日)

【香港】黎智英氏、保釈

香港高等法院(高裁)は23日、香港国家安全維持法(国安法)違反と詐欺の罪で起訴された香港紙、蘋果日報(リンゴ日報)創業者の黎智英氏が申請した保釈を許可した。黎氏は同日深夜、保釈された。黎氏は中国の習近平指導部が危険人物と見なす民主派の大物。国安法施行により中国の統制強化が進む中、司法の独立が一定程度機能していることを示した形だ。

保釈条件には、メディアのインタビューやツイッターなどを通じた言論の発表禁止のほか、外国政府職員との面会禁止、原則として自宅を離れないことが含まれている。保釈金は1千万香港ドル(約1億3千万円)。《共同通信》

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【上皇陛下】87歳の誕生日

上皇さまは23日、87歳の誕生日を迎えられた。3月末に転居した東京・高輪の仙洞仮御所で、新型コロナウイルス禍による社会への影響を案じつつ、上皇后美智子さまと穏やかな日々を過ごしている。宮内庁によると、体調に特段の問題はなく、11月8日の「立皇嗣の礼」で一連の代替わり儀式が無事終了し、安堵した様子という。

約26年住んだ皇居を離れての新生活は、コロナ禍を受け、外出や面会を控えることとなった。ライフワークの魚類研究や宮内庁病院への通院で皇居を訪れる以外は、今年で創建100年の明治神宮を10月に参拝したのみ。誕生日当日のお祝い行事も実施しないこととした。《共同通信》

【東京株式市場】

23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。円高ドル安進行の一服や、前日の米ハイテク株高が追い風となり買い注文が優勢となった。

終値は前日比88円40銭高の2万6524円79銭。東証株価指数(TOPIX)は4.09ポイント高の1765.21。出来高は約9億9101万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染3267人

国内の新型コロナウイルスの新規感染者は23日、全47都道府県と空港検疫で計3267人が確認され、過去最多を更新した。これまでの最多は17日の3211人だった。全都道府県で感染者が確認されたのは初めて。

死者も16都道府県で計56人となり、これまでの53人を超えて過去最多となった。《読売新聞》

赤羽国交相「GoTo」「1日も早い再開を」

赤羽一嘉国土交通相は23日の衆院国交委員会の閉会中審査で、今月28日から来年1月11日まで全都道府県で一時停止する観光支援事業「Go To トラベル」について「これまで以上に感染対策に力を入れ、1日も早くスムーズに再開できる環境をつくれるように努力したい」と述べた。

再開を判断する時期に関しては「予見性を持つことは大変難しい」と指摘。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も再開にあたっては「(1月12日の)数日前にかなり真剣な評価をすべきだ」と強調した。

また、立憲民主党の枝野幸男代表が感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令について「一刻も早く宣言を出すべきだ」などと追及したのに対し、赤沢亮正内閣府副大臣は「現時点では政府、専門家ともに宣言を出す状況にはないと考えている」と語った。《産経新聞》

【ソフトバンク・柳田悠岐外野手】契約更改

プロ野球ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が23日、ペイペイドームで契約交渉に臨み、4千万円増の年俸6億1千万円プラス出来高払いで更改した。2002年の松井秀喜外野手(巨人)と並ぶ、日本野手最高額となり「特殊なシーズンだった中でも評価していただいた」と納得の表情で話した。日本選手の歴代最高年俸は菅野智之投手(巨人)らの6億5千万円。

7年契約を結び米大リーグ挑戦を封印して臨んだ今季は、打率3割4分2厘、29本塁打、86打点。初の最多安打のタイトルを獲得するなど3年ぶりのリーグ優勝と4年連続日本一に貢献した。(金額は推定)《共同通信》

【政府】皇位継承の一連行事総括

政府は23日、皇位継承に関する一連の行事を締めくくる最後の式典委員会を首相官邸で開いた。2019年4月の上皇さまの天皇退位と、翌5月の天皇陛下の即位に伴う儀式などを総括。菅義偉首相はあいさつで「一連の式典が全て滞りなく行われたことは誠に慶賀に堪えない。皇室の幾久しいご繁栄をお祈り申し上げる」と述べた。

18年に設置した「皇位継承式典事務局」は近く記録集と写真集の作成を終え、来年3月末に廃止される。記録集と写真集は来年2月ごろに国立や都道府県立の図書館に配布し、一般に公開する。《共同通信》

【韓国】前法相の妻に懲役4年

ソウル中央地裁は23日、娘の入試不正疑惑などで起訴された韓国のチョ・グク前法相の妻で韓国東洋大教授のチョン・ギョンシム被告に懲役4年と罰金5億ウォン(約4670万円)などを言い渡した。チョ氏の家族を巡る捜査は尹錫悦検事総長と文在寅政権が対立した原因の一つで、判決に注目が集まった。

チョ氏はフェイスブックに「大きな衝撃だ」と投稿した。判決はチョン被告が入試のため誠実に努力する人々に虚脱感や失望を抱かせたと批判し、チョ氏との共謀も一部で認定した。チョ氏の公判に影響を与える可能性もある。

釈放されていたチョン被告は法廷で拘束された。控訴する方針。《共同通信》

【なかにし礼さん】死去

「北酒場」「石狩挽歌」などのヒット曲で知られる作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんが23日午前4時24分、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去した。82歳。旧満州(現中国東北部)生まれ。

学生時代からシャンソンの訳詞に取り組み、俳優の石原裕次郎さんの勧めや歌手菅原洋一さんのヒット曲「知りたくないの」(1965年)の訳詞を手掛けたことがきっかけで作詞家に。2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞した。《共同通信》



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