令和544日目
2020/10/25
この日のできごと(何の日)
【富山県知事選挙】新田八朗氏が初当選
任期満了に伴う富山県知事選は25日投開票が行われ、新人で前日本海ガス社長の新田八朗氏(62)=富山市千石町=が28万5118票を獲得し、現職の石井隆一氏(74)=富山市宝町=、新人でNGO代表の川渕映子氏(71)=同市森住町=を破り初当選した。投票率は60・67%で、過去最低だった4年前の前回の35・34%から25・33ポイントアップした。
令和初の知事選は、新田氏と石井氏を巡って自民党勢力の支持が割れ、1969年12月以来、半世紀ぶりの保守分裂選挙となった。
新田氏は「民間の流儀を行政に取り込む」と企業経営の経験を強調し、県政の変革を訴えた。自民県連の一部地方議員や姉の高橋はるみ参院議員、森雅志富山市長らの支援を受け、自民支持層などのほか、無党派層を取り込んだ。
一方、石井氏は自民県連や公明党県本部、国民民主党県連の推薦を受け、組織力をフル活用して選挙戦を展開。4期の実績と国政とのパイプの太さをアピールしたが、得票は22万2417票と新田氏に6万2701票及ばなかった。
川渕氏は、共産党県委員会と社民党県連の応援を受けたものの、保守分裂の激しい争いの中で埋没。支持が広がらず、得票は2万5085票だった。《北日本新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染495人
国内では25日、新型コロナウイルスの感染者が28都道府県と空港検疫で新たに計495人確認された。このうち東京都は最多の124人で、都内の累計感染者は3万人を超えた。
都によると、124人の約半数の60人は感染経路が特定できていないという。判明している経路別の最多は家庭内の33人で、職場内7人、会食6人などだった。感染者のうち、20〜30歳代が半数近い61人を占めた。重症患者は前日から3人増の28人、入院患者は同35人増の980人だった。
死者は東京都で2人、北海道、千葉県、神奈川県、大阪府で各1人の計6人。《読売新聞》
スペイン、再び非常事態宣言
スペインのサンチェス首相は25日、新型コロナウイルス感染再拡大の深刻化を受け、同日から全土に改めて非常事態を宣言すると発表した。国内ほぼ全ての自治州で夜間の外出を禁止する。
一方、イタリアのコンテ首相は、国内飲食店の午後6時以降の営業を禁止すると発表した。映画館や劇場、ジムは閉鎖される。
スペインでコロナ対策として非常事態を全土に適用するのは3〜6月以来。当時は全土に厳しい外出制限を敷いた。夜間外出禁止は午後11時〜午前6時を原則とするが、各州が規制を担い、開始と終了の時間をそれぞれ1時間ずつ前後させることができる。《共同通信》
ピーチ、国際線を再開
関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは25日、約7カ月ぶりに国際線を再開した。ピーチは新型コロナウイルスの影響で3月20日から国際線全便を運休していた。25日は関西−台北線を運航。関空では海外の航空会社による運航再開が徐々に進んでいるが、国内の航空会社が国際定期便を再開するのは初めてという。
25日夕方、関空からは15人の旅客を乗せたピーチの台北線が出発。駐機場ではスタッフらが「旅先での感染予防の徹底を」と呼び掛ける横断幕を掲げ、手を振って出発を見送った。 《産経新聞》
【J1】
明治安田J1第24節最終日(25日・駅前不動産スタジアム=1試合)鳥栖は湘南と2―2で引き分けた。2度のリードを許したが、1―2の後半に林がゴールを決めた。15位の鳥栖は勝ち点21、16位の湘南が同14。《共同通信》
【プロ野球・25日】
楽13―4日
楽天が大勝した。二回に辰己と小深田の適時打で3点を先制。三回にはロメロの2点三塁打などで3点を加え、七回には8長短打で7点を奪った。滝中が7回1安打無失点で2勝目。日本ハムは2年連続で楽天戦に負け越した。
ソ7―2西
ソフトバンクが快勝。一回に柳田の適時打などで2点を先制し、二回に周東の適時打やグラシアルの2点二塁打などで4点、五回は松田宣のソロで加点した。大竹が5回1失点で2勝目。西武は先発の松本が6失点と崩れた。
オ1―10ロ
ロッテが14安打10得点で大勝し、連敗を6で止めた。一回に菅野の適時打で先制。三回は中村奨の2点打などで4点を加え、五、八回も好機を生かした。岩下は5回無失点で自己最多の6勝目。オリックスは零敗を免れるにとどまった。
ヤ1―5中
中日が7カード連続の勝ち越しを決めた。二回に木下拓の3点二塁打で先制。七回はビシエドのソロで加点した。柳は丁寧にコースを突き、七回途中まで無失点で5勝目。ヤクルトは一回の満塁機を逃し、流れを呼び込めなかった。
D3―0広
DeNAが6投手による無失点リレーで競り勝った。武藤が序盤3回を踏ん張り、新人の伊勢が2勝目。一回に宮崎の右前打で先制し、八回はソトが一発で大和が適時打。広島は中村祐が6回1失点と好投しても打線がつながりを欠いた。
巨2―4神
阪神は一回に大山の適時打で先制し、二回に近本の適時打、五回に陽川の2ランで加点した。秋山は無四球の6安打2失点と好投し、今季2度目の完投で9勝目を挙げた。巨人は九回に丸の24号2ランで反撃したが、及ばなかった。
【競馬・第81回菊花賞】
競馬の3歳クラシックレースの最後を飾る第81回菊花賞(G1)は25日、京都市の京都競馬場の芝3000メートルに18頭が出走して行われ、皐月賞、日本ダービー優勝で断然の支持を集めたコントレイル(福永祐一騎乗)がデビューから7連勝とし、1984年のシンボリルドルフ、父で2005年のディープインパクト以来、史上3頭目の無敗の3冠を達成した。三冠馬は史上8頭目となり、父子2代は初の快挙。
新型コロナ艦船対策のため、観客の入場数を制限。18日の秋華賞(G1)ではデアリングタクトが史上初の無敗での牝馬3冠に輝いた。同じ年に牝馬と牡馬の三冠馬が誕生するのは初めて。《共同通信》
【タイ】反体制デモ
タイの首都バンコクで25日、学生主導の反体制デモが行われた。学生たちはプラユット首相に24日夜までの辞任を要求。応じなければデモを再開し、エスカレートさせると予告していた。王室改革も求めており、26日にはドイツ大使館に向け行進する。ワチラロンコン国王は現在帰国中だが、ドイツで過ごすことが多い。
プラユット氏は辞任を拒否し、国会での議論を通じ解決策を模索するべきだと訴えている。
警察によると1万人近くが25日、商業施設が立ち並ぶラチャプラソン交差点に集まり、路上を占拠。軍政の流れをくむプラユット政権の退陣を要求し、気勢を上げた。《共同通信》
【ベラルーシ】大統領退陣求めデモ
ベラルーシの首都ミンスクで25日、ルカシェンコ大統領の退陣を求める抗議デモがあり、現地からの報道によると、数万人が集まった。人権擁護団体によると、デモは13の都市で行われ、治安当局により少なくとも60人が拘束された。
反体制派の象徴的存在であるチハノフスカヤ氏がルカシェンコ氏に対し、25日までに退陣表明するよう「国民の最後通告」を突き付けており、この日は通告の最終期限。
ルカシェンコ氏は退陣要求に応じる姿勢をみせていない。
治安当局はミンスク中心部の地下鉄駅を閉鎖、主要な大通りに治安部隊を配置したが、市民は隊列を組んで中心部に入った。《共同通信》
【岡山県知事選】伊原木隆太氏が3選
任期満了に伴う岡山県知事選は25日投開票され、無所属現職の伊原木隆太氏(54)=自民、立民、公明推薦=が、無所属新人で元県議の森脇久紀氏(57)=共産推薦=を破り、3選を果たした。投票率は33・68%。
伊原木氏は教育の再生と産業の振興に打ち込んだ2期8年の県政の実績を強調。平成30年の西日本豪雨からの復興、新型コロナウイルスの検査体制の拡充、感染拡大を抑えつつ経済を活性化させることなどを公約に掲げ、支持を広げた。
森脇氏は福祉・医療の充実などを公約に掲げたが及ばなかった。《産経新聞》
【立憲民主党・枝野幸男代表】「首相立ち往生なら解散も」
立憲民主党の枝野幸男代表は25日、26日召集の臨時国会で日本学術会議の会員任命拒否問題などを巡り、菅義偉首相が答弁に行き詰まった場合、衆院解散・総選挙に踏み切る可能性があるとの見方を示した。「予算委員会(の質疑)で立ち往生したら首相がかっとなって解散し、年内選挙になってもおかしくない」とさいたま市内での党会合で述べた。
次期衆院選を政権選択選挙にできるよう努めると強調した上で「日本の危機を食い止め、国民生活を救うため、なんとしても大きな成果を上げなければならない」と訴えた。《共同通信》
【菅義偉首相】自民地方組織との「リモート対話」開始
菅義偉首相(自民党総裁)は25日、党都道府県連とオンラインでつなぐ「リモート対話」を党本部で初めて実施し、新型コロナウイルスや経済対策について意見交換した。今後、毎月リモート対話を行う予定で、次期衆院選に向けて党と地方組織の連携強化に取り組む考えだ。
この日は、北海道連と東北6県連と意見を交わした。首相は新型コロナ対策と経済対策の両立を目指す考えを強調し、「地方の所得を増やし、地方が活性化すれば日本経済が浮上する。その思いでしっかり取り組んでいきたい」と述べた。
福島県連からは、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける放射性物質を含む処理水の海洋放出について風評被害を懸念する意見があり、首相は「風評被害は懸念しているので、国としてしっかり対応する」と応じた。《産経新聞》