令和537日目
2020/10/18
この日のできごと(何の日)
【チリ】反政府デモ
南米チリのナシオン紙などによると、チリで昨年10月に起きた大規模な反政府デモから1年となった18日、首都サンティアゴ中心部の広場に約2万5000人の市民が押し寄せた。一部が暴徒化して乱闘騒ぎに発展し、教会が放火されるなどして騒然とした。
チリでは昨年10月、地下鉄運賃値上げをきっかけにした抗議デモが全土に広がり、チリ政府はその翌月に予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってデモはしばらく下火だったが、今月に入って頻発している。25日には、デモ参加者の主な要求の一つである新憲法制定の是非を問うための国民投票が予定されており、しばらく混乱が続きそうだ。《読売新聞》
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【COVID-19】国内感染新たに431人
新型コロナウイルスの新たな感染者は18日、23都道府県と空港検疫で計431人確認された。死者は東京で2人、福岡と沖縄で各1人の計4人だった。
東京都内では132人の感染が判明した。1日当たりの感染者が200人を下回るのは2日ぶり。入院中だった80歳代の男女2人の死亡が判明した。
都によると、感染経路が特定できない人は全体の6割近い79人。感染経路別で最も多かったのは、家庭内の24人だった。重症患者は前日から1人増の24人で、入院患者も54人増の1051人となった。《読売新聞》
【東京都調布市】住宅街の道路が陥没
18日午後0時15分ごろ、東京都調布市東つつじケ丘2丁目の道路が陥没していると、110番があった。現場は住宅街で、警視庁調布署によると、けが人はいない。付近では東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事が行われていたといい、東日本高速道路が工事を一時中断して因果関係を調べる。
調布署などによると、現場は京王線つつじケ丘駅から南東に約400メートルの住宅街にある市道。陥没によってできた穴は長さ約5メートル、幅約2・5メートル、深さ約5メートル。周辺を規制し、車の通行などを禁止している。《共同通信》
【競馬・第25回秋華賞】デアリングタクトが優勝
第25回秋華賞(18日・京都11R2000メートル芝18頭、G1)3歳牝馬3冠レースの最終戦。1番人気のデアリングタクト(松山弘平騎乗)が2分0秒6で優勝し、史上初の無敗での牝馬3冠を達成した。桜花賞、オークスに続くG1レース3勝目となり、1着賞金1億円を獲得した。松山騎手、杉山晴紀調教師はともにこのレース初勝利。
牝馬3冠は2018年のアーモンドアイ以来6頭目で、デアリングタクトはデビューから5連勝で偉業を成し遂げた。
中段やや後方を進んだデアリングタクトは最後の直線で鋭い末脚を発揮。10番人気のマジックキャッスルに1馬身1/4差をつけてゴールした。《共同通信》
【バドミントン】デンマーク・オープン最終日
バドミントンのデンマーク・オープン最終日は18日、デンマークのオーデンセで各種目の決勝が行われ、女子ダブルスは福島由紀、広田彩花組、女子シングルスは奥原希望が優勝した。
世界ランキング2位で第1シードの福島、広田組は、同3位で第2シードの永原和可那、松本麻佑組との日本勢対決を2―1で制した。奥原は2016年リオデジャネイロ五輪覇者のカロリナ・マリン(スペイン)をストレートで破った。
今大会は、新型コロナウイルスの影響で3月の全英オープンを最後に中断していたワールドツアーの再開初戦だったが、強豪の中国やインドネシアなどの選手は参加しなかった。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第23節最終日(18日・川崎市等々力陸上競技場ほか=8試合)首位の川崎が三笘らのゴールで名古屋に3―0で快勝し、同一シーズンでのJ1最多記録(延長を除く)となる11連勝をマークした。今季の8月に達成した10連勝の記録を塗り替えて勝ち点を65に伸ばした。《共同通信》
【プロ野球・18日】
ソ11―4楽
ソフトバンクが今季最多の11得点で8連勝とし、リーグ一番乗りで60勝に到達した。4―4の八回に代打の明石、周東の連続適時二塁打などで一挙7点を勝ち越した。5番手のモイネロが2勝目。楽天は3連敗で勝率5割を切った。
ロ2―5日
日本ハムは0―1の五回に宇佐見と近藤の2点適時打で4点を奪い逆転し、六回に平沼の押し出し四球で加点した。有原は7回4安打1失点で7勝目。九回は宮西が締めた。ロッテは一回に先制したが、中盤から再三の好機をつぶした。
西3―2オ
西武は二回に金子の2点適時打と源田の適時打で3点を先行した。松本が6回4安打1失点で5勝目。継投で逃げ切り、九回をしのいだ増田が28セーブ目を挙げた。オリックスは九回に1点差に迫りなお1死一、三塁で後続が倒れた。
神6―5ヤ
阪神は一回に大山の2点適時打で逆転し、ボーアが17号2ランを放った。四回は糸井の適時打などで2点を加えた。秋山は5回4失点で8勝目。継投で逃げ切った。ヤクルトは九回に1点差としたが及ばず。今季の負け越しが決まった。
D10―6巨
DeNAが勝率5割に戻った。0―5の七回に柴田、代打伊藤光の適時打と梶谷の満塁本塁打で6点を奪い逆転し、八回に梶谷の2ランなどで4点を加えた。エスコバーが今季初勝利。巨人は七回途中から継投し救援陣が打ち込まれた。
広5―0中
広島が連敗を3で止めた。四回に西川が先制ソロ、五回は鈴木誠が24号3ラン。西川が八回にもソロを放つなど得点は全て本塁打。中村祐は7回7安打ながら無失点で自身3連勝。中日は10安打で11残塁の拙攻。連勝が7で止まった。
【中国】国旗の扱い厳格化
中国国営新華社通信は18日、立法機関の全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が17日に可決した国旗法と国章(国の紋章)法の各改正案について全容を公表した。国旗と国章の取り扱いをより厳格化し、この2つを「愛国主義教育」の重要な内容とするよう求めている。施行は来年1月1日。
全人代常務委の法改正に基づき、香港政府も現行の「国旗・国章条例」を改正する。昨年6月以降に香港で本格化した反政府・反中デモでは、中国の国旗を投げ捨てたり国章を汚したりする行為が発生していた。
改正国旗法では同法の目的について、「国旗の尊厳を守る」などとする内容に追加して「社会主義の核心的価値観を育成・実践する」と明記。破れたり汚れたりした国旗の掲揚を禁じる従来の規定に加えて、逆さまに掲げたり、捨てたりする行為を新たに禁じた。《産経新聞》
【タイ・バンコク】反政府集会
タイの首都バンコクで18日、学生らが反政府集会を開いた。バンコクでは15日に5人以上の集会が禁止されたが、無視して連日強行している。呼び掛けた団体は17日と同様に集会場所を直前まで告知せず、いったん高架鉄道や地下鉄に集まるよう求めたため、政府は多くの駅を閉鎖した。
集会は複数の場所で開かれた。そのうちの一つである戦勝記念塔には、警察によると約1万4千人が集まり、プラユット首相の辞任や王室改革を求めた。警察は16日、高圧放水車を出動させデモ隊を強制排除しており、これを警戒して参加者がヘルメットを配る様子も見られた。《共同通信》
【菅義偉首相】ベトナム訪問
菅義偉首相は18日午後(日本時間同日夜)、最初の訪問国であるベトナム・ハノイに政府専用機で到着した。就任後初の外国訪問で、インドネシアも訪れる。日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向け、東南アジア諸国連合(ASEAN)内で影響力を持つ両国と連携強化を確認したい考えだ。南シナ海への進出を続ける中国をけん制する狙いもある。
出発に先立ち首相は、羽田空港で記者団に「『自由で開かれたインド太平洋』を実現するためにはASEANは重要なパートナーだ。地域の平和と繁栄に貢献する決意を示したい」と抱負を語った。《共同通信》