令和533日目

2020/10/14

この日のできごと(何の日)

【海自潜水艦・たいげい】進水式

海上自衛隊の新型潜水艦の命名・進水式が14日、三菱重工業神戸造船所(神戸市)で行われた。

新型艦の進水は2007年以来、13年ぶりだ。「たいげい(大鯨)」と名付けられた。今後、建造される潜水艦は、たいげい型となり、名前には「げい」が付く。海自によると、潜水艦名には海洋の自然現象や水中動物、縁起が良いとされる生物名を付けるという基準があり、おやしお型(9隻)の「うずしお」や「くろしお」、そうりゅう型(11隻)の「うんりゅう」「はくりゅう」などがあった。

「たいげい」は全長84メートル、全幅9・1メートル。水面下の船体の深さは、そうりゅう型より0・1メートル深い10・4メートルで基準排水量は約50トン増の約3000トンだ。艦内構造を変えて居住性を向上させ、女性専用の区画も設けた。

21年3月頃には、そうりゅう型の最後となる「とうりゅう」が就役。22年に「たいげい」が加わると、海自の潜水艦は22隻体制となる。《読売新聞》

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【東京株式市場】

14日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅続伸した。終値は前日比24円95銭高の2万3626円73銭。新型コロナウイルス感染症の流行が続く中でも成長への期待感があるIT銘柄の一角が買われ、大型株に加え新興市場への資金流入が目立った。

午前は平均株価が前日終値を下回って推移した。新型コロナの治療薬やワクチンの治験の一時中断を受け、13日の米市場が値下がりした流れを引き継いだ。午後に入ると日銀が上場投資信託(ETF)を取得して日本株を支えるとの観測が広がり、上げに転じた。

東証株価指数(TOPIX)は5.20ポイント安の1643.90。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染552人

新型コロナウイルスの新たな感染者は14日、27都道府県と空港検疫で計552人確認された。死者は東京、神奈川、兵庫など6都県で計9人だった。

大阪府では新たに61人の感染を確認。堺市の病院で11〜14日に6人の感染が確認され、府はクラスター(感染集団)と認定した。《読売新聞》

Go To トラベル、宿泊1万円未満が6割

観光庁は14日、政府の観光支援事業「Go To トラベル」を利用した宿泊プランの約6割は1万円未満の価格帯だったとするデータを明らかにした。旅行会社などが手配した8月分を集計、野党が開いた会合で説明した。野党側は、割引額が大きい高級宿に利用が集中しているのではないかとして、資料を要求していた。

観光庁によると、1万5千円未満の価格帯に広げると、利用全体の8割近くに上る。1万5千円以上の価格帯については詳細を明らかにしていない。

観光庁が既に公表している利用人数と予算消化の実績でみると、単純計算で宿泊代金は平均1万2千円程度。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第22節(14日・エディオンスタジアム広島ほか=9試合)首位の川崎がレアンドロダミアンと三笘のゴールで広島を2―0で下し、今季2度目の10連勝で勝ち点62とした。2位のFC東京は永井らのゴールで清水に3―1で快勝し、同47。

C大阪は最終盤の得点で湘南に1―0で競り勝ち、G大阪は横浜Mと1―1で引き分けて連勝が6で止まった。名古屋は3―0で札幌に完勝し、3連勝で4位に浮上。鹿島は鳥栖を下し、柏―浦和、仙台―横浜FC、神戸―大分は引き分けた。

【プロ野球・14日】

巨6―1広

巨人が連敗を3で止め、優勝マジックを9とした。今季初先発の高橋が5回1失点で昨年8月以来の勝ち星。打っては1―1の二回に勝ち越し三塁打を放った。六回は大城が2点打で七回は丸が2点二塁打。広島は連勝が3でストップ。

中3―0神

中日が4連勝で2位に浮上した。大野雄が6安打に封じ、今季5度目の完封で9勝目。打線は二回に内野ゴロで先制し、三回はアルモンテの適時打で加点した。阪神は7回3失点の青柳を援護できず、九回の好機も逃して3位に後退。

ヤ6―9D

DeNAが逃げ切った。一回に宮崎の適時打で先制。三回にも宮崎の適時打などで3点を加え、その後も佐野の3戦連続の18号ソロなどでリードを広げた。坂本は5回1失点で4勝目。ヤクルトは4連敗で優勝の可能性が完全に消えた。

日7―2西

日本ハムは一回に大田の2ランで先制し、四回に中田の適時二塁打などで2点、六回に中田の押し出し四球、近藤の犠飛、渡辺の適時二塁打で3点を加えた。バーヘイゲンは8回3安打無失点で7勝目。西武は投打に振るわなかった。

ロ1―4楽

楽天は1―1の六回に浅村の31号ソロで勝ち越し、九回に辰己の適時打と石原の適時二塁打で突き放した。涌井が7回1失点でリーグトップの11勝目。ロッテは再三の好機を生かせず、藤原の初回先頭打者本塁打の1点に終わった。

オ0―4ソ

ソフトバンクが3試合連続の零封で4連勝を飾った。七回に暴投で1点を先取し、なお2死満塁で柳田が走者一掃の二塁打を放った。千賀は6回を投げて10三振を奪い、4安打無失点で8勝目。オリックスは救援陣が踏ん張れなかった。

【間寛平さん】復興支援マラソン、岩手でゴール

東日本大震災の復興支援を目的に、タレントの間寛平さん(71)が福島、宮城、岩手各県を走る「みちのくマラソン」が14日、最終日を迎え、寛平さんが岩手県宮古市役所にゴールした。寛平さんは「復興が進んでいて素晴らしい。来年も頑張ります」と声を上げた。

大漁旗を持った市職員たちが出迎える中、マスク姿でゴールテープを切った寛平さんは「復興に向かう中で(新型)コロナで苦労してかわいそうだが、東北の方は辛抱強い。必ずいいことがたくさん起こる」と話した。

マラソンは2012年に始まり、今年9回目。今月10日に福島県浪江町をスタートし、車での移動を挟みながら各県を訪れた。《共同通信》

【野口聡一宇宙飛行士、萩生田光一文部科学相】オンラインで会談

米企業スペースXの新型宇宙船クルードラゴンで国際宇宙ステーションへと向かう宇宙飛行士の野口聡一さん(55)が14日、萩生田光一文部科学相とオンラインで会談し「若い世代に負けないように食らいついていきたい」と抱負を語った。

野口さんは米ヒューストンから出演。米国人以外で初の新型宇宙船への搭乗となり、萩生田氏は「これまでの日本人飛行士の活躍と成果の証しだ」と評価した。

50代での宇宙飛行で苦労する点を問われた野口さんは「体力も認知能力も厳しくなるが、経験でごまかして若い世代と張り合いたい」と笑いを誘った。萩生田氏は「中年の意地を見せましょう」と笑顔で返した。《共同通信》

【加藤勝信官房長官】中国の非難に反論

加藤勝信官房長官は14日の記者会見で、日本と米国、オーストラリア、インドが推進する「自由で開かれたインド太平洋」構想を中国の王毅国務委員兼外相が非難したことについて「特定の国を対象としたものではない」と反論した。

4カ国は今月上旬に東京都内で外相会合を開き、構想実現に向けた連携強化で一致した。加藤氏は「質の高いインフラ、海洋安全保障、テロ対策などで具体的な協力をするため幅広く議論する場だ」と説明し、今後も連携国を広げる考えを示した。《共同通信》

【河野太郎行政改革担当相】時間外メール拒否なんでだろう?

河野太郎行政改革担当相は14日、在インドネシア日本大使館が業務時間外にメールを受け付けていないと自身のツイッターで紹介し、疑問を呈した。吉田朋之外務報道官は記者会見で、今後は24時間受信するよう対応を改善すると明らかにした。

河野氏は前外相。苦情が寄せられたため自ら試したと説明し「なんでだろう。歴代の外務大臣は何してたんだ。あっ、すみません」と書き込んだ。

外務省によると、インドネシア大使館は新型コロナ感染防止策として、3月下旬から査証申請など全ての窓口業務でメールによる事前予約制を取り入れた。9月上旬からメール受け付けを業務時間内に限定していたという。《共同通信》

【韓国】与党代表、菅首相に「大変失望」

韓国の与党「共に民主党」代表の李洛淵・前首相は14日、日本側が日中韓首脳会談の議長国・韓国に元徴用工問題で受け入れ可能な措置を講じない限り菅義偉首相は出席しないとの立場を伝えたことに「大変失望している」と述べた。

李氏はソウル市内で開かれた党の会合で、今回の日中韓首脳会談について「新型コロナウイルスや経済危機という世界が直面する課題の克服に3カ国が寄与するために(開催は)必要だ」と強調。「菅首相の態度が(世界の)リーダー国としてふさわしいのか疑問だ」とし、条件を付けずに出席すべきだとの意向を示した。《共同通信》

【タイ】デモ隊が首相府周辺道路を選挙

タイの首都バンコクで14日、学生らでつくる団体がプラユット首相の辞任や憲法改正、王室改革を求め反政府集会を開いた。約1万人が首相府に向けデモ行進し、周辺の道路を占拠した。ドイツに滞在することが多いワチラロンコン国王が帰国中で、熱烈な王室支持者も集まり、治安当局は厳戒態勢を敷いた。

タイでは軍政の流れをくむプラユット政権打倒を目指す大規模デモが相次いでいる。

参加者は、民主主義のシンボルとされる民主記念塔を出発。「プラユットは出て行け」などと気勢を上げながら練り歩き、約2キロ離れた首相府に到着した。一部参加者は周辺で泊まり込みを始める方針。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】深圳経済特区成立40年で演説

中国広東省深圳市で14日、深圳経済特区成立40年を祝う記念式典が行われ、習近平国家主席が演説し「『一国二制度』の基本方針を貫徹し、中国本土と香港、マカオの融合発展を促進しなければならない」と述べ、香港との経済一体化推進を呼び掛けた。

また習氏は「経済特区の経験を総括し、さらに改革・開放を推進する」と宣言した。米中対立が続く中、改革・開放政策の先進地で中国経済に急成長をもたらしてきた同政策の堅持を改めて強調した形だ。

式典には香港の林鄭月娥行政長官も出席。国安法施行後の香港情勢などを巡り、習氏と林鄭氏が会談するのかどうかも注目される。《共同通信》

【クニオ・ナカムラさん】死去

クニオ・ナカムラ氏(パラオ元大統領)パラオ大統領府などによると、14日、最大都市コロールの自宅で死去、76歳。死因など詳しい状況は不明。

太平洋戦争中の43年、三重県伊勢市出身の日本人の父とパラオ出身の母の間に生まれた日系2世。上院議員、副大統領などを経て、93年から01年まで大統領。94年には信託統治をしていた米国からの独立を果たした。《共同通信》



10月14日 その日のできごと(何の日)