令和498日目

2020/09/09

この日のできごと(何の日)

【自民党総裁選】公開討論会

安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に立候補している石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3氏は9日午後、党青年局・女性局主催による公開討論会に臨み、少子高齢化対策や地方創生などそれぞれの政策をアピールした。

石破氏は、日本の出生率が低い理由として、欧米に比べ日本の男性が家事を分担する割合が低いことを挙げ、「夫であると同時に父親である、という社会をつくろうと思えばつくれる」と意識改革の必要性を訴えた。若い世代が地方に移住することにより地方経済の活性化を図りつつ少子化を食い止める政策の必要性も強調した。

菅氏は経済政策など安倍晋三政権で取り組んだ課題をちりばめつつ、自身が秋田県出身で地方議員を経て国会議員になっている経歴から尽力してきた地方創生への取り組みをアピールした。そのうえで、今後取り組むべき課題として、デジタル化の推進やサプライチェーンなどを掲げた。

「分断から協調へ」をキーワードに掲げる岸田氏は、「国内では格差が指摘される。国民の一体感をどう維持していくのかを考えていかなくてはならない」と訴えた。新型コロナウイルス感染拡大下で社会のデジタル化の重要性が課題として浮かんだとして、デジタル技術を駆使して地方の活性化を図る「デジタル田園都市構想」の推進に取り組む考えも示した。《産経新聞》

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【東京株式市場】

9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日比241円59銭安の2万3032円54銭と約2週間ぶりの安値で取引を終えた。米ハイテク株の大幅安が響いたほか、新型コロナウイルスワクチンの早期普及の観測が後退し、市場心理が冷え込んだ。

東証株価指数(TOPIX)は15.49ポイント安の1605.40。出来高は約13億6千万株。

成長を見込んだ買い注文が集中していた米主力IT株は過熱感から8日に大きく下落した。9日の東京市場は情報通信株などに売りが波及した。一時は平均株価が節目の2万3000円を割り込み、下げ幅が390円超に達した。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染新たに508人

国内の新型コロナウイルスの感染者は9日、29都道府県と空港検疫で新たに508人が確認された。山口県で初の死者が確認されるなど、死者は8都府県で計14人だった。

東京都内では、新たに149人が確認され、1日当たりの感染者は2日連続で100人を超えた。都によると、20~30歳代が78人と半数以上を占め、80人は感染経路が特定できなかったという。重症者は前日から3人増えて24人となった。《読売新聞》

【J1】第15節

明治安田J1第15節(9日・川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)首位の川崎が神戸との接戦を3―2で制し、3連勝で勝ち点を41に伸ばした。終盤に追い付き、宮代のJ1初ゴールで勝ち越した。FC東京は横浜FCに2―1で逆転勝ちして勝ち点31。

柏は江坂の2ゴールなどでG大阪に3―0で完勝し、鹿島は2―1で仙台を下して4連勝。広島は清水に快勝し、大分―湘南は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・9日】

月間MVP発表

セ、パ両リーグは9日、8月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、セは巨人の菅野とDeNAの佐野、パはロッテの石川とオリックスの吉田正が選ばれた。菅野は2カ月連続8度目、吉田正は3度目、石川は2度目の選出。佐野は4年目で初受賞を果たした。

菅野は4戦4勝で開幕からの連勝を伸ばした。セの投手で2カ月連続受賞は2013年5、6月の能見(阪神)以来8人目。佐野は全試合に4番で出場し、リーグトップの6本塁打、22打点を記録した。

石川は負けなしの4勝を挙げ5年ぶりの受賞。吉田正は打率4割3分、出塁率5割1分、得点圏打率4割7分4厘がリーグ1位だった。

ロ2―1日

ロッテが競り勝ち今季2度目の6連勝を飾った。五回に藤岡の2点二塁打で試合の均衡を破った。小島は7回5安打1失点で5勝目を挙げ、九回は益田が締めて22セーブ目。日本ハムは打線がつながらず、3連敗で5位に転落した。

西13―5オ

西武が4位に浮上した。0―1の一回にメヒアの2点二塁打などで5点を奪って逆転。二回に外崎のソロなどで4点を加えて突き放した。十亀が五回から3回1/3を投げて1失点で今季初勝利。オリックスは田嶋が序盤で崩れた。

楽1―8ソ

ソフトバンクが快勝した。二回にデスパイネの1号ソロで先制し、三回は中村晃の適時打で加点。五回にデスパイネの3ランなどで6点を加えた。和田が六回途中無失点で8月12日以来の5勝目。楽天は涌井が8失点と崩れ、3連敗。

D6―1神

DeNAが快勝で3連勝を飾った。0―1の一回にソトと佐野の連続適時二塁打で逆転。五回に佐野の2点二塁打で突き放した。上茶谷は7回1失点で今季初勝利。阪神は青柳が5回4失点と崩れ、3連敗で勝率5割に逆戻りした。

広10―10ヤ

ヤクルトが追い付き、延長十回引き分けた。3―10の七回に山田哲人が3点本塁打で村上がソロ。八回は村上や塩見らの適時打など4安打3得点で同点とした。二回に逆転した広島は野村が7失点と粘れず、八回は塹江がつかまった。

中4―5巨

巨人は坂本が3打席連続本塁打で4打点を挙げ、チームは4連勝で貯金が今季最多の20となった。坂本は三回に先制2ラン、六、七回にはソロを放った。救援の鍵谷が移籍後初勝利。中日は計4本塁打を浴び、3連敗となった。

プロ野球巨人の原辰徳監督(62)が9日、ナゴヤドームで行われた中日戦で勝って監督通算1066勝となり、川上哲治元監督に並んで球団歴代1位となった。《共同通信》

【中国四川省・彭清華同省共産党委員会書記】「脱貧困、コロナで難度増」

中国四川省トップの彭清華同省共産党委員会書記は9日の記者会見で、国家目標である「脱貧困」の取り組みに関し「新型コロナウイルスの影響で難度は上がったが、基本任務は完了した」と語った。中国の地方トップが内政で抱える問題について海外メディアの取材を受けるのは異例。

四川省は山間部に貧困地域を多く抱える。習近平指導部としては2020年中の目標達成を危ぶむ声も上がる中、成果をアピールする狙いがありそうだ。

彭氏は「最後の100mの段階だ」と述べ、なお課題があることを認めた。新型コロナにより主要な農産品の出荷が滞り、交通や住宅建設にも支障が出たという。《共同通信》

【立憲民主党、国民民主党】新党代表候補が討論会

立憲民主、国民民主両党などで結成する合流新党の代表選に立候補した国民の泉健太政調会長(46)と立民の枝野幸男代表(56)による日本記者クラブ主催の公開討論会が9日午後、開かれた。枝野氏は新型コロナウイルス禍で落ち込んだ景気対策として、一時的に消費税率を0%にするよう与党に求める意向を表明。泉氏は、次期衆院選で野党共闘をれいわ新選組にも広げたいとの考えを示した。代表選は10日に投開票される。

消費税減税に関し枝野氏は「政府、与党に合意を迫るのが現実的だ。時間を区切れば、ゼロで合意できる余地はあるのではないか」と指摘。泉氏も時限的に0%とする案を提唱した。《共同通信》

【柴又女子大生放火殺人事件】発生から24年

東京都葛飾区柴又で平成8年9月、上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が自宅で刺殺され、放火された事件は9日で発生から24年を迎えた。一刻も早い解決を願い、遺族らは厳しい残暑の中、現場近くの街頭で通行人らに情報提供を呼びかけた。

「埋没している情報がどこかに存在していると確信している。DNA型が照合できれば、すぐに逮捕できる可能性もある。地道な活動が実を結ぶことを期待している」。順子さんの父、賢二さん(74)はこの日、事件解決への強い思いをにじませた。例年実施している献花式やビラ配りは新型コロナウイルスの影響で中止に。支援者らとともに京成線柴又駅前の街頭に立ち「情報があれば、勇気を出して警察に一報ください」と声をからした。

今年7月、警視庁から遺品の一部の返却を受けた。事件による火災で焦げた痕が残る大学時代の研究リポートやボランティアの活動記録などを目の当たりにし、「充実したキャンパス生活を送っていたことを改めて感じた」という。「早く解決するといいね」。毎日仏壇に手を合わせ、心の中で順子さんにこう語りかけるという賢二さん。犯人に対しては「いつまで逃げてんだよという気持ちだ」と語気を強めた。

事件は8年9月9日夕に発生。柴又駅から約250メートル離れた小林さん宅から出火し、焼け跡から首を刺されて殺害された順子さんが見つかった。遺体に掛けられていた布団と、玄関先にあったマッチ箱にA型の血液が付着しており、DNA型鑑定で同一人物の男のものと判明している。

捜査本部はこれまで、のべ10万9663人(8月末現在)の捜査員を投入。1500件を超える情報提供があったが、犯人逮捕につながる有力な手がかりは得られていない。井ノ口(いのくち)徹捜査1課長は「捜査員は『今日こそつかまえてやる』という信念で捜査している。情報は捜査の原動力なので引き続き協力をお願いしたい」と力を込めた。

情報提供は亀有署捜査本部(03・3607・0110、署代表)。解決に結びつく情報には、上限800万円の懸賞金が支払われる。《産経新聞》



9月9日 その日のできごと(何の日)