令和374日目

2020/05/08

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

国内新規感染89人

国内では8日、新型コロナウイルスの新たな感染者が89人確認され、横浜港のクルーズ船の乗船者を除く累計の感染者は1万5662人となった。死者は東京都11人、神奈川県3人など計16人増え、クルーズ船を除いて計606人になった。

都内では39人の感染が確認され、6日連続で1日当たりの感染者が100人を下回った。累計の感染者は4810人で、小池百合子知事は「緩やかな減少傾向にあるが、いまだに高い水準だ」と述べた。《読売新聞》

世界の死者、27万人超す

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が8日、世界全体で27万人を超えた。感染者は380万人を上回っている。

死者は6日に26万人を超えたばかり。3月31日に4万人に達して以降、1~2日ごとに1万人以上増える状態が1カ月以上にわたり依然として続いている。

死者が約7万5千人で世界最悪の被害が出ている米国が、800万件超のウイルス検査を実施済みということも反映し、感染者も約125万人で世界最多。欧州では英国で死者が3万人を超えたほか、イタリアが3万人近く、スペインとフランスが約2万6千人と続く。《共同通信》

相談目安「37.5度以上」削除

新型コロナウイルスの感染が疑われる人が「帰国者・接触者相談センター」に相談する目安について、厚生労働省は8日、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合には、すぐ相談するように変更し、都道府県などに通知した。従来の「37.5度以上」という体温の目安は削除、「発熱が4日以上続く場合」との条件も外した。

相談しても目安を満たしていないと判断されてPCR検査が受けられないとの批判や、軽い症状から急に悪化する症例が相次ぎ、早期の受診が重要と分かってきたことが変更の背景にある。

37.5度以上でなくても発熱やせきなど軽い風邪の症状が続けば相談するよう勧めている。《共同通信》

余ったビールを消毒液の原料に

新型コロナウイルスの感染拡大によるアルコール消毒液の不足を受け、茨城県那珂市の木内酒造は8日、アサヒビールとキリンビールの余ったビールを原料にアルコール度数70%のエタノールを製造すると発表した。今月中旬までに瓶詰め作業を終え、茨城県内の自治体に計1200リットル余りを無償提供する。

木内酒造が2社に協力を求めたところ、店の休業の影響で製造工場に余っていた飲食店向けの在庫計2万4千リットルのビールが送られてきたという。《共同通信》

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【東京株式市場】

8日の東京株式市場は、欧米での経済活動再開に向けた期待感から、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。

終値は前日比504円32銭高の2万0179円09銭。東証株価指数(TOPIX)は31.55ポイント高の1458.28。出来高は約13億7293万株だった。《共同通信》

【航空各社】国内95%、国際98%減

航空各社は8日、ゴールデンウイークの4月29日~5月6日の利用実績を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内線の旅客数は前年同期に比べ95%減の12万4千人、国際線は98%減の8700人となった。

航空業界は、国内、国際線とも運休が続出。外出自粛を呼び掛ける要請で、利用者は各社とも激しく落ち込んだ。

航空各社によると、国内線の旅客数は、全日空が前年同期比96%減の4万5千人、日航が95%減の4万7千人だった。提供座席に対し、実際に乗った利用者を示す「搭乗率」は全日空が19%、日航が15%。他も2割に届かない社が多かった。《共同通信》

【JR東日本】新幹線と特急最大5割減

JR東日本は8日、ゴールデンウイーク期間の利用低迷や新型コロナウイルスの影響の広がりを踏まえ、28日以降、東北や上越、北陸など各新幹線と、中央線と常磐線の特急で、定期列車の運転本数を2~5割削減すると明らかにした。具体的なダイヤは今月中旬に示す。首都圏の通勤・通学の利用が多い時間帯は本数を維持する。

JR東は8日、4月25日~5月6日までの同社管内16都県にある主要18駅の利用データを公表。前年の同じ日付の12日間と比べ、東京16%、仙台18%、新潟17%、長野14%などとなった。《共同通信》

【台湾プロ野球】観客入場を解禁

台湾プロ野球(CPBL)は8日、新型コロナウイルスの感染リスクが低下したとして、1球場当たり千人に制限し、観客を入れた試合を北部・新北市と中部・台中市の2球場で開催した。富邦の本拠地、新荘球場(新北市)に駆け付けたファンからは「興奮している」と喜びの声が上がった。

球場では、観客全員に氏名申告と検温、マスクの着用を要求。指定された座席への着席を義務付け、隣の観客と大きな間隔を確保した。拍手や歓声、メガホンを打ち鳴らす音が響く中、職員らが繰り返し、観客の着席状況を確認していた。

CPBLは4月12日に世界に先駆けて無観客で公式戦を開始した。《共同通信》

【富田林署逃走事件】加重逃走罪など有罪の部分判決

勾留されていた大阪府警富田林署から逃走し、各地で盗みを繰り返したとして、加重逃走や窃盗などの罪に問われた無職樋田淳也被告(32)の公判で、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)は8日、加重逃走罪を含む17件を有罪とする部分判決を言い渡した。逃走前の窃盗罪1件は無罪とした。

樋田被告は計21件で起訴され、うち裁判員裁判の対象ではない18件について裁判官だけで審理されていた。残る強盗致傷罪など3件は6月に裁判員裁判で審理予定で、この日有罪となった17件を合わせ、量刑を決める最終的な判決は7月3日に言い渡される。

部分判決によると、樋田被告は2018年8月12日夜、富田林署の面会室で当時の弁護人と接見後、仕切り板に圧力を加えて損壊し、逃走。9月29日まで大阪、香川、愛媛、山口の4府県で計7回、食料品などを盗んだ。逃走前にも9件の窃盗などを繰り返した。《読売新聞》

【河野太郎防衛相】地上イージス報道に「フェイクニュース」

河野太郎防衛相は8日の記者会見で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に関し、政府が陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を断念する方針と伝えた報道を「フェイクニュース」と批判した。

河野氏は、配備候補地について「再調査をした上でゼロベースで検討する」と改めて説明した。秋田県の佐竹敬久知事が報道後、防衛省から連絡がないと不満を示したことについては「知事はフェイクニュースに対して不信感を発言されたと私は理解している。フェイクニュースを流したメディアは知事におわびをしていただけるものと思っている」とまで述べた。

河野氏は、7日にもツイッターで「フェイクニュース」との批判を投稿していた。《読売新聞》



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