令和362日目
2020/04/26
この日のできごと(何の日)
【COVID-19】
国内新規感染210人
国内では26日、210人の新型コロナウイルス感染者が確認され、2月に横浜港に帰港したクルーズ船の乗船者を除く累計感染者は1万3439人となった。死亡が確認されたのは千葉県4人、大阪府と群馬県で各2人など計12人で、累計では372人になった。
東京都は、新たに72人の感染が確認されたと発表した。都内で1日当たりの感染者が100人を下回るのは今月13日(91人)以来13日ぶりで、70人台は政府による緊急事態宣言が発令された7日以来となる。都内の累計感染者は3908人となった。
都によると、夜間に営業する飲食店などでの感染が減っていることなどが要因とみられ、担当者は「外出自粛要請の効果が表れた可能性が高い」としている。小池百合子知事はインターネットの動画配信で「気を抜くわけにはいかない。5月6日まで外出を控えて」と改めて呼びかけた。《読売新聞》
中国・武漢、COVID-19の入院患者ゼロに
中国国家衛生健康委員会の報道官は26日に記者会見し、湖北省武漢市で同日、新型コロナ感染症で入院中の患者が0人になったと発表した。感染症の震源地となった武漢市を中心に流行が拡大して以降、同市の病院で治療中の感染症患者がいなくなるのは初めて。
報道官は状況改善について「武漢と全国の医療従事者の努力」の結果だと強調。25日までに同市で治療を終えて退院した感染者は計約4万6500人に上るという。
中国政府は26日、感染症の発症者が中国本土で25日に11人増え、計8万2827人になったと発表した。無症状の感染者は新たに30人確認され、千人が経過観察中。《共同通信》
中国、ハルビン幹部を処分
中国共産党中央規律検査委員会などは26日、新型コロナウイルス感染症への対応で職責を果たさず、感染拡大を招いたとして、黒竜江省ハルビン市の副市長や省政府系医科大の幹部らに党や行政上の処分を科したと発表した。
ハルビン市では今月、海外からの帰国者から感染が広がった。同委員会は、副市長らが感染症の深刻さに対する認識が甘く、対策が不十分で無責任だったなどと強く非難した。
習近平国家主席は23日、感染症対応に関し「一部の党幹部の能力が不足している」と述べ、幹部らの責任追及を強める姿勢を示していた。《共同通信》
全国高校総体、史上初の中止
全国高等学校体育連盟は26日、ウェブ会議による臨時理事会を開き、新型コロナ感染拡大を受け、今夏に東北から九州の21府県で分散開催される予定だった全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止を全会一致で決めたと発表した。競技中だけでなく移動や宿泊による感染リスクが大きく、生徒らの安全最優先で判断した。各競技の全国高校選手権を統合して1963年から始まった全国高校総体の中止は史上初めて。
夏季の全国高校総体は部活動の集大成の場として30競技の高校日本一を決める大会。日本高野連などが主催する同時期の全国高校野球選手権大会(甲子園)の開催判断にも影響を与えそうだ。《共同通信》
大型連休初の日曜、自粛続く
ゴールデンウイーク期間に入り初の日曜となった26日、交通機関は例年のような帰省・行楽客による混雑は見られず、各新幹線の自由席乗車率は10%以下が目立ち、0%の列車もあった。高速道路の渋滞もなく、緊急事態宣言発令の中、移動自粛が続いている。
JR東日本やJR東海によると、例年の連休序盤は下りの自由席乗車率が100%を超える列車が相次ぐ。だが26日は、東北・山形新幹線やまびこ127号とつばさ127号、上越新幹線Maxとき303号で東京駅出発時に0%だった。東海道新幹線は27日以降も指定席の空席が多い。
空の便は国内、国際線とも減便、29日以降の予約も低調だ。《共同通信》
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【関東地方】震度4
気象庁によると、26日午前9時50分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉県で震度4を観測した。震源の深さは約70キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・8と推定される。この地震による津波の心配はないという。
震度4を観測したのは茨城県の水戸市、石岡市、筑西市、坂東市、栃木県の鹿沼市、小山市、群馬県板倉町、埼玉県春日部市、千葉県柏市。埼玉県の北部や東京23区、東京都の多摩東部では震度3が観測された。《産経新聞》
【神奈川県警】内覧で不動産会社員刺した男逮捕
神奈川県警は26日、横浜市の不動産会社の女性(23)を刺してけがを負わせ、現金入りのバッグを奪ったとして、強盗殺人未遂の疑いで住所不定、無職A容疑者(24)を逮捕した。事件は女性がアパート内覧のため案内中に発生。A容疑者は「金などを奪おうと思った。部屋を借りるつもりはなかった」と話しており、県警は強盗目的だったとみている。
逮捕容疑は25日午後4時半ごろ、横浜市旭区さちが丘のアパート居室内で不動産会社のBさんの背中などを刺し、現金数千円入りのバッグを奪った疑い。「後ろから包丁で突き刺した」と供述している。Bさんは重傷を負ったが命に別条はない。《共同通信》
【山陽新幹線】異常表示、一時運転見合わせ
26日午後5時35分ごろ、山陽新幹線新神戸―西明石間を走行中の新大阪発鹿児島中央行きさくら567号で、車両の異常を示す表示に運転士が気付き、緊急停止した。表示は自然に消え、10分後に運転を再開したが、西明石―姫路間で再び出たため、安全確認のため新大阪―岡山間の上下線全線で約20分にわたり運転を見合わせた。
JR西によると、点検で異常は確認されなかったが、さくら567号は姫路駅で運転を取りやめ、乗客30人は後続の列車に乗り換えた。山陽新幹線は上下線で36本が最大で約1時間10分遅れ、1550人に影響した。《共同通信》
【衆院静岡4区補選】自民新人が初当選
望月義夫・元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補欠選挙は26日、投開票され、自民党新人で前静岡県議の深沢陽一氏(43)(公明推薦)が、無所属新人で元東京都議の田中健氏(42)(立民・国民・共産・社民推薦)ら3人を破り、初当選した。投票率は34・10%(2017年10月の衆院選は53・72%)。
補選は、新型コロナウイルスの感染が全国に拡大してから初めての国政選挙となった。望月氏の地盤を引き継いだ深沢氏は、政府の対策を支持し、感染症予防や、経済対策の重要性を主張。また、観光振興や南海トラフ巨大地震に備えたインフラ(社会基盤)の整備などを訴え、手堅く票を集めた。
野党統一候補の田中氏は、政府のコロナウイルス対策への批判票の取り込みを図ったが、無党派層の支持が低迷。各党の足並みもそろわず、次期衆院選への課題を残した。