2019 令和元年10月15日(火)のできごと(何の日)

令和168日目

令和元年10月15日(火)

2019/10/15

【台風19号】東北で被害拡大

東日本を縦断した台風19号による被害は、読売新聞の15日午後9時現在のまとめで、死者は12都県で75人、行方不明者は16人に上った。死者の半数以上は福島県と宮城県に集中しており、東北地方で甚大な被害が出ている。16日以降も、被災地で警察や自衛隊による救助・捜索活動が続けられる。

福島県では、水が引いた住宅地から遺体が発見され、14~15日に新たに22人の死亡が判明。同県内の死者は27人となった。本宮(もとみや)市や郡山市、須賀川市など阿武隈川流域で多数の死者が出た。

宮城県では、阿武隈川流域の丸森町でこれまでに5人の死亡が確認され、県警によると同県内の死者は14人に上った。町の大部分が浸水した丸森町では15日朝、中心部の冠水は解消されたが、土砂崩れなどで道路が寸断された地区もある。

国土交通省の15日午後3時時点での集計では、河川堤防が決壊したのは、宮城県の吉田川、福島県の阿武隈川など7県の52河川73か所。川の氾濫も国管理の24河川、16都県管理の207河川で発生した。

国交省は、国管理の7河川について堤防決壊の原因究明や復旧工法などを検討する有識者委員会を発足させる方針を決定。長野県の千曲川では15日に現地調査を開始し、福島県の阿武隈川などは16日から調査を始める。

電気などのライフラインも寸断され、経済産業省によると、15日午後2時時点で、千葉(約1万5900戸)、長野(約1万1240戸)など10都県で計約3万3240戸が停電。厚生労働省によると、12都県の計12万8400戸以上で断水が続いている。

文部科学省によると、15日は福島、宮城、長野、栃木など12都県の小中高校など計283校が休校となった。19都県の計919校で校舎や体育館への浸水、窓ガラスや屋根の破損などが確認された。

交通への影響は長引く見通しだ。長野―上越妙高間で運転を見合わせている北陸新幹線は、東京―金沢間の直通運転再開まで、1~2週間かかるという。JR東日本によると、浸水した車両センターの新幹線の一部はレールから脱線した状態で見つかり、水で車両が浮き上がった可能性がある。

気象庁によると、東日本は17日頃まで晴れるが、18日以降は、新潟県や東北地方で天気が崩れるおそれがある。同庁は土砂災害や河川の増水への警戒を呼びかけている。《読売新聞》



【台風19号】復旧本格化も作業難航

台風19号の雨で千曲川が氾濫し、浸水など甚大な被害が出た長野市穂保地区では15日、住民らは家の中に流れ込んだ泥を取り除くなど、普段の生活環境を取り戻す作業に追われた。この日、同市赤沼で死亡している女性1人が見つかり、台風19号による県内の死者は計3人になった。重傷者は4人、軽傷者は8人。県のまとめでは同日現在、家屋の被害は全壊が4戸、床上浸水2237戸、床下浸水1443戸となっている。

県は15日、県庁で災害対策本部を開き、インフラの早期復旧を目指す方針を改めて確認した。停電は一部地域を除き、17日までに復旧する見通しだ。阿部守一知事は「避難者の中には自宅の現状を確認できていない人もいる」と指摘。自宅で生活ができない被災者向けに、公営住宅の活用や民間住宅の借り上げを検討する考えを示した。《産経新聞》

【台風19号】奥多摩などで370人孤立

台風19号による川の増水などで、都内各地でも被害が出た。都によると15日正午時点で、世田谷区などで4人の軽傷者が出たほか、1棟が全壊した日の出町を含む延べ575棟の住宅被害が発生。奥多摩町などでは道路が崩落して住民約370人が孤立状態に陥り、都は同日、同町への物資支援を実施したと発表した。

都によると、負傷したのは世田谷区2人、大田区1人、港区1人の計4人で、いずれも軽傷という。

住宅被害では日の出町のほか、大田区(35棟)や江戸川区(30棟)などで計264棟の住宅が一部損壊。床上床下浸水も世田谷区(床上156棟、床下2棟)などを含む計310棟にのぼった。

住宅以外では、多摩川流域の世田谷記念病院(世田谷区)で浸水被害が発生。13日時点で、患者全約160人が荏原病院(大田区)などへ搬送されたという。

さらに、奥多摩町の一般都道204号や、日の出町の一般都道184号で道路が崩落し、住民約370人が車で移動できない孤立状態に陥っている。これを受けて都は奥多摩町に対し、アルファ化米300食、500ミリリットルの水240本を自衛隊のヘリコプターを通じて搬送。住民らはこの支援に加え、行政の備蓄食料などで対応しているという。

また、あきる野市や日の出町の避難所計3カ所で約40人が避難している。

この日、台風19号に伴って設置した第2回都災害対策本部会議で小池百合子知事は都職員に「引き続き関係機関と連携して情報把握などに努め、適切な支援をしてほしい」と訓示した。《産経新聞》

【神奈川県箱根町】観光に大打撃

台風19号の影響で観測史上最大となる降水量を記録した神奈川県箱根町は複数カ所で土砂崩れや浸水などの被害が出た。15日も芦ノ湖の観光船の運航見合わせや鉄道の運休が続き、観光に大きな影響が出ている。

伊豆箱根鉄道によると、運営する芦ノ湖の遊覧船の乗り場建物内が床上まで浸水する被害を受け、従業員らは清掃作業に追われた。12日から運航を停止。同社の担当者は「建物内はひざまで浸水し、片付けを進めている。紅葉シーズンも近づいており、観光への影響が長引かないでほしい」と心中を吐露した。また芦ノ湖をめぐる「箱根海賊船」も乗り場が浸水し、運航を見合わせている。運営会社の担当者は「ラグビーワールドカップで外国人観光客も増えていたのに残念だ。できるだけ早く再開できるよう努める」と話した。

箱根登山鉄道も岩や土砂が流れ込み、線路が崩壊。箱根湯本-強羅駅間の復旧のめどは立っていない。主要な国道や県道の一部も通行止めが続いている。気象庁によると、同町の12日の降水量は922・5ミリに達して国内最高記録を更新し、48時間降水量は1001ミリ。町内の土砂崩れは7~8カ所で確認された。《産経新聞》

【北陸新幹線】全線復旧まで1~2週間

線路の冠水などで一部区間の運転を見合わせている北陸新幹線について、JR東日本は15日夕、全線復旧まで1~2週間程度かかる見通しだと明らかにした。

JR東によると、北陸新幹線は長野-上越妙高駅間で運転を見合わせている。浸水した区域では、信号関係の電源装置に大きな被害を確認。復旧まで1~2週間かかる見通しだ。同区間が運転再開すれば、全区間が復旧する。

一方、JR東の「長野新幹線車両センター」(長野市赤沼)の車両基地は長千曲川の堤防決壊で浸水し、北陸新幹線の車両120両が水没。運用する全車両の3分の1にあたり、全線復旧後も、運転本数は本来の5~6割程度になる見通しだ。

現在は東京-長野駅間、上越妙高-金沢駅間で特別ダイヤの折り返し運転を行っている。《共同通信》

【三陸鉄道】全面復旧に1カ月以上

岩手県の沿岸部を走る第三セクター三陸鉄道で、台風19号により線路への土砂流入やのり面崩落が相次いだ問題で、三鉄は15日に記者会見を開き、全面復旧に1カ月以上かかるとの見通しを明らかにした。163キロの全線で少なくとも63カ所に被害が出ているという。

同社によると、被害が比較的小さく、利用者の多い区間から優先して復旧工事を実施する予定。運休期間中はバスによる代行運転で対応する。

三陸鉄道は東日本大震災で被災。不通だったJR山田線の一部を移管され、今年3月にリアス線として開通。中村一郎社長は「一日も早く復旧してほしいという住民らの期待に応えたい」と話した。《共同通信》

【日経平均終値】2万2207円21銭

連休明け15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に3営業日続伸し、節目の2万2000円台を回復した。米中の閣僚級貿易協議の部分合意を好感する買い注文が膨らんだ。終値は408円34銭高の2万2207円21銭で、平成最後の取引だった4月26日以来、約半年ぶりの高値を付けた。

一方、台風19号は国内に大きな被害を及ぼし、経済活動への影響が懸念された。生産設備の一部が浸水した電子部品大手や、多数の店舗が営業を中止した外食チェーンなどの株価が下落した。

東証株価指数(TOPIX)は24.93ポイント高の1620.20。出来高は約12億8400万株。《共同通信》

【国民民主党・森裕子参院議員】「終わった話」

国民民主党の森裕子参院議員(新潟選挙区)は15日、自身の参院予算委員会での質問通告に対応するため、台風19号が迫っていた11日に省庁職員が深夜まで答弁準備を強いられたとの指摘について、国会内で産経新聞の取材に対し「質問通告の時間は守った」と強調した。さらに「もう終わった話だ」として、事実関係の詳細な説明には応じなかった。

森氏は取材に対し、11日午後5時の期限内に質問通告を提出して以降も、追加で質問内容に関する資料を政府側に渡していたことは認めたが、質問通告とは位置付けが異なるものだとの認識を示した。

国民民主の玉木雄一郎代表がツイッターで「事実であれば問題で、党を代表しておわびする」と謝罪し、事実関係を調査する考えを示したことには「玉木氏に取材してほしい」と述べるにとどめた。

一方、参院事務局は産経新聞の取材に対し、森氏の質問通告は「期限内に提出された」と説明した。その後、森氏側から追加で資料が出され、政府側に転送したことも認めたが、時間など詳細は明かさなかった。《産経新聞》

【バレーボール男子W杯】日本は4位

バレーボール男子のワールドカップ(W杯)最終日は15日、広島県立総合体育館で行われ、世界ランキング11位の日本は世界6位のカナダに3―2で競り勝ち8勝3敗の4位で終えた。

第1セットを22―25で落とした日本は第2セット、柳田(ユナイテッド・バレーズ)や清水(パナソニック)のサーブで抜け出し25―20で奪い返した。第3セットは久原(パナソニック)の攻撃がさえて25―23。第4セットは23―25で落とし、第5セットは西田(ジェイテクト)のサーブ得点などで15―9と奪った。

ブラジルが3―0でイタリアを退け、3度目の優勝を11戦全勝で飾った。《共同通信》



10月15日のできごと

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