令和160日目

2019/10/07

この日のできごと(何の日)

【河野太郎防衛相】在日米軍トップと初会談

河野太郎防衛相は7日午前、防衛省で在日米軍トップのシュナイダー司令官と就任後初めて会談した。両氏は、北朝鮮のミサイル脅威に日米両国が連携して対応する方針を改めて確認。北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を目指していくとの認識も共有した。

また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設など在日米軍再編についても意見交換した。河野氏は、7月の「軍用航空機事故に関するガイドライン(指針)」の改訂に謝意を伝えた。改訂により、米軍機事故の際に日本の警察や消防が現場に立ち入れるようになった。

シュナイダー氏は米軍横田基地(東京都)に司令部を置く第5空軍司令官も兼ねており、2月に就任。この日会談には、北朝鮮のミサイル開発や中国の海洋進出が活発化する中、日米同盟を深化させて抑止力を高める狙いがある。《産経新聞》

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【プロ野球CS】阪神、ソフトバンクがファイナル進出

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は7日、セ、パ両リーグともに最終第3戦が行われ、セはレギュラーシーズン3位の阪神が2位のDeNAに2―1で競り勝ち、パは2位ソフトバンクが3位楽天を2―1で下して2連勝で、ともに対戦成績を2勝1敗としてファイナルステージ進出を決めた。阪神は5年ぶり、ソフトバンクは6年連続での進出となった。

阪神は1―1に追い付かれた直後の八回、梅野の中犠飛で1点を勝ち越した。

ソフトバンクは1―1の七回、内川の本塁打で1点を勝ち越し、継投で逃げ切った。

ファイナルステージは9日に開幕する。

D1―2神(7日) 梅野が勝ち越し犠飛

阪神が粘り勝ちした。1―1と追い付かれた直後の八回、1死一塁で代走起用された植田が二盗、暴投で三進。梅野のやや浅めの中堅への飛球で生還した。投げては懸命の継投だった。七回に同点にされ、なお1死満塁で救援したドリスが後続を断ち、藤川は八回から2回を抑えた。 DeNAは筒香、ロペスが無安打。自慢の長打力を封じられた。

ソ2―1楽(7日) 内川が勝ち越しソロ

ソフトバンクが接戦を制した。0―1の四回2死無走者からの連打で一、二塁として内川の適時打で追い付き、七回に内川がソロを放って勝ち越した。高橋礼が六回途中までを2安打1失点と好投し、救援陣が無失点でしのいだ。 楽天は四回に浅村の3試合連続となるソロで先制したが、同点とされた後の六、七回の好機を逃したのが響いた。《共同通信》

【プロ野球・広島】佐々岡真司新監督が就任会見

広島の佐々岡真司・一軍投手コーチ(52)が球団からの監督就任要請を受諾し、7日、マツダスタジアムでの就任記者会見に臨んだ。1年契約で、背番号は今季と同じ「88」。秋季練習が始まる9日から指揮を執る。「選手18年、一、二軍コーチ5年、今回、大役を任され、今年の経験を反省し、来季、V奪回、日本一を目指して、全身全霊を込めて務めさせていただく」と切り出した。

投手出身監督は1967年の長谷川良平氏以来。「プロ野球界でも、そんなにできない仕事。ましてや好きな球団でできる喜びの方がある。まだまだ恩返ししたい気持ちもある。投手中心の野球をまずは基本としてやっていきたい」と語った。《読売新聞》

【東京株式市場】

週明け7日の東京株式市場は、米中貿易摩擦を巡る協議を控えて行方を見極めたいとの投資家の慎重姿勢が広がり、日経平均株価(225種)は小幅反落した。終値は前週末比34円95銭安の2万1375円25銭。7日の上海、香港両市場が休場だったことも様子見の展開につながった。

東証株価指数(TOPIX)は0.15ポイント安の1572.75。出来高は約9億2100万株。

10、11日の米中閣僚級協議を控え、市場では「合意に向けた進展があるのかどうかが最大の関心事だ」(大手証券)との見方が広がった。《共同通信》

【オンワード】韓国市場から撤退

オンワードホールディングス(HD)は7日、韓国市場から撤退すると発表した。展開中のゴルフウエアブランドについて、令和2年2月までに全26店舗を閉鎖する。国内外で実施する事業構造改革の一環で、日韓関係の悪化などが理由という。韓国で展開されている日本製品の不買運動が、日本企業によるビジネス継続の判断に影響を及ぼした格好だ。

オンワードHDは、平成29年から韓国でゴルフウエアブランド「23区ゴルフ」を百貨店中心に展開してきた。今後は店舗を閉鎖するだけでなく、韓国子会社も清算する。7日に東京都内で行われた決算説明会で保元道宣社長は「日韓の摩擦の影響で、このところ業績が悪い状態が続いていた」と説明した。《産経新聞》

【イラク】反政府デモの死者100人超

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは7日、イラク各地に拡大した反政府デモで、少なくとも109人が死亡、6000人が負傷したと伝えた。これほどの犠牲者が出たのは、2年前に勝利宣言がなされたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)との戦闘以来。アブドルマハディ首相の辞任を求める声がデモ参加者のほか国会の主要勢力からも出ており、首相は就任から約1年で最大の危機にひんしている。

1日に始まったデモは首都バグダッドのほかナシリヤなど南部に拡大。治安部隊が各地で催涙ガス弾、放水などで鎮圧に当たった。バグダッドからの報道では狙撃手に射殺された者もいるもようだが、内務省高官は6日、政府軍兵士の関与を否定した。

イラクには世界屈指の産油地帯があるが、IS追放後も汚職体質が断ち切れずインフラの再建が進んでいない。水道や電気が行き届かず、若者の失業率は25%に達するとの報道もある。《産経新聞》

【香港】覆面禁止令で2人起訴

抗議運動の際に顔を隠すことを禁止する香港の「覆面禁止規則」に対する抗議デモは、香港各地で7日未明まで続いた。複数の香港メディアは7日、男女2人が覆面禁止規則に違反したとして起訴されたと伝えた。5日の規則施行後、起訴は初めてだとしている。

報道によると、起訴されたのは18歳男性と38歳女性で、5日、マスク姿で道路にバリケードを築いているところを拘束された。いずれも違法集会と覆面禁止規則違反の二つの罪で起訴され、7日に裁判所へ出廷したという。警察情報として、覆面禁止違反容疑の拘束者は、5日に13人、6日は5人に上ったとの報道もある。

香港の地下鉄は7日、デモ隊に破壊された駅施設の復旧を理由に、一部路線の運休と50以上の駅の封鎖を決めた。香港では、7日は先祖の墓参りなどを行う重陽節にあたり、祝日となっている。大規模な抗議運動の呼びかけはないが、駅封鎖は、デモ隊の移動を制限し、各地で同時多発的に起きてきた抗議運動の抑制を狙った措置の可能性もある。《読売新聞》

【韓国・文在寅大統領】即位礼見送りへ

韓国政府は、22日に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に李洛淵首相を派遣する意向を日本側に伝え、両国が最終調整していることが分かった。日韓外交筋が7日、明らかにした。日本外交筋は「文在寅大統領の参列の可能性はなくなった」と明言した。李氏は来日に際し、首相経験者との会談を検討している。

韓国の元徴用工訴訟判決を発端に日韓対立が深まり、首脳会談は昨年9月が最後となっている。日本側は「元徴用工問題で韓国側が努力しないと首脳対話はできない」との立場。文氏が来日しても安倍晋三首相と会談できる可能性は低いと伝えていた。《共同通信》

【能登半島沖】水産庁の取締船と北朝鮮漁船が衝突

石川県の能登半島の北西約350キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で7日午前、北朝鮮の漁船とみられる船舶が水産庁の漁業取締船と衝突、沈没した。現場は好漁場「大和堆」周辺。沈没したのはイカ釣り漁船で違法操業の疑いがあり、取締船が退去警告や放水を行っていた際、衝突した。

海上保安庁によると乗組員約60人が海上に漂流するなどし、救助や現場の確認を進め、北朝鮮側に引き渡した。けが人の情報はないという。政府関係者によると、衝突は同日午前9時7分ごろ発生。取締船は漁船の左側約200メートルでEEZからの退去警告を行ったが、放水開始後に漁船側が接近して衝突した。

取締船は水産庁の「おおくに」(約1300トン)。漁船は鋼船だった。おおくには衝突の直後、海上に救命いかだやボートを出し、救出作業にあたり、北朝鮮船の乗組員多数が海上に投げ出されたと海保に通報した。第9管区海上保安本部(新潟)も現場に航空機と巡視船を投入。取締船と連携し、他にも乗組員がいないか捜索を行った。

衝突当時、現場は曇っていたが風は弱く、波も穏やかで視界は約20キロだったという。現場は日本のEEZ内だが公海上で、乗組員に対する刑事裁判権は船籍国にあり、海保は事故で漁船側の捜査はできない。9管は7日、海上での捜索と救助に関する国際条約(SAR条約)に基づき、周辺にいた北朝鮮船に乗組員を引き渡した。現場は水深が1千メートル以上あり、沈没船の引き揚げなどは困難とみられる。

大和堆はイカなどの好漁場で、平成28年秋ごろから北朝鮮漁船の違法操業が深刻化。対応当初、多数の漁船が侵入し海保や水産庁による排除は難航した。昨年からは本格的な漁期前の5月からEEZ沿いで警戒を強化、入域を阻止している。《産経新聞》

【和田誠さん】死去

ユーモアあふれる本の装丁やポスター、映画などさまざまなジャンルで活躍したイラストレーターの和田誠さんが7日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。

大阪市出身。多摩美術大卒。たばこ「ハイライト」の外箱デザインで注目を集め、雑誌「週刊サンケイ」の表紙に描いた似顔絵などで昭和44年に文春漫画賞を受賞。52年から40年以上にわたって「週刊文春」の表紙を手掛けたほか、丸谷才一さん、井上ひさしさん、星新一さんら数多くの作家、劇作家の本で装丁や挿絵を担当した。

映画「麻雀放浪記」(59年)からは映画監督としても活躍。ノンフィクションやエッセーも高い評価を受け、平成6年には菊池寛賞が贈られた。同年には、絵本「そらをとんだたまごやき」(文・落合恵子作)で産経児童出版文化賞を受賞した。

妻はシャンソン歌手で料理愛好家の平野レミさん。《産経新聞》



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