令和25日目

2019/05/25

この日のできごと(何の日)

【大相撲夏場所14日目】朝乃山関が初優勝

大相撲夏場所14日日は25日、東京・両国国技館であり、西前頭8枚目の朝乃山(25)=富山市呉羽町出身、高砂部屋=が大関豪栄道(境川部屋)を寄り切って12勝2敗とし、ただ一人3敗だった横綱鶴竜(井筒部屋)が関脇栃ノ心(春日野部屋)に敗れたため、千秋楽を前に朝乃山の初優勝が決まった。県出身力士の幕内優勝は1916(大正5)年の横綱太刀山以来103年ぶりの快挙。

朝乃山は胸で当たってから、左上手を取り、右四つでがっぷりと組んで豪栄道を寄り切った。

星一つの差で朝乃山を追っていた鶴竜は栃ノ心にはたき込みで敗れ、10勝4敗。朝乃山が令和最初の場所を制した。

朝乃山は今場所、初日から5連勝するなど優勝争いに絡む快進撃を続け、3日目で単独トップに立っていた。平幕力士の制覇は昨年初場所の栃ノ心以来。《北日本新聞・号外》

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【サーフィン・五十嵐カノア選手】CT初優勝

サーフィンのプロツアーを主催するワールド・サーフ・リーグ(WSL)の公式サイトによると、25日にインドネシアのバリ島で行われた世界最高峰のチャンピオンシップ・ツアー(CT)第3戦で、男子の五十嵐カノア(木下グループ)が日本勢初となるCT優勝を果たした。決勝は20点満点で15・10点を挙げ、フランス選手を破った。

五十嵐は年間ランキング2位に浮上。CTは今季11戦が組まれており、上位10人は2020年東京五輪の出場権を獲得できる。

五十嵐は、世界選手権に相当するワールドゲームズで18年大会準優勝。同五輪予選を兼ねる19年大会(9月、宮崎市)でも日本代表に選ばれている。《読売新聞》

【プロ野球】

西7―5日

西武が今季初の5連勝とした。5―5の七回に押し出し四球と栗山の犠飛で2点を勝ち越した。3番手の森脇が好救援して2勝目を挙げ、増田が8セーブ目。日本ハムは四回に清宮の2点二塁打などで5点差を追い付いたが、力尽きた。

ロ4―3ソ

ロッテは2―3の七回、清田が4試合連続本塁打となる5号2ランを放って逆転した。3番手の東條が今季初勝利。ソフトバンクは1―2の六回に失策が絡んで2点を奪ったが、七回に2番手、松田遼がピンチをしのげなかった。

楽1―4オ

オリックスが競り勝った。1―1の八回に吉田正の2点適時打とロメロの適時打で3点を勝ち越した。六回途中から4投手の継投で得点を与えず、増井が締めて14セーブ目。楽天は岸が7回1失点と好投したが、打線の援護がなかった。

巨5―7広

広島が3年ぶりに11連勝を飾った。二回に併殺打の間に1点を先取し、三回に菊池涼のソロで加点。四回はジョンソンの適時打などで3点を奪った。ジョンソンは八回途中まで4失点で4勝目。巨人は終盤に追い上げたが及ばなかった。

ヤ3―10中

中日は16安打の猛攻で4位に上がった。四回に堂上のソロで勝ち越し、5―3の八回に高橋の3点三塁打などで5点を加え、試合を決めた。柳は5回2失点で4勝目。ヤクルトは得点が本塁打のみに終わり、10連敗で5位に後退した。

D6―5神

DeNAは阪神戦の連敗を7でストップ。上茶谷が2勝目。完封を狙った九回に糸井に3点本塁打を浴びるなどして降板したが、継投でしのいだ。打線は1―0の六回に宮崎の適時打などで一挙5点。阪神は反撃及ばず4連勝で止まった。《共同通信》

【大阪維新の会、公明党】大阪都構想で最終合意

大阪市を廃止し特別区に再編する大阪都構想をめぐり、大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長と公明党大阪府本部の佐藤茂樹代表ら両党幹部が25日、大阪市内で会談し、1年後をめどに制度案(協定書)を完成させ、速やかに住民投票を実施することで最終合意した。公明はこれまで都構想に反対していたが、賛成の立場も明確にした。これにより来年秋ごろにも、2回目の住民投票が実施されることが確実となった。

終了後に共同会見に臨んだ松井氏は、平成27年5月の前回投票で僅差で否決されたことを踏まえ、「もう一度、住民にはかるチャンスをいただいた。必ず賛成多数にしたい」と意欲を示した。佐藤氏は「特別区設置に賛成の立場からしっかり議論し、住民の判断に資する協定書を作っていきたい」と述べた。《産経新聞》

【日本列島】真夏並みの暑さに

日本列島は25日、全国的に真夏並みの暑さとなった。大分県竹田市では35度を観測し、国内で今年初めて猛暑日となった。26日はさらに暑くなるとみられ、気象庁は「水分補給や帽子、日傘の利用などで、熱中症には十分に注意してほしい」と呼びかけている。

気象庁によると、25日は全国の観測地点の半数近い425地点で30度以上の真夏日を記録。34都道府県の128地点では5月としての過去最高気温を更新した。京都府舞鶴市では34・6度、埼玉県熊谷市で34度、札幌市は31・5度を記録。東京都心も今年最高の31・9度に達し、強い日差しで路面に水があるように見える「逃げ水」の現象も見られた。

東京消防庁によると、都内では25日午後9時現在、少なくとも40人が熱中症の疑いなどで搬送された。《読売新聞》

【千葉県】震度5弱

25日午後3時20分ごろ、千葉県北東部で震度5弱を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は千葉県南部で、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。この地震で津波の心配はない。

この地震を受け、政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

各地の震度は次の通り。

震度5弱=千葉県北東部▽震度4=千葉県北西部、千葉県南部、東京都23区▽震度3=茨城県南部、埼玉県南部、神奈川県東部《産経新聞》

【米・ボルトン大統領補佐官】北ミサイルは「国連決議違反」

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は25日、都内で記者団に対し、北朝鮮による今月上旬の短距離弾道ミサイル発射は「国連安全保障理事会の決議違反だ」と語った。トランプ政権高官がミサイル発射を安保理決議違反だと公式に明言したのは初めて。

問題のミサイルに関しては、国防総省が9日の声明で「複数の弾道ミサイルだった」と断定したものの、トランプ氏は10日、米メディアに「(北朝鮮が)信頼を破ったとは思っていない」と述べ、問題視しない考えを示していた。

ボルトン氏は、北朝鮮が弾道ミサイル発射を全面的に禁じた安保理決議に違反したことには「疑いの余地がない」と強調。25日に来日するトランプ大統領が27日に予定される安倍晋三首相との首脳会談でこの問題について協議し、「安保理決議が堅持されるよう確認する」と述べた。《産経新聞》

【南アフリカ】ラマポーザ大統領が就任

南アフリカの下院本会議で再選出されたラマポーザ大統領は25日、首都プレトリアで就任宣誓した。「新たな時代の幕開けだ。課題は山積するが、克服できないことはない」と演説し、汚職対策や経済再建に引き続き取り組むと訴えた。

ラマポーザ氏は昨年2月、汚職疑惑や景気低迷で失脚したズマ前大統領の後を継いだ。ラマポーザ氏は演説で「効率的で倫理にのっとった、汚職のない国をつくる」と述べ、ズマ氏との違いを強調した。

与党アフリカ民族会議(ANC)にズマ氏の勢力が残り、ラマポーザ氏と対立しており、ズマ氏は就任式を欠席した。《共同通信》

【米・トランプ大統領】来日

トランプ米大統領は25日午後、大統領専用機で羽田空港に到着した。令和初の国賓としての来日で、28日まで滞在する。安倍晋三首相とトランプ氏は首脳会談のほかにも、ゴルフや大相撲観戦などプライベートでも行動を共にし、首脳間の信頼を強めるとともに、強固な日米同盟の関係をさらに深化させる考えだ。

首相はトランプ氏に北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、日朝首脳会談の実現への支援を重ねて求めるほか、6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会議への協力、法の支配をはじめ普遍的価値を重視する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携も確認する見通しだ。《産経新聞》

令和初の国賓として25日、来日したトランプ米大統領は、企業経営者らとの会合で、「偉大だ」などとリップサービスを随所に織り交ぜながら、米国へのさらなる投資を求めた。

東京・赤坂の駐日米大使公邸で開かれた会合。出席者によると日本側は30人ほどの経営者が出席した。トランプ氏は、「マサ」と呼ぶソフトバンクグループの孫正義会長兼社長とにこやかな表情で抱き合った。

トランプ氏はあいさつの冒頭、「世界の最も偉大なビジネスリーダーがここに集まっている」と称賛した。「米国と日本は世界最大の経済大国。皆さんはその中ですばらしい仕事をしている」とも語った。

会場には自動車、大手商社、金融など米国内に積極投資している企業トップの姿が目立った。トランプ氏は、トヨタ自動車やデンソーといった社名を次々と呼んで親密さをアピール。会場を自ら回って経営者と握手する一幕もあった。

終了後、出席者の一人は「トランプ氏は、空港到着後、すぐ会合に駆けつけ、『ビジネスを大事にしている』と伝えたかったのだろう」と振り返った。

別の出席者も「やはり経営者。疲れているだろうに、ニコニコして愛想がよく、大したものだ」と語った。《読売新聞》



5月25日 その日のできごと(何の日)