令和19日目

2019/05/19

この日のできごと(何の日)

【拉致問題国民大集会】即時一括帰国「堅持を」

拉致被害者の帰国実現に向け、安倍晋三首相が「前提条件なし」で金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談を求める姿勢を明言する中で19日、「国民大集会」が開かれた。拉致被害者家族は日本政府に、全被害者の即時一括帰国という「最低条件」の堅持を要請。今月下旬に予定されるトランプ米大統領との面会などを念頭に、国際社会と連携した早期の成果も訴えた。

「私が公に立って問題解決に取り組み始めて以来、こうした場の欠席は初めて。残念です」。田口八重子さん(63)=拉致当時(22)=の長男、飯塚耕一郎さん(42)は、体調を崩して集会への出席を見合わせた家族会代表で田口さんの兄の繁雄さん(80)の心境をおもんばかり、無念の思いを吐露した。

この日は、横田めぐみさん(54)=同(13)=の父、滋さん(86)も昨年に続いて欠席。高齢化や病に直面する家族の切迫感は、これまで以上に高まっている。

耕一郎さんは、集会を前に繁雄さんと電話で話した内容を明かし、「『求めるものはただ一つ、被害者の即時一括帰国だ』と言っていた。背景にあるのは親世代に残された時間の少なさだ」と強調。「北朝鮮は転換期にあり、金委員長はこのタイミングを逃さずに決断してほしい」と訴えた。《産経新聞》

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【鹿児島県屋久島町】孤立の314人全員救助

鹿児島県屋久島町で、大雨による土砂崩れのため孤立していた登山者ら314人は19日夕までに全員救助された。町によると、4人が低体温症や捻挫の疑いで病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。孤立者は少なくとも262人とみられていたが、山中で過ごした人も含め、314人となった。

県や町によると、県警や陸上自衛隊員ら約130人が19日朝から、現場で作業にあたった。バスの車内などで一夜を明かした登山者らは自衛隊などが架けた仮設の橋を渡ったり、救助用のロープを伝ったりして下山。車で屋久島署に運ばれ、健康状態のチェックを受けた。

千葉県船橋市の会社員の女性(58)は、「ロープを離したら水に流されそうだった。登山口に着いたときは、下着までびしょぬれで寒かった」と振り返った。福岡市の会社員の男性(54)は、仮設の橋を渡った際、足元の濁流の勢いが強く、「ひやひやしながら渡った」と言う。

屋久島では17日朝の降り始めから19日午後5時までの総雨量は457・5ミリに達し、5月の1か月の平年値(441・0ミリ)を上回った。屋久島は雨が多いことで知られ、ガイド向けのルールでは、警報が出ている時は入山しないことになっている。往復約10時間かかる観光名所の縄文杉の見学ツアーは早朝に出発するのが一般的なのに対し、気象庁が大雨警報を出したのは18日午後3時25分だった。《読売新聞》

【Hey!Say!JUMP】ファンの迷惑行為で公演見送り

ジャニーズ事務所は19日、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の今年のアリーナ会場でのコンサート開催を見送ると公式サイトで発表した。一部のファンが、駅などでタレントを待ち受けたり、追いかけたりしたほか、通路をふさいで通行を妨げるなど、公共交通機関の利用マナーに問題があり、ほかの利用客に迷惑をかけていることを理由にしている。

サイトでは、「デビュー以来継続して参りましたアリーナ会場でのコンサートを本年は見送らせて頂きます」と報告。「苦渋の決断であり、全員が強く来年以降の全国ツアー再開を希望しております」としている。《読売新聞》

【ボクシング・小西伶弥選手】IBF王座獲得ならず

国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は19日、神戸市の神戸ポートピアホテルで行われ、挑戦者で同級3位の小西伶弥(真正)は王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)に0―3の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。

序盤から激しい打ち合いになったが、経験豊富な王者が手数で上回った。小西は昨年3月以来、2度目の世界挑戦も実らなかった。小西の戦績は19戦17勝(7KO)2敗。初防衛に成功したアルバラードは37戦35勝(30KO)2敗となった。《共同通信》

【体操・谷川翔選手】NHK杯初優勝

体操の世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯最終日は19日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで男子が行われ、4月の全日本選手権で2連覇した20歳の谷川翔(順大)が合計254.363点で初優勝した。0.235点差で2位に入った兄の谷川航、3位の萱和磨(ともにセントラルスポーツ)までが代表入りを決めた。

全日本の得点を持ち点に争われ、谷川翔は得意のあん馬で落下したが、その後は踏ん張って逃げ切った。全日本3位の武田一志(徳洲会)は4位に終わり、白井健三(日体大大学院)は23位だった。《共同通信》

【プロ野球・19日】

オ3―9西

西武が快勝した。三回、外崎の適時打で先制。四回、栗山の適時二塁打などで2点を加え、七回に森の満塁本塁打で突き放した。新人の松本航が5回4安打2失点でプロ初登板勝利。オリックスは小刻みに継投したが失点を重ねた。

ロ5―10楽

楽天が逆転勝ちで2位に浮上した。4―5の六回に今江の適時打で同点。七回に浅村、ウィーラーの2者連続ソロで2点を勝ち越し、九回には浅村の2点二塁打などで加点した。ロッテは投手陣が打ち込まれ、勝率5割に逆戻りした。

ソ4―2日

五回裏終了、降雨コールドゲームでソフトバンクが3連勝した。4回2失点のミランダが3勝目。一回にグラシアルが2ラン、三回に川島、四回はデスパイネがともにソロを放った。日本ハムの上原は四回途中4失点で3敗目を喫した。

ヤ0―7D

DeNAが3連勝した。四回にロペスの3ランと石川のソロで4点を先制。五回にソトの適時打、九回に筒香の2ランで加点した。浜口が2安打に抑えて今季2度目の完封で2勝目。ヤクルトは今季5度目の零敗で5連敗を喫した。

中5―4巨

中日は1―2の五回、ビシエドの2点中前打で逆転。六回は堂上の適時打、八回も大島の二塁打で加点した。清水が5回2失点で2勝目、鈴木博は13セーブ目。巨人は山口が5回1/3で4失点し、終盤に2点を返す反撃も及ばなかった。

神1―5広

広島が7連勝。アドゥワが7回4安打無失点で2勝目を挙げた。打線は一回に鈴木の二塁打で2点を先制。二回と四回はともに菊池涼が適時打を放つなど、効果的に加点した。阪神は3連敗で、勝率が5割に戻った。《共同通信》

【競馬・第80回オークス】

第80回オークス=優駿牝馬=(19日・東京11R2400メートル芝18頭、G1)1番人気のラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ騎乗)が2分22秒8で優勝し、デビュー4連勝で13年ぶり5頭目の無敗制覇を果たした。

払戻金は単勝が400円、枠連は(5)―(7)で8420円、馬連は(10)―(13)で2万5140円、馬単は(13)―(10)で2万8210円、3連複は(2)―(10)―(13)で2万8240円、3連単は(13)―(10)―(2)で17万9960円、ワイドは(10)―(13)が6430円、(2)―(13)が470円、(2)―(10)が4960円。《共同通信》

【花田光司さん】道場設立

昨年10月に日本相撲協会を退職した元横綱貴乃花の花田光司氏が19日、都内で記者会見し、相撲の普及活動を目的とした「一般社団法人貴乃花道場」の設立を発表した。

国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)元事務局長の松浦晃一郎氏が理事長に就任。花田氏は近く、イタリアや米ニューヨークなどへ出向き、子供らを対象に相撲を指導するなどの活動を行う予定。花田氏は「世界各地へ足を運んで日本の伝統文化を伝えたい。力士になってくれる子を増やすことができればいい」と話した。《読売新聞》

【丸山穂高衆院議員】維新を批判

戦争による北方領土奪還の是非に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員は19日、駐日ロシア大使に丸山氏の発言を謝罪した維新幹部を批判した。「ロシアへの『おわび』は完全に意味不明な対応。おかしなことにはおかしいと申し述べる」と自身のツイッターに投稿した。

自民党が提出を検討している丸山氏の発言を非難する決議案に関しても「韓国(海軍艦艇)による自衛隊機へのレーダー照射の時も尻込みして(非難決議案を)結局出さなかった」と批判。「長年わが国領土を不法占拠しているロシアに対してなら理解できるが、一議員の発言へ出すならまさにそれこそ牽強付会で(決議案の)基準が曖昧になる」と反発した。《産経新聞》

【木村進さん】死去

元吉本新喜劇座長で喜劇俳優の木村進さんが19日午後3時14分、腎不全のため大阪市内の病院で亡くなった。68歳。福岡市出身。

父はおばあちゃん役で人気を博した喜劇俳優の二代目博多淡海。高校中退後、父の一座を経て昭和45年に吉本興業に入社、49年に23歳で吉本新喜劇の座長に就任した。

「イッヒッヒッヒ」と奇声を発するギャグが一世を風靡(ふうび)し、同時に座長についた間寛平さんとのコンビで人気を博した。多くのテレビ番組でも活躍した。

昭和62年に三代目淡海を襲名。披露公演中の63年に脳内出血で一時重体に。左半身に障害が残ったため新喜劇を退団し、三代目淡海も返上した。《産経新聞》



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