平成11044日目
2019/04/04
この日のできごと(何の日)
【セブン―イレブン】一律24時間営業を見直しへ
セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン―イレブン・ジャパンは4日、永松文彦副社長(62)が8日付で社長に昇格する人事を正式発表した。永松氏は東京都内で記者会見し、コンビニ加盟店に一律に求めてきた24時間営業を店の事情に合わせて柔軟に見直す意向を示した。セブンの成長を支えてきたビジネスモデルは大きな転換点を迎えた。
永松氏は加盟店ごとに経営環境は非常に大きく異なっているため「個店に合わせた柔軟な対応を営業時間においても判断していきたい」と説明した。
同席したセブン&アイの井阪隆一社長も24時間営業に「実証実験を踏まえ、柔軟に対応していきたい」と語った。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【天皇、皇后両陛下】外国首脳と最後の会見
天皇、皇后両陛下は4日、お住まいの皇居・御所で中米パナマのバレラ大統領夫妻と会見された。陛下の在位中、外国の首脳との会見はこれが最後となる。
宮内庁によると、会見は約30分間行われ、大統領は今月末に迫った陛下の退位について「世界の平和と繁栄のために残された功績に心から感謝します」と述べた。
これに対し、陛下は「平成の時代は戦争がなかったということが一番重要だと思います。それは日本国民が戦争の悲惨さを真剣に考え、対応してきたからだと思います」と語られた。
陛下は3日、せきの症状のため宮中祭祀(さいし)などの出席を取りやめたが、4日は予定通り公務を行われた。《読売新聞》
【防衛省・山崎幸二統合幕僚長】「日本を取り巻く安全保障環境は非常に厳しい」
防衛省制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は4日、初めての定例記者会見で「日本を取り巻く安全保障環境は非常に厳しい。あらゆる事態に的確に対応し、平和と安全、領土、領海、領空をしっかり守るべく万全な態勢を構築していくことが重要だ」と述べた。山崎氏は、陸上自衛隊トップの陸上幕僚長から1日付で就任した。
山崎氏は、昨年12月に閣議決定された新たな防衛計画の大綱に基づき、宇宙、サイバーなどの脅威にも対処する「多次元統合防衛力」の構築を重視する姿勢を強調。中国や韓国との制服組同士の交流を進める考えも示した。《共同通信》
【ロシア外務省・ザハロワ情報局長】日本の教科書は歴史歪曲
ロシア外務省のザハロワ情報局長は4日の定例会見で、日本で2020年度から使用される小学校の社会科教科書に北方領土が「日本の固有の領土」と書かれていることについて「歴史の歪曲」などと述べ、批判した。北方領土問題を巡り、ロシアが公式に日本の学校教科書を批判する異例の事態となった。
日本政府は平和条約交渉でロシア側を刺激しないように「日本の固有領土である北方領土をロシアが不法占拠している」との従来の主張を封印。ロシア側はこれにつけ込み、日本への攻勢を強めている。ザハロワ氏は「固有の領土」は「ばかげた主張」と一蹴した。《共同通信》
【加藤ミリヤさん】結婚発表
人気歌手の加藤ミリヤさん(30)が4日、結婚したことを公式サイトで明らかにした。
ファン宛てのメッセージに「一般の方と結婚しました。新しい命を授かり夏には母になります。音楽の世界でも家庭でも愛に溢れた人生を築けるよう一生懸命頑張ります」とつづっている。
2004年に女子高生シンガー・ソングライターとしてデビュー。同世代から高い支持を集めた。《共同通信》
【プロ野球・4日】
オ0―3ソ
ソフトバンクが引き分けを挟んで開幕から5連勝した。二回にグラシアルの1号ソロで先制。四回は松田宣、七回は柳田がともに適時二塁打を放った。武田は7回2/3を投げ、無失点で今季初勝利。オリックスは開幕から6試合白星なし。
西8―6ロ
西武が開幕3連敗後に3連勝した。一回に森の3点三塁打などで4点を先制し、二回に森の適時打などで4点を加えた。本田は6回0/3を4失点でプロ初勝利。ロッテはプロ初登板の小島が2回8失点と打ち込まれ、反撃も及ばず5連敗。
楽11―2日
楽天が5連勝。一回に茂木の適時二塁打と銀次の2点打で3点を先制し、3―2の六回に嶋の2点二塁打、浅村の2点三塁打など打者一巡で8点を加えた。五回のピンチで好救援した石橋が2勝目。日本ハムは投手陣が打たれて3連敗。
中3―2広
中日が勝率を5割に戻した。ロメロが6回3安打無失点で来日初登板勝利。打線は二回に福田の1号ソロ本塁打で先制し、六回は京田のソロなどで2点を加えた。鈴木博は2セーブ目。広島は九回に2点を奪う反撃も及ばなかった。
巨10―1神
巨人が5連勝。先発した新人の高橋が初登板勝利を挙げた。リズム良く6回を投げてソロ本塁打による1失点。15安打10得点の打線で岡本は一回に2戦連発となる先制2ラン、五回にも一発。阪神は初登板先発の浜地が打たれ、4連敗。
ヤ5―10D
DeNAが4本塁打を含む12安打で快勝した。4―4の七回にソトのソロ、代打佐野の満塁本塁打で5点を勝ち越し、八回にソトの3号ソロで加点。六回を抑えた砂田が2年ぶりの勝利。ヤクルトは投手陣が崩れて連勝が3で止まった。《共同通信》
【競泳・日本選手権】
競泳の世界選手権(7月・韓国)代表選考会を兼ねた日本選手権第3日は4日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル自由形は松元克央(セントラルスポーツ)が派遣標準記録を突破する1分45秒63で2連覇し、代表に決まった。
男子100メートル背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が53秒53で6年連続8度目、女子100メートル背泳ぎは酒井夏海(スウィン美園)が59秒98で3年ぶり2度目の優勝。女子200メートル自由形は白井璃緒(東洋大)が1分57秒16で初制覇したが、いずれも派遣標準記録には届かなかった。 《共同通信》
【東京株式市場】
4日の東京株式市場は、前日の米ハイテク株高を好感した買い注文が入り、日経平均株価(225種)は小幅続伸した。終値は前日比11円74銭高の2万1724円95銭で、前日に続き約1カ月ぶりの高値を付けた。
東証株価指数(TOPIX)は1.72ポイント安の1620.05。出来高は約12億2千万株。《共同通信》
【カルロス・ゴーン氏】4度目の逮捕
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が、オマーンの販売代理店側に日産資金を不正に支出し、約5億6300万円の損害を与えたとして、東京地検特捜部は4日、新たに同法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。逮捕は4回目。特捜部は中東を舞台にした不透明な巨額資金の流れの解明を進める。
ゴーン容疑者は3月6日に108日間の勾留を経て保釈されたばかりだが、再び身柄を拘束された。特捜部の事件で、保釈後に再逮捕されるのは異例。
再逮捕容疑は、日産の代表取締役だった平成27年12月~30年7月、日産子会社「中東日産」(アラブ首長国連邦)から複数回にわたり、オマーンの販売代理店「スハイル・バハワン自動車」(SBA)に計1500万ドルを送金させ、このうち計500万ドル(約5億6300万円)を自己の取得分とし、実質的に保有するレバノンの投資会社「グッド・フェイス・インベストメンツ」(GFI)へ送金させて日産に損害を負わせたとしている。 《産経新聞》
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日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕されたことを受け、弁護人の弘中惇一郎弁護士は4日、東京の日本外国特派員協会で記者会見し「合理性もなく逮捕に踏み切った。暴挙と言わざるを得ない。強く抗議したい」と東京地検特捜部の捜査を批判した。
ゴーン容疑者は3日、記者会見を11日に特派員協会で開くと表明しており、その翌朝に身柄を拘束された。「一種の口封じ」と強調した。
再逮捕後、接見した際のゴーン容疑者の様子も明らかにした。「容疑をはっきりと否定している。意思を同じくして徹底的に戦うことを確認した」《共同通信》
【安倍晋三首相】パナマ・バレラ大統領と会談
安倍晋三首相は4日、中米パナマのバレラ大統領と官邸で会談し、中国を念頭に自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、協力を呼びかけた。パナマが支持を表明している中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のほか、北朝鮮の非核化や日本人拉致問題についても意見交換した。
パナマは平成29年に中国と国交を樹立。中国も、太平洋と大西洋を結ぶ戦略的要衝のパナマ運河を一帯一路に取り込むため、関係を強化している。日本側には会談で経済協力の姿勢を伝え、中国との接近にくさびを打ち込みたいとの狙いがあるとみられる。《産経新聞》
【相沢英之さん】死去
元自民党衆院議員で、金融担当相や党税調会長などを歴任した相沢英之氏が4日午前6時45分、肺炎のため死去した。99歳。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は女優で妻の司葉子さん。
東京帝大卒業後、大蔵事務次官を経て、1976年衆院選に旧鳥取全県区で初当選し9期務めた。90年に第2次海部内閣で経済企画庁長官として初入閣。2000年に第2次森内閣で金融担当相に就いた。
01年には党税調会長に就任。税調の中で絶大な影響力を持つ「インナー」と呼ばれる非公式幹部会のメンバーとして、存在感を示した。《共同通信》