平成10983日目
2019/02/02
この日のできごと(何の日)
【海上保安庁】中国漁船の船長を逮捕
小笠原諸島(東京都)近海で停船命令に従わなかったとして、海上保安庁は2日、中国漁船の船長(40)を漁業主権法違反(立ち入り検査忌避)容疑で現行犯逮捕した。同諸島周辺は5年前に中国船による密漁が問題になった「宝石サンゴ」の生息地で、同庁は今回も密漁目的だったとみている。摘発強化で沈静化していた周辺海域での密漁が再び活発になっている恐れがあり、同庁は警戒監視を強める。
宝石サンゴ 水深100メートルより深い海底に生息するアカサンゴ、モモイロサンゴ、シロサンゴなどの総称。宝石や装飾品の素材として珍重される。特に中国では富裕層を中心にアカサンゴの人気が高く、高額取引されるという。成長は遅く、大人の小指ほどの太さになるまで50年かかるとされる。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【明石市・泉房穂市長】辞職
兵庫県明石市議会は2日の臨時会で、ビルの立ち退き交渉を担当する部下に「燃やしてしまえ」などと暴言を浴びせた泉房穂市長(55)の辞職に全会一致で同意し、市長は同日付で辞職した。議会事務局によると「一身上の都合」を理由に臨時会を欠席した。
泉氏は1日、議長に2日付の辞表を提出。記者会見したが、出直し選への出馬については態度を明確にしなかった。
市選挙管理委員会によると、3月中に市長選が実施される見込み。仮に泉氏が出馬して当選すれば、4月の統一地方選で再び市長選が投開票されることになる。《共同通信》
【スシロー】働き方改革で一斉休業へ
回転ずし最大手の「あきんどスシロー」は2日までに、今月5日と6日の2日間、ほぼ全店に当たる約500店舗を一斉休業すると発表した。「働きやすい環境づくりの一環」と説明している。一斉休業は、店舗が全国に広がった近年では初めての取り組みという。
休業するのは、ショッピングモールなどに入っていて休めない11店を除く全国の店舗。従業員からの要望もあり、休日の確保が現場の士気向上につながると判断した。
担当者は「お客さまや関係者への影響を最小限に抑えつつ、働きやすい環境づくりにつなげたいという思いで一斉休業の形をとることにした」と話している。《産経新聞》
【ジャンプ・小林陵侑選手】W杯10勝目
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は2日、ドイツのオーベルストドルフでフライングヒルによる個人第18戦(ヒルサイズ=HS235メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が427・0点で6試合ぶりに優勝し、今季、通算ともに10勝目を挙げた。
W杯のシーズン10勝は史上10人目。通算勝利数で17勝の葛西紀明(土屋ホーム)、15勝の船木和喜(フィット)に続いて日本勢で単独3位となった。1回目に224メートルでトップに立ち、2回目も234メートルでリードを守った。《共同通信》
【中国】マリオ動画を削除
中国の治安・司法部門を統括する共産党中央政法委員会の短文投稿サイトに掲載されていた任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」シリーズのキャラクターを使った動画が、2日までに削除された。動画は法執行の取り組みをアピールする内容だったが、著作権者に無断で使用した可能性が指摘されていた。
動画は同委員会の短文投稿サイト「微博」の公式アカウントに1月30日に投稿された。
動画の冒頭には英語で「スーパーマリオ」と書かれたタイトルが登場し、原作と酷似したキャラクターや音楽が使われていた。「マリオ」が腐敗官僚や知的財産権侵害を取り締まる場面が描かれていた。《共同通信》
【未来のミライ】アニー賞受賞
「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第46回アニー賞(国際アニメ映画協会主催)の発表・授賞式が2日夜、米ロサンゼルスで開かれ、細田守監督の映画「未来のミライ」が長編インディペンデント作品賞を受賞した。24日に発表されるアカデミー賞でも長編アニメ賞にノミネートされており、弾みがつきそうだ。
一方、マーベル・コミック作品「スパイダーマン スパイダーバース」(日本公開は3月8日)は最も注目される長編作品賞をはじめ7部門を受賞した。
長編インディペンデント作品賞は米国で1000館未満の映画館で公開された作品が対象だ。《共同通信》
【日本会議】安倍首相に遺憾の意
保守系団体「日本会議」が、皇位継承に伴う新元号を4月1日に事前公表する首相方針に「遺憾の意」を示す見解を機関誌に掲載したことが2日、分かった。天皇代替わり前の公表は「歴史上なかった」として、先例としないことも求めた。
見解は機関誌「日本の息吹」2月号に掲載された。歴代天皇が即位後に改元してきた「代始改元」の伝統と、天皇一代に一つの元号とする明治以来の「一世一元」の制度を踏まえ、新天皇即位後の新元号決定と公布が「本来の在り方だ」と批判した。《産経新聞》
【安倍晋三首相】キャッシュレス決済を体験
安倍晋三首相は2日、東京都品川区の戸越銀座商店街を訪れ、ICカードを用いた電子マネーやQRコードを活用した決済サービスによる買い物を体験した。10月に予定する消費税増税対策の一環として実施するポイント還元を控え、キャッシュレス決済の普及を促す狙い。「初めてなのでちょっと緊張したが、本当に簡単に買えた」と記者団に感想を語った。
首相はこの日、コンビニで発行したICカードを使い、鮮魚店で大トロやカンパチなどの刺し身を購入。続いて生花店ではQRコードによる決済でバラなどの花束を買った。
ポイント還元は、10月から来年6月まで9カ月間実施する。《共同通信》