平成10917日目
2018/11/28
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】沖縄県・玉城デニー知事と会談
安倍晋三首相は28日、沖縄県の玉城デニー知事との会談で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進する意向を伝え、理解を求めた。玉城氏は移設断念を訴え、物別れに終わった。政府は移設関連工事を進める方針で、県側が反発を強めるのは必至だ。首相と玉城氏の会談は10月12日以来。
玉城氏は会談で、移設には13年かかると指摘し「知事選で示された民意を真摯に受け止め、工事を中止してほしい」と要請。首相は「計画通り移設作業を進めたい。理解を求めたい」と応じなかった。
菅義偉官房長官は記者会見で「辺野古移設について考え方の隔たりが大きく、一致に至らなかった」と述べた。《共同通信》
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【入管法改正案】参院本会議で審議入り
外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案は28日午後、参院本会議で審議入りした。安倍晋三首相は「人手不足は深刻で、問題への対応は待ったなしだ。できる限り早急に新制度を実施する必要がある」と述べ、来年4月開始を目指す考えを強調した。与党主導の強引な審議日程で衆院を通過したことに批判を強める野党は「まともに審議できる代物ではない」と内容の不備を追及。冒頭から激しく対立した。
首相は新設する在留資格について、改めて移民政策ではないと否定。「国民が懸念するような政策を採る考えはない」と説明した。《共同通信》
【米・トランプ大統領】車関税に意欲
トランプ米大統領は28日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のリストラ計画に関連し、輸入車に高関税を課していれば「GMが工場を閉鎖することはなかっただろう」とツイッターに書き込み、検討中の自動車関税発動に意欲を示した。自動車の対米輸出が多い国が「何十年も米国を悪用してきた」と強い不満もにじませた。
米商務省は自動車と関連部品に高関税を課す輸入制限の検討を続けている。トランプ氏は、GMが5工場での生産停止などを発表したことを受け、関税発動を「鋭意、検討中だ」と改めて強調。発動の判断をめぐって「大統領には多大な権限がある」とも述べた。《産経新聞》
【由規投手】楽天入団会見
ヤクルトを戦力外となり、楽天に育成契約で入団する由規投手が28日、楽天生命パーク宮城で入団記者会見を行い「地元の楽天に声を掛けてもらって感謝の気持ちでいっぱい。初心に戻って、新たな気持ちで来季に臨みたい」と意気込んだ。年俸は340万円。
6月に右肩痛を再発し、リハビリに励んでいる。今月に入ってキャッチボールを再開し、今は40メートルほどを投げられるまで回復したという。実戦復帰の時期は未定だが、球団は来季後半に1軍の戦力となることを期待しており「一日でも早く支配下を勝ち取って恩返しができるように頑張りたい」と話した。(金額は推定)《産経新聞》
【菅義偉官房長官】東京新聞記者に「事実と違う質問すべきでない」
菅義偉官房長官は28日午後の記者会見で、外国人労働者の受け入れ拡大に向け在留資格を創設する出入国管理法改正案について質問した東京新聞の望月衣塑子記者に「全く事実と違うことの質問はすべきでない」と語気を強めて苦言を呈した。
望月記者は、27日の衆院法務委員会や衆院本会議での改正案採決について「実質13時間という短い審議で強行に採決が行われた」と主張。菅氏は「強行採決なんか、やっていない」と反論した。自民、公明両党に加え日本維新の会も賛成に回ったことを念頭に置いたとみられる。
望月記者は次に「財界の要望ありきで採決が行われ、労働者の視点での議論が行われず、国会が軽視されているという批判が出ている」と発言し、菅氏は「大変申し訳ないが、誰がそう言っているのか」と反問した。
改正案の衆院通過を報じた28日付朝刊の新聞記事のうち、東京と朝日は「採決強行」、毎日は「採決を強行」との見出しをつけていた。《産経新聞》
【勝谷誠彦さん】死去
テレビの辛口コメンテーターとして活躍したコラムニストの勝谷誠彦(かつや・まさひこ)さんが28日午前1時48分、肝不全のため兵庫県尼崎市の病院で死去した。57歳。尼崎市出身。
早稲田大卒業後、文芸春秋に入社。記者として活躍後にフリーとなり、「ビートたけしのTVタックル」などのテレビ番組や雑誌で幅広く活動した。2017年の兵庫県知事選にも立候補した。親族によると、今年8月に重症アルコール性肝炎で入院して以降、入退院を繰り返していた。《共同通信》