平成10727日目
2018/05/22
この日のできごと(何の日)
【日大悪質タックル問題】日大選手「反則は監督らの指示」
アメリカンフットボールの定期戦での悪質な反則行為で、関西学院大の選手を負傷させた日本大の選手が22日、東京都内で記者会見し、焦点となった危険なタックルは内田正人前監督と井上奨コーチの指示に従ったと説明した。
大学日本代表に選出された経験もある日大3年の宮川泰介選手(20)は、氏名を公表して謝罪。「事実を明らかにすることが償いの第一歩。深く反省しております」と頭を下げた。日大は会見を受け「相手のQBをつぶせ」という発言は認めたが、意図的な反則指示をあらためて否定した。関学大の選手側が提出した被害届により、警視庁が傷害容疑を視野に捜査する。《共同通信》
関西学院大は22日、宮川選手の会見を受け、鳥内秀晃監督(59)と負傷した選手(19)の父親の奥野康俊氏(52)のコメントを発表した。
鳥内監督は宮川選手の説明について、「非常に具体的だったので真実を語ってくれたと感じた」と評価し、「このようなことがスポーツの場で起きたこと自体が信じられない。スポーツの範疇を超えているものだと改めて感じた」とした。
奥野氏は「激しい憤りを覚える。監督やコーチが最初から自分の息子をけがさせようとしていた。刑事告訴も検討せざるをえない状況だ」と述べた。《読売新聞》
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【石川県、福井県】両知事が国道8号線4車線化を要望
石川県の谷本正憲知事と福井県の西川一誠知事は22日、2月の大雪で多くの車が立ち往生した国道8号について、現在2車線となっている両県境8・7キロ区間の4車線化を求める要望書を、国土交通省で高橋克法政務官に提出した。
既に4車線化に着手している両県内計7・6キロ区間の早期完成も要請。高橋政務官は「4車線化は時間がかかる。次の冬までに具体的な大雪対策を打ち出したい」と述べ、当面の対策を検討していることを説明した。《産経新聞》
【米・トランプ大統領】米朝首脳会談延期を示唆
トランプ米大統領は22日、韓国の文在寅大統領とホワイトハウスで会談し、6月12日にシンガポールで予定される北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談を延期する可能性を示唆した。開催を望む考えを表明する一方、米国が求める条件が満たされなければ見送るとけん制。会談中止を警告するなど最近の北朝鮮の態度硬化は中国の影響だと不満を示した。史上初の米朝首脳会談実現へ、激しい交渉が続きそうだ。
トランプ氏は米朝首脳会談が開催されれば素晴らしいが、「延期の可能性が相当ある」と認めた上で、今回見送っても別の機会に開かれる可能性があるとの考えを示した。《共同通信》
【安倍晋三首相】加計氏との面会を改めて否定
安倍晋三首相は22日の衆院本会議で、学校法人「加計学園」問題を巡り、加計孝太郎理事長とは何度も会っているが「獣医学部の新設について話したことはない」と主張した。2015年2月25日に首相が加計氏と面会したとする愛媛県新文書の内容も改めて否定。野党は加計氏らの証人喚問を要求した。与党は、野党が18日に衆院に提出した茂木敏充経済再生担当相に対する不信任決議案を否決した。
首相は加計学園の計画を17年1月に把握したとの主張を維持することで、加計問題への世論の批判を抑え、働き方改革関連法案などの今国会成立を図りたい考え。国会は終盤に向け与野党対立が激しくなった。《共同通信》