平成10539日目

2017/11/15

この日のできごと(何の日)

【横田めぐみさん】拉致から40年

新潟市で横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから40年となった15日、父滋さん(85)、母早紀江さん(81)が川崎市で記者会見した。早紀江さんは「早く返してほしいという思いだけ。自由にさせてあげたい」と訴え、一刻も早い娘との再会を願った。

会見で早紀江さんは「なぜ40年たっても何も分からないのか不思議でならない。これでいいのか、という思いもある」と政府への思いを吐露。「めぐみが元気でいてくれればいい。私たちも、もう長くはない。意識のあるうちに『めぐみちゃん』と言ってあげたい」と声を詰まらせた。

これまでの救出運動については「新潟の人には当初から署名活動などで支えてもらった。大きな力になっている」と感謝した。滋さんは質問に答える早紀江さんを見守った。

めぐみさんは、新潟市寄居中1年だった1977年11月15日、下校途中に自宅近くで拉致された。北朝鮮は2002年の日朝首脳会談で拉致を認め、柏崎市の蓮池薫さん(60)と祐木子さん(61)夫妻、佐渡市の曽我ひとみさん(58)ら拉致被害者5人が帰国したが、めぐみさんの安否は不明のままだ。《新潟日報》

1977年に横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致され40年となった15日、拉致被害者の曽我ひとみさん(58)=新潟県佐渡市=が新潟市で講演し、北朝鮮で一時同居しためぐみさんに「必ず日本に帰る日が来ます。心を強く持ち、決して諦めないでください」と呼び掛けた。

曽我さんは冒頭、「めぐみさんにとっては、また忌まわしい日が来たと落胆する日だろう」とおもんぱかった。「自分も1年、また1年と心が死んでいくようだった」と、めぐみさん拉致の翌年に母親とともに拉致された当時の心境を振り返った。

講演は新潟県などが主催した。《共同通信》

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【ジンバブエ軍】国営放送局を占拠

アフリカ南部ジンバブエの国軍が15日未明、国営放送局を占拠した。ロイター通信が報じた。首都ハラレ中心部では複数の爆発音が聞こえ、市内全域に兵士が配置されているという。ムガベ大統領(93)が自身の後継を巡りムナンガグワ第1副大統領(75)を解任したことを受け、反発した軍によるクーデターの恐れが高まっている。

1980年の独立以来、実権を握るムガベ氏が退陣に追い込まれる可能性が出てきた。一方、AP通信によると国軍の報道官は15日、占拠した国営放送を通じて声明を発表し「(兵士の展開は)ムガベ氏周辺の犯罪者が標的だ」と述べた。《共同通信》

【茨城県八千代町】レタス1500個盗まれる

15日午前8時50分ごろ、茨城県八千代町村貫の畑から収穫間近のロメインレタスが盗まれたと、農業の男性(50)が下妻署に通報した。約1500個(約10万円相当)がなくなっており、同署は窃盗事件とみて捜査している。

同署によると、男性は14日午後3時ごろ、異常がないことを確認しており、15日朝までの間に盗まれたとみられる。畑から最も近い住宅まで約200メートル離れており、畑には自由に立ち入ることができたという。《産経新聞》

【希望の党・玉木雄一郎代表】「ゼロからの出発」

希望の党の玉木雄一郎代表は15日、都内で開かれた討論会で、小池百合子都知事との代表交代を受けた党運営に関し「『ゼロからの出発』との表現があるが、マイナスからの出発だと思っている」と述べ、多難な船出との認識を示した。同時に「足元をしっかり固め、立ち位置を明確にして地道に活動を続けていくしかない」と述べた。

報道各社の世論調査で希望の党の支持率が低迷している点に触れ「現在の国民の評価だ。なぜ私たちが国民の信頼を得られないのかについて真摯に向き合い、改善していく」と強調した。《産経新聞》

【日本維新の会・足立康史衆院議員】福山、玉木氏に「犯罪者」

日本維新の会の足立康史衆院議員は15日の衆院文部科学委員会で、希望の党の玉木雄一郎代表の関係団体が獣医学部新設に反対する日本獣医師会の関係団体から政治献金を受けていたことを問題視し、「犯罪者だと思っている」などと批判を展開した。

足立氏は加計学園の獣医学部新設に絡み「献金をもらって仮に請託を受けて国会質問していれば犯罪者だ」と述べた。自身が「朝日新聞、死ね」とツイッターで批判した加計学園に関する同紙の報道についても「捏造(ねつぞう)だ」と重ねて強調した。林芳正文科相に「捏造と言ってください」と求めたが、林氏は「特定の報道について断定することは控える」とかわした。

足立氏は委員会後、記者団に「朝日の捏造報道で拡大した風評が、意味のない(他の)野党の質疑につながっている。捏造報道の責任は大きい」と主張。民進党が国会で取り上げた「保育園落ちた日本死ね」の言葉を引き合いに「『死ね』が不適切なことは重々承知している。『日本死ね』を問題にしなかった国会やメディア、社会に対する異議申し立てだ」と述べ、撤回しない考えを示した。

希望の党の泉健太国対委員長は「一つ一つを真剣に受け止めることにはならない」と突き放した。一方、福山哲郎幹事長が玉木氏とともに名指しで「犯罪者」と呼ばれた立憲民主党は、発言を議事録から削除するよう冨岡勉委員長(自民)に求めた。足立氏への懲罰動議を提出すべきかどうかも検討している。《産経新聞》



11月15日 その日のできごと(何の日)