平成10525日目
2017/11/01
この日のできごと(何の日)
【第4次安倍内閣】発足
衆院選を受けた第195特別国会が1日召集され、衆参本会議の首相指名選挙で安倍晋三首相(自民党総裁)が第98代首相に選出された。皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て公明党との連立による第4次安倍内閣が発足した。首相は衆院解散前の8月に行われた前回の組閣から間もないことから全閣僚を再任した。
首相は1日夜、記者会見し、衆院を解散した理由の一つである北朝鮮の脅威に関し「わが国を取り巻く安全保障環境が戦後最も厳しいといっても過言ではない」と述べた。その上で「圧力を最大限まで高め、北朝鮮から対話をしてほしいという状況を作らなければならない」と語り、圧力強化に向けた国際社会の連携の重要性を強調した。
憲法改正では、再来年の参院選と同時に国民投票を行うかを問われ「(実施)する考えはない」と断言し、与野党の幅広い議論を重視する考えを示した。
首相は引き続きデフレ脱却などの経済再生を重要課題として政権運営に当たる考えだ。記者会見後の初閣議で、少子高齢化対策の新たな政策パッケージの策定と待機児童解消などの前倒しのため平成29年度補正予算案の編成を指示した。
第4次内閣が発足するのは、昭和27年10月の吉田茂元首相以来で戦後2例目。全閣僚の再任は平成17年9月の第3次小泉純一郎内閣以来となった。《産経新聞》
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【新東名高速道路】一部区間で最高速度が110キロに
新東名高速道の新静岡インターチェンジ(IC)―森掛川ICの上下線約50キロで1日、普通乗用車などの最高速度が時速100キロから110キロに試験的に引き上げられた。国内で高速道路が開通した1963年以降、最高速度が100キロ超になるのは初めて。実勢速度と規制速度の差が解消され、静岡県内大動脈の利便性が高まる一方、事故防止対策が課題となる。
110キロで走行できるようになったのは普通乗用車や軽乗用車、大型バス、125CC超のバイクなど。大型トラックやトレーラーは80キロのまま据え置いた。安全対策として大型トラックなどは片側3車線区間の大部分で道路左端の第1通行帯を走るよう規制される。《静岡新聞》
【プロ野球・日本シリーズ第4戦】DeNAが初白星
SMBC日本シリーズ2017は1日、横浜スタジアムで第4戦が行われ、DeNA(セ・リーグ3位)がソフトバンク(パ・リーグ優勝)に6―0で快勝して初白星を飾り、対戦成績を1勝3敗とした。
DeNAは五回に宮崎のソロなどで2点を先制。七回に高城のソロ、八回には宮崎の適時打などで3点を加えた。先発した浜口は八回1死から初安打を許したが、八回途中まで2安打無失点の好投だった。
ソフトバンクは打線が2安打に抑え込まれ、先発した和田は5回2失点だった。《共同通信》
【東京株式市場】21年4か月ぶりの高値
1日の東京株式市場は、堅調な企業業績を好感した買い注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は前日比408円47銭高の2万2420円08銭で取引を終えた。今年の最高値を更新し、1996年7月以来、約21年4か月ぶりの高値をつけた。
前日の取引終了後にソニーや半導体製造装置メーカー大手の東京エレクトロンが発表した9月中間決算で好調な業績が示されたことで、電機関連株が買われた。
第4次安倍内閣の発足で、景気を重視した経済政策を継続するとの期待感も相場を押し上げた。
市場では今後の株価水準として、バブル崩壊後にいったん株価が戻った局面での高値である2万2666円80銭(96年6月)が意識されている。ただ、足元で株価が急速に上昇してきたため、先行きへの警戒感もくすぶっている。《読売新聞》
【立憲民主党】初鹿氏を役職停止処分
立憲民主党は1日、同日発売の週刊文春で支援者女性への強制わいせつ疑惑が報じられた初鹿明博衆院議員(比例東京)について、6か月間の役職停止と、衆院原子力問題調査特別委員会の筆頭理事の内定を取り消す処分を決めた。
初鹿氏は党を通じて「強制わいせつ行為をした事実はない」と疑惑を否定する一方、「私自身の脇の甘さが招いた面があると肝に銘じ、女性や支援者、家族におわびしたい」との談話を発表した。立民では、セクハラ疑惑が報じられた青山雅幸衆院議員(比例東海)を無期限の党員資格停止処分にしたばかりだった。《読売新聞》