平成10373日目
2017/06/02
この日のできごと(何の日)
【フィリピン・マニラ】複合リゾートで男が発砲、放火
フィリピンの首都マニラにあるホテルやカジノなどが入った複合施設「リゾーツ・ワールド・マニラ」で2日未明(日本時間同)、武装した男が銃を発砲した。警察当局は現場で複数の死者が見つかり、大半は火災による窒息死とみられることを明らかにした。ロイター通信は地元テレビの報道として、34人の遺体が見つかったと伝えた。
男が現場に火を付けたとの情報がある。警察はまた、けが人が54人になったと明らかにした。
デラロサ国家警察長官は記者団に、発砲の実行犯は単独で、カジノのチップを奪っていたことから「強盗の可能性がある」と述べた。実行犯は現場のホテルで自殺した。《共同通信》
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【日経平均終値】2万円台を回復
2日の東京株式市場で日経平均株価(225種)の終値は大幅続伸し、約1年半ぶりに2万円台を回復した。前日に米国株が過去最高値を更新、円安傾向も好感され、約1年9カ月ぶりの高値となった。米景気拡大への期待や日本企業の堅調な業績を背景に、幅広い銘柄が買われた。
終値は前日比317円25銭高の2万0177円28銭。東証株価指数(TOPIX)は26・06ポイント高の1612・20。出来高は約23億1500万株。《共同通信》
【政府】「子育て」財源、保険も選択肢
政府は2日、経済財政諮問会議を開き、経済財政運営の指針「骨太方針」案を提示した。幼児教育と保育の早期無償化、待機児童解消を優先課題とし、新保険導入などを選択肢に年末にかけて財源捻出策を検討。財政健全化では、基礎的財政収支を2020年度までに黒字化する目標を維持した上で、同時に国内総生産に対する債務残高比率を安定的に引き下げる目標を併記し、経済成長を重視する安倍政権の姿勢を示した。9日に閣議決定する予定。
所得格差と人手不足が深刻化しており、人材投資を通じた生産性向上を柱に据えた。夏以降、人材投資の具体策を練る新会議を発足させ、財源議論を本格化させる。《共同通信》
【この日の安倍総理】
「かりゆし」姿で閣議
安倍晋三首相は2日午前、閣僚と共に沖縄の夏の正装「かりゆし」で閣議に臨んだ。6月の最初の閣議で着用するのが恒例となっており、夏の軽装「クールビズ」を推進する狙い。沖縄県の翁長雄志知事から贈られたピンク色のかりゆしを着た首相は、官邸到着時に記者団から着心地を問われ「軽くて気持ちいいですね。涼しいです」と笑顔で答えた。
閣議前の写真撮影時には、麻生太郎財務相や岸田文雄外相に「(かりゆしは)年間40万枚売れている」と話していた。《共同通信》
【山本幸三行政改革担当相】「行政事業レビュー」公開点検を視察
山本幸三行政改革担当相は2日、中央府省庁の予算執行状況に無駄がないかチェックする「行政事業レビュー」の公開点検作業を外務省で視察した。この日の作業は、国連気候変動枠組み条約に基づき外務省が国連の事務局に支払う予定の2017年度拠出金2億1800万円について、適切かどうかを検証した。
公開点検では6人の有識者のうち1人が、米国が地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」から離脱を表明したことを踏まえ「柔軟に対応できるよう努力してほしい」と指摘した。
山本氏は視察した後、記者団に「国民の税金がどう使われているかについて真摯に取り組んでもらった」と語った。《共同通信》