平成10322日目

2017/04/12

この日のできごと(何の日)

【フィギュア・浅田真央選手】引退会見

現役引退を表明したフィギュアスケートの元世界女王、浅田真央(26)=中京大=が12日、東京都内のホテルで記者会見し「体も気力も出し切った。今は挑戦して、何も悔いはない」と述べた。2010年バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得した浅田はスケートを「一言で言えば人生かな」とする一方で、自己最低の12位に終わった昨年12月の全日本選手権で「もういいんじゃないかなと思った」と明かした。

最後のあいさつに立ち上がると目をうるませた。言葉に詰まりながら「スケート人生で経験したことを忘れずに、これから新たな目標を見つけて、笑顔で前に進んでいきたい」と述べた。《共同通信》

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【この日の安倍総理】

スリランカ・ウィクラマシンハ首相と会談

安倍晋三首相は12日、スリランカのウィクラマシンハ首相と官邸で会談した。安倍首相が掲げる外交指針「自由で開かれたインド太平洋戦略」に基づき自由航行の重要性を確認。会談後、スリランカの海洋警備力向上への支援に加え、総額約450億円の円借款供与などを盛り込んだ共同声明を発表した。

会談後の共同記者発表で安倍首相は「地域の繁栄は自由で開かれたインド太平洋なくしてあり得ない」と強調。ウィクラマシンハ氏も「島国には開かれた安全な海洋環境が必要だ」と応じた。

スリランカはインド洋の交通の要衝にある島国。現政権は「脱中国依存」政策を進めている。《共同通信》

森友問題「会計検査院の結論待つ」

安倍首相は12日の衆院厚生労働委員会で、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題について、「会計検査院がしっかりと(売却手続きが適正だったかを)調査し、結論を出すのを待ちたい」と述べ、調査を見守る意向を改めて強調した。

これに関連し、政府は12日の衆院財務金融委員会で、安倍昭恵・首相夫人が2015年9月4日、同学園の小学校設置認可申請を審査した大阪府私立学校審議会の梶田叡一会長が学長だった奈良学園大学(奈良市)を訪れていたことを明らかにした。

翌5日に昭恵氏は、学園が運営する塚本幼稚園で講演しており、質問した共産党の宮本岳志氏は「小学校建設や認可に関する話が昭恵氏と梶田氏との間で交わされたことが想像できる」と追及した。内閣官房の土生栄二・内閣審議官によると、訪問には夫人付の政府職員が公務として同行していた。《読売新聞》

拉致被害者救出、朝鮮有事念頭に「米に協力要請している」

安倍晋三首相は12日、朝鮮半島有事を念頭に「さまざまな事態が起こった際に、拉致被害者救出に向けて米側の協力を要請している」と述べた。トランプ米政権が対北朝鮮政策で、軍事力行使など「あらゆる選択肢」の検討に入ったことを踏まえた発言。自民党の山谷えり子拉致問題対策本部長が官邸を訪れ、拉致被害者救出に向けた新たな提言を首相に手渡した際に語った。

首相は、北朝鮮の核・ミサイル開発強行や米国による空母派遣を受け「いま緊張感が高まっている」と強調。「拉致問題は(日本が)主体的に解決しなければいけない問題。米韓や国際社会と協力しながら全力を尽くしていきたい」と述べた。《共同通信》

【民主くん】引退、展示へ

民進党は12日、新旧ゆるキャラの引き継ぎ式を党本部で行い、新マスコット「ミンシン」を公認した。昨年の民進党結成後もイメージ向上に奔走していた旧民主党の「民主くん」は政界を引退し、憲政記念館に寄贈された。「政党初のゆるキャラ」(幹部)として14日から一般公開される。

民主くんは「一ゆるキャラが憲政の歴史に名を残すことになり、非常に光栄です」と大西健介青年局長を通じてコメントした。大西氏は「民主くんは歴史になった。ミンシンも負けないくらいの活躍を期待している」と述べた。

ミンシンは約1500点の公募作品から4点に絞り込み、3月にインターネット投票で決めた。《共同通信》

【金田勝年法相】NHK受信料は「合憲」

NHKが東京都内の男性に受信料の支払いを求めた訴訟の上告審で、金田勝年法相は12日、「受信料制度は合憲」とする意見書を最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)に提出した。法務大臣権限法に基づく措置で、国が当事者でない訴訟で意見を伝えたのは戦後2例目。

意見書は、公共放送の役割を「災害時などに国民の利益を守るため必要な情報を提供すること」と指摘。こうしたメリットを受ける国民が運営資金を負担することは不合理でないとし、「受信契約の強制には理由があり、違憲ではない」との考えを示した。《共同通信》

【沖縄県・翁長雄志知事】普天間の早期返還求める

沖縄県の翁長雄志知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)返還を巡る日米合意から12日で21年となるのに当たりコメントを出した。現在まで返還に至らない要因は「県内移設ありきで物事を解決しようとする政府の姿勢にある」と批判し、名護市辺野古移設を条件とせず速やかに実現するよう求めた。

宜野湾市の佐喜真淳市長も記者会見し、早期返還を訴えた。「政府と沖縄県が対峙している現状は極めて残念だ。市民は返還に向けた動きが停滞し、逆行するのではとの強い危機感と不安感を持っている」と指摘した。

普天間飛行場の返還は日米両政府が1996年に合意した。《共同通信》

【米ロ外相会談】双方の溝埋まらず

ティラーソン米国務長官は12日、モスクワでロシアのプーチン大統領やラブロフ外相と相次ぎ会談した。トランプ米政権は、シリアのアサド政権の後ろ盾となっているロシアとの初の直接協議で方針転換を迫り、混迷するシリア内戦の打開につなげたかったが、双方の溝は埋まらなかった。

ティラーソン氏は外相会談終了後の共同記者会見で「両国の信頼は低いレベル」と関係悪化を認めたものの、ロシアへの追加制裁の用意はないと言明。ラブロフ氏も関係改善に向け作業部会を設置し、特別代表を任命する意向を示すなど対話の維持で合意した。《共同通信》

【ペギー葉山さん】死去

「ドレミの歌」などで知られる歌手のペギー葉山さんが12日午前11時55分、肺炎のため東京都の病院で死去した。83歳。東京都出身。

青山学院高等部在学中に「渡辺弘とスターダスターズ」の専属歌手に。卒業後、1952年「ドミノ」「火の接吻」でジャズ歌手としてレコードデビュー。58年に歌った「南国土佐を後にして」がミリオンセラーになった。

米ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」に日本語詞を付けて歌い、長年にわたって親しまれた。ほかに「学生時代」などのヒット曲がある。《共同通信》



4月12日 その日のできごと(何の日)