平成10140日目
2016/10/12
この日のできごと(何の日)
【生活の党と山本太郎となかまたち】「自由党」に党名変更
「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表は12日の両院議員総会で、党名を「自由党」に変更することを決め、総務省に届け出た。年明けにも衆院解散があるとの見方を受け、小沢氏が平成10年に党首を務めた旧党名を再び使って党勢を回復させ、保守票の取り込みを狙う。
小沢氏は総会後の記者会見で、「年明けの衆院解散の可能性はかなり高く、党の態勢を一新して衆院選に臨む」と強調。新しい党名については「自由党のときが一番、政治理念も政策もはっきりしていた。やはり自民党以外の保守票を取らなければ政権は取れない。民進党も社民党も共産党もいいが、さらにウイングを広げる」と説明した。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【埼玉県新座市】東電施設で火災
12日午後2時50分ごろ、新座市野火止7丁目の東京電力の関連施設から煙が上がっていると通報があった。東電によると、東京都練馬区や港区など計7区で最大約37万軒に上る大規模な停電が発生、午後4時ごろに復旧した。
東京都にある豊島変電所と新座変電所の間を通る地下の送電線に何らかのトラブルが発生して出火、他のケーブルにも引火して火災が起き、停電の原因になったとみられる。
県警によると、けが人の情報はない。停電により西武鉄道は一時運転を見合わせ、県内を含む約9万1千人に影響が出た。《埼玉新聞》
【天皇皇后両陛下】ベルギー国王夫妻と茨城へ
天皇、皇后両陛下は12日、国賓として来日しているベルギーのフィリップ国王夫妻を案内するため、茨城県結城市を日帰りで訪れ、伝統工芸の機織りの実演などをご覧になった。結城市はベルギー北部のメッヘレン市と国際親善姉妹都市締結しており、メッヘレン市でも織物が盛んという縁で訪問されたという。
両陛下は東京駅で国王夫妻を出迎え、新幹線で栃木県のJR小山駅に到着後、車で結城市にご移動。同市の市民情報センターで、地元中学の吹奏楽部によるベルギー出身のサルヴァトーレ・アダモのヒット曲「サン・トワ・マミー」の演奏や、茨城県の無形民俗文化財に指定されている「上山川諏訪神社太々(だいだい)神楽」の舞で歓迎を受けられた。
続いて絹織物の伝統技法で、日本を代表する「結城紬(つむぎ)」の機織りの実演を視察された。陛下は機織りの女性に「全部織るのにどのくらい」「(機織り機は)これが一番古いの」と尋ねるなど、熱心にご覧になった。フィリップ国王も、桐下駄や桐たんすの伝統工芸品を見て、陛下に「みなさん家でお使いになるんですか」と質問するなど、日本文化に高い関心を寄せていた。《産経新聞》
【大関・豪栄道関】母校で祝福
大相撲秋場所で初優勝を果たした埼玉栄高校(さいたま市西区)OBの大関・豪栄道関(30)=大阪府出身、境川部屋=が12日、県内に凱旋(がいせん)し、埼玉ゆかりの力士の活躍を多くの県民たちが祝福した。母校の周辺でパレードに参加し、県から「彩の国スポーツ功労賞」を贈られた。
パレードは、JR西大宮駅から埼玉栄高までの通学路で行われた。同校のマーチングバンド部員が引率する中、ピンクのオープンカーに乗った豪栄道関は、沿道に集まった市民や同校の在校生の歓声に両手を振って応えた。《毎日新聞》
【ボクシング・内山高志選手】現役続行を表明
ボクシングの前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36=ワタナベ)が12日、都内の所属ジムで会見し、現役続行を正式に表明した。
4月の12度目の防衛戦で、現王者のジェスレル・コラレス(パナマ)に2回KO負けし、6年3カ月保持してきた王座から陥落。6月からジムワークを再開していたが、進退については明言を避けていた。
内山は「負けた直後は、気持ちが落ちたら体力も落ちるのではという心配もあったが、8月ごろにまだいけるという思いが強くなった。もう1回、王者に返り咲きたい」と思いを語った。
再起戦は大みそかの予定で、コラレスとの再戦が内定している。渡辺均会長は「相手陣営とも大筋で合意している。近日中に正式発表できる」と話した。《日刊スポーツ》
【中日新聞】記事捏造
中日新聞は12日、5月に掲載した連載記事2本に誤りがあったとして、同日付朝刊社会面で「おわび」を掲載し、記事や見出し、写真を削除すると明らかにした。架空のエピソードを盛り込んだ記者の取材メモをもとに記事が書かれたことが原因としている。今後、この記者や編集幹部を処分し、同じ記者が書いた連載以外の記事についても調査する方針。
誤りがあったのは、5月17日付と19日付の朝刊社会面に掲載された連載「新貧乏物語 第4部 子どもたちのSOS」。
おわびでは、19日付の記事について、「教育費や部活の合宿代も払えない、などとした3か所の記述が事実でないことを確認した」としている。病気の父を持つ中学3年の少女が「教材費も払えない」「バスケット部の合宿代1万円が払えず」などと記述した部分を指すとみられる。
また、17日付の記事には、10歳の少年がパンを売るために「知らない人が住むマンションを訪ね歩く」とした説明を添えた写真が掲載されたが、この写真は実際の販売現場ではなく、少年の関係者の自宅前で撮影したものだったという。《読売新聞》
【自民党・茂木敏充政調会長】自民党総裁の任期延長「安定政権へ必要」
自民党の茂木敏充政調会長は12日、東京都内で開かれた共同通信きさらぎ会で講演し、党則で「2期6年まで」と定められている党総裁の任期延長の議論に関し「安定した政権が継続できる制度が重要だ」と強調した。来年1月の衆院解散論については「安倍晋三首相の専権事項だ。どのテーマで、いつ国民に信を問うかは、首相が一番適切なタイミングを判断する」と指摘した。
専業主婦世帯などの所得税額を軽減する配偶者控除見直しを巡り、パートで働く主婦らが控除に合わせて労働時間を抑える「103万円の壁」を取り除く必要があると強調した。《共同通信》
【衆院予算委員会】
安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、高齢者への年金給付が抑制されるとして野党が反発を強めている年金制度改革法案の今国会成立に意欲を示し、「審議し成立させてほしい」と強調した。安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新任務を付与した場合も、リスクは増大しないとの認識も示した。稲田朋美防衛相も11日に同様の答弁をしている。
年金制度改革法案は、将来世代の年金水準の確保が目的。物価が上昇しても賃金が下がれば年金を減額するなどの仕組みを盛り込んだ。民進党など野党は「年金カット法案」と批判している。《共同通信》
【中国】ガス田開発を継続
外務省は12日、東シナ海の日中中間線付近で中国が建造した16基のガス田掘削施設のうち、新たに2基で10月に入って炎が確認されたと発表した。一方的にガスを生産している可能性があるとして、中国政府に外交ルートを通じて抗議した。
日中両政府は9月の首脳会談を受け、中断しているガス田共同開発の交渉再開について協議中だが、中国は開発を継続していたことになる。《共同通信》