平成9989日目
2016/05/14
この日のできごと(何の日)
【ボクシング・村田諒太選手】プロデビューから10連勝
ボクシングの12年ロンドン五輪金メダリストでWBC同級6位の村田諒太(30=帝拳)が14日、香港コンベンション&エキジビション・センターでプロ10戦目となるノンタイトル10回戦を行い、フェリペ・サントス・ペドロソ(28=ブラジル)に4回2分50秒TKO勝ち。2戦連続KO勝ちでプロデビューから10連勝(7KO)とした。
初回から動きが良く、鋭いジャブで追い込んでから右アッパーでぐらつかせる場面も。3回にはジャブだけで相手がのけぞった。4回に右ストレートを打ち込んで相手が大きく後退し、さらに3発入れたところでレフェリーが試合を止めた。
村田は7月23日に米ラスベガスで行われる興行に出場することが内定。自身2度目となるラスベガスのリング登場、来年にも期待される世界挑戦へ弾みをつけた。
【信楽鉄道事故】発生から25年
42人が亡くなった1991年の信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車衝突事故から25年を迎えた14日、犠牲者追悼法要が滋賀県甲賀市信楽町黄瀬の事故現場近くの慰霊碑前で営まれた。
遺族やSKR、JR西の社長ら約170人が参列し、犠牲者の冥福を祈り、悲劇を繰り返さないことを誓った。法要は午前10時半に始まった。慰霊碑には犠牲者と同じ数のろうそくがともされ、全員で黙とうした後、参列者代表が献花した。《京都新聞》
【阪神・藤川球児投手】復帰後初の救援
阪神1―3DeNA◇14日◇横浜
先発から配置転換された藤川が阪神復帰後、初めて救援で登板した。1―3の8回に5番手で投げ、3安打を浴びながらも無失点。かつて抑えの切り札として名をはせた右腕は「まだまだこれから。まだ腕が振れていない感じがある」と感触を口にした。
2死一、二塁で下園に右前打を許したが、右翼の板山の好返球で失点を免れた。藤川は「また新しくやっていかないとならない。チームがいい方向に進むようになればいい」と話した。《スポニチ》
【国民怒りの声】参院選へ10人擁立
憲法学者の小林節慶応大名誉教授が代表を務める政治団体「国民怒りの声」が14日、東京都内で設立報告会を開いた。夏の参院選に向け、既に出馬表明した小林氏を含め候補者10人を擁立、うち5人は著名人とし、残り5人はインターネットで公募する方針を示した。
小林氏は、別の講演会への参加を理由に欠席し、ビデオメッセージで明らかにした。公募締め切りは5月末とし、候補者が決まり次第公表する予定。男女5人ずつの構成を目指す。12日に政治団体の設立届を提出し、受理されたという。《共同通信》
【G7・教育相会合】開幕
日米欧の先進7カ国(G7)教育相会合が14日、岡山県倉敷市で開幕した。難民やテロ、格差拡大など世界的な課題の解決に向け、教育面でどう国際協力を推進するかがテーマ。議長を務める馳浩文部科学相はあいさつで「教育は未来への先行投資。G7が連帯して歩みを進めることが重要だ」と強調した。
会合では、世界各地で増加している難民や移民の子どもに質の高い教育を受けさせる方法などを議論。情報通信技術(ICT)を活用した指導方法として、カナダはタブレット端末を活用し、シリア難民の子どもに映像や画像を通じて授業をする取り組みを紹介した。《共同通信》
【おおさか維新の会】渡辺喜美氏の比例擁立決定
おおさか維新の会は14日、大阪市内のホテルで常任役員会を開き、旧みんなの党の渡辺喜美元代表(64)の入党を了承、参院選比例代表に擁立することを決めた。
松井一郎代表は「政策実現には行政を動かす力が必要だ。渡辺氏は行政改革担当相として手腕を発揮した」と市内で記者団に指摘。「反対意見もあったが、もう一度日本のために働きたいという思いを聞き、迎えることを決めた」と述べた。《共同通信》
【安倍晋三首相】オバマ氏広島訪問「歴史的訪問に」
安倍晋三首相は14日午前、東京都内で開かれた会合で、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ米大統領の広島訪問に関し「歴史的な訪問にしなければならない」と述べ、成功への決意を強調した。
首相は「世界で唯一の戦争被爆国の首相と、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が共に犠牲者に哀悼の誠をささげることは、核のない世界に向けての一歩になる」と訴えた。
「希望出生率1・8」など安倍政権によるアベノミクス「新三本の矢」にも触れ「少子高齢化という構造的な課題を克服し、子や孫の世代に誇りある豊かな日本を引き渡す」と述べた。《共同通信》