平成9944日目
2016/03/30
この日のできごと(何の日)
【民進党】「次の内閣」が初会合
民進党は30日、党の政策決定を担う「次の内閣(NC)」会合を初開催した。「官房長官」に指名された山尾志桜里政調会長が司会役でデビューし「経験不足は努力で補い、精いっぱい頑張りたい」と述べた。衆院厚生労働委員会では就任後、初めて質問に立ち、待機児童問題で塩崎恭久厚労相に論戦を挑んだ。
NC会合に先立つ常任幹事会では、NCメンバーと役員人事が決まった。岡田克也代表は4月の二つの衆院補欠選挙や、夏の参院選に向けて準備を加速するよう指示。補選に関し、民主党の推薦と公認を、いずれも民進党の推薦と公認に切り替えることを確認した。《共同通信》
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【乙武洋匡さん】参院選出馬せず
「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(39)は30日、夏の参院選に出馬しない意向を正式に表明した。所属事務所が「さまざまな話をいただいていたが、これまでもお答えしてきた通り、出馬の意向はない」とする報道各社向けのコメントを発表した。
乙武氏は、自民党から東京選挙区(改選数6)への出馬を模索。その後、週刊新潮で不倫問題が報じられていた。乙武氏は自ら事実関係を認め公式サイトで謝罪した。コメントは「当面は仕事関係の活動を控え、家族と向き合う時間を最優先させる」としている。《共同通信》
【この日の安倍総理】
明日の日本を支える観光ビジョン構想会議
政府は30日、関係閣僚と有識者でつくる「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長・安倍晋三首相)を開き、2020年の訪日外国人観光客数の目標を年間2000万人から4000万人に倍増させることを決めた。30年には6000万人を目指す。
訪日外国人が宿泊や飲食などに使う消費額は、15年の3兆4771億円から、20年に8兆円、30年に15兆円に増やす目標を掲げた。訪日外国人を都市部だけでなく、全国各地に呼び込むため、3大都市圏以外の外国人宿泊者数の目標も設定。15年の延べ2519万人から、20年に同7000万人、30年に同1億3000万人に増やす。安倍首相は「観光は成長戦略の大きな柱だ。観光先進国へ向けて万全の対策を講じていく」と述べた。《毎日新聞》
公明党・山口代表とお花見
安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表は30日、首相官邸の中庭でそろって花見を楽しんだ。記者団から「日本の景気は何分咲きか」と問われた首相は「3年連続ベア(賃金底上げ)があったから、7分咲きぐらいになっているのかな」と応じ、「満開になると散る。7分咲きは未来に希望を持てる」と語った。
山口氏は「風雪に耐えて気高き花の色」と即興の句を披露。「アベノミクスの満開を目指す首相の胸中を推し量った」と解説し、自民、公明両党の良好な関係を演出した。《毎日新聞》
【柏連続通り魔事件】二審も無期判決
平成26年3月に発生した千葉県柏市の連続通り魔事件で、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職、T被告(26)の控訴審判決で、東京高裁は30日、無期懲役とした1審千葉地裁の裁判員裁判判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。
控訴審で弁護側は「抗鬱剤の副作用で事件を起こした」と刑を軽くするよう求めたが、大島隆明裁判長は「強盗の目的を達成するために一貫して合理的な行動を取っており、異常な言動は認められない。完全責任能力を認定した1審判決に不合理な点はない」と退けた。《産経新聞》
【横浜市教育委員会】買春の元校長に退職金返還命令
横浜市教育委員会は30日、フィリピンで少女とのみだらな行為の撮影を繰り返すなどしたとして有罪判決を受けた元市立中学校の男性校長(65)に対し、退職手当約3千万円を全額返納する命令処分を出した。
処分は県職員の退職手当に関する条例に基づいた措置。条例では在職中に懲戒免職相当の事案を起こした場合、退職金の返納を命じることができる。市教委としては返納命令を出すのは初めて。《神奈川新聞》
【台湾・鴻海精密工業】シャープ買収を決議
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は30日、取締役会を開き、シャープ買収を決議した。鴻海グループでシャープの3888億円の第三者割当増資を引き受け、議決権の66%を握る筆頭株主となる。シャープの業績悪化や将来負債となる恐れのある偶発債務を踏まえ、出資を当初予定の4890億円から1000億円程度減らした。シャープも臨時取締役会で出資の減額などを受け入れた。《時事通信》
【楽天・美馬学投手】プロ初完封
楽天5―0ロッテ◇30日◇QVCマリン
楽天・美馬が今季初登板となった30日のロッテ戦(QVCマリン)でプロ初完封。わずか96球、3安打無四球で打者30人を片付けた。
「チームも連敗していたので何とかここで止めて、良い流れを作りたいと思ってマウンドに上がった」という美馬。前日に16安打12得点と猛威を振るったロッテ打線を3安打に抑えた。
プロ初完封の味を聞かれ「スイスイいきすぎて自分でもびっくりしました」。わずか96球での完封劇に「出来すぎですね」と話し、ウイニングボールを手に「うれしいです」と笑顔がこぼれた。《スポニチ》
【片岡愛之助さん、藤原紀香さん】ご結婚
かねてから交際中だった歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(44)が30日、結婚したことが分かった。所属事務所が発表した。大安吉日のこの日午前、代理人が都内の区役所に婚姻届を提出した。31日に都内のホテルで2人そろって結婚会見を行う。挙式、披露宴などは未定。《スポーツ報知》
【ミャンマー】新政権発足
ミャンマーのティン・チョー新大統領(69)が30日、議会で宣誓し就任した。アウン・サン・スー・チー氏(70)が党首を務める与党、国民民主連盟(NLD)の政権が発足。スー・チー氏も外相などで入閣し、実質的に政権を統率する。約半世紀にわたり軍主導の政治が続いた同国で、民意に基づく文民政権が誕生、新たな時代の幕開けを迎えた。
新政権にとって、軍の広範な政治関与を認めた憲法の改正や少数民族武装勢力との和平、立ち遅れた経済の発展などが喫緊の課題。スー・チー氏がどのような手腕を発揮するか国内外の期待が高まっている。《共同通信》
【台湾】新旧総統が引き継ぎ
台湾の民主進歩党(民進党)の蔡英文次期総統は台北で30日、国民党の馬英九総統と会談し、5月20日の新政権発足に向けて馬氏から引き継ぎを受けた。
両党によると、会談で馬氏は、初の女性総統が誕生する今回の政権交代は「民主主義の歴史の一里塚」だと祝福し、与野党協力の必要性を強調。蔡氏は「馬総統のアドバイスを新政権に生かしたい」と述べた。年金や外交、エネルギー問題などで意見交換し、対中国政策では互いの立場を示すにとどまった。
南シナ海問題で蔡氏は、太平島など実効支配地を維持するなどとした党の立場に「変更はない」と述べた。《共同通信》
【仏・オランド大統領】改憲を断念
フランスのオランド大統領は30日、昨年11月のパリ同時多発テロを受け自ら提唱した憲法改正を断念したと発表した。改正案には非常事態宣言の発動条件、テロ関連の犯罪者からの国籍剥奪などが含まれていたが、与野党の支持が得られなかったのが理由。閣議後に自らテレビ出演し、国民に説明した。
国家的危機を克服するために呼び掛けた改憲が4カ月余りの迷走の末、断念に追い込まれ、大統領への政治的な打撃は大きい。世論調査の大統領支持率は18%に低迷し、来年春の大統領選へ向けて求心力低下も懸念される。《共同通信》