平成9910日目

2016/02/25

この日のできごと(何の日)

【大阪・梅田】乗用車が暴走、11人死傷

25日午後0時半ごろ、大阪・梅田のJR大阪駅(大阪市北区)近くの繁華街で、乗用車が暴走して歩道に突っ込み、歩行者10人を次々とはねた。50代ぐらいの男性が死亡、28歳とみられる女性が意識不明の重体となり、20~70代の男女8人が重軽傷を負った。車を運転していた男性も死亡した。大阪府警は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで捜査を始めた。

府警によると、車を運転していたのは、奈良市学園大和町の会社経営、Aさん(51)。同乗者はいなかった。

事故現場付近に目立ったブレーキ痕は確認されていない。府警はAさんが急性疾患など何らかの理由で意識を失い、車が制御できない状態で現場に進入した可能性もあるとみている。Aさんに目立った外傷はないといい、司法解剖して詳しい死因を調べる。

乗用車は西からスピードを落とさずに交差点に突っ込み、そのまま通過して東側の歩道に乗り上げ、次々と歩行者をはねた。歩道上を約40メートル走行した後、植え込みに衝突して停止。歩道はホテルに面しており、当時、買い物客ら多数の通行人がいたという。《日経新聞》



【シャープ】鴻海傘下へ

経営再建中のシャープは25日の臨時取締役会で、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業による支援を受け入れることを決議した。鴻海が7千億円規模を投じてシャープを買収する内容で、月内の合意を目指して最終調整を進める。官民ファンドの産業革新機構もシャープに3千億円規模を出資する支援案を提示していたが、拠出額の多さなど条件面で鴻海の提案が上回ると判断した。国内大手家電の一角を占めるシャープが外資傘下に入ることになった。《産経新聞》

【政府】ジカ熱で関係省庁会議

政府は25日夜、国内でのジカ熱患者確認を受けて関係省庁対策会議を開き、国と自治体、医療機関が一体となって予防や拡大防止に臨むほか、中南米の流行地域に渡航する人たちへの注意喚起を強化するなどの対応方針を確認した。

内閣官房国際感染症対策調整室の吉岡てつを室長は「国内ではただちに感染拡大の恐れはないが、今後、(ジカ熱を広げる)蚊の発生時期を迎え、夏にはリオデジャネイロ五輪の開催に伴って渡航者も増加する。対策に万全を期していく」と話した。《共同通信》

【安倍晋三首相】青学大陸上部が表敬訪問

安倍晋三首相は25日、首相官邸で、1月の東京箱根間往復大学駅伝競走で2連覇を飾った青山学院大の原晋監督と選手らの表敬を受けた。

2月25日のできごと(何の日)【青学大陸上部】安倍首相を表敬訪問
https://www.kantei.go.jp/

首相は2016年度予算案を審議中の衆院予算委員会について、箱根駅伝最大の難所とされる往路5区の「心臓破りの坂」に重ね、「我々もいよいよ5区に入ったが、山がある。来週ぐらいには(往路ゴールのある)芦ノ湖を見たい」と語り、来週の衆院通過に期待感を示した。

原監督が「上り坂、下り坂、『まさか』という坂がある」と切り返すと、首相は「『まさか』にならないように」と苦笑した。《毎日新聞》

【フィリピン】マルコス政権打倒から30年

フィリピンで1986年、約20年間続いたマルコス独裁政権が群衆の抗議行動で打倒された「ピープルパワー(民衆の力)政変」から30年を迎えた25日、マニラで記念式典が開かれ、アキノ大統領らが出席した。

式典は、政変時にマルコス政権に反旗を翻した軍の将兵らが立てこもった基地の近くに設置された記念碑の前で開催。当時、軍の参謀総長代行で、政権崩壊へ主導的役割を果たしたラモス元大統領らも参加した。

89年に死去したマルコス氏のイメルダ夫人(86)は現在、下院議員。長男のフェルディナンド・マルコス上院議員(58)は5月の選挙で副大統領の座を狙っている。《共同通信》



2月25日 その日のできごと(何の日)