平成9882日目

2016/01/28

この日のできごと(何の日)

【甘利明経済再生担当相】金銭授受問題で辞任

甘利明経済再生担当相(衆院神奈川13区)は28日、内閣府で記者会見し週刊誌が報じた金銭授受問題で建設会社側から大臣室と地元事務所で現金計100万円を受け取ったと認め、秘書への監督責任を踏まえ閣僚を辞任すると表明した。

現金は政治資金として秘書に適切に処理するよう指示したと説明。だが国政への影響などを考慮し辞任を決めたと述べた。安倍晋三首相は後任に石原伸晃元環境相を起用した。野党は首相の任命責任を追及する。《共同通信》

与党内では28日、アベノミクスのけん引役だった甘利明経済再生担当相の辞任を受け「衝撃的で、影響が大きい」(自民党幹部)と動揺が広がった。今後、政府と連携して立て直しに全力を挙げるが、政権運営や国会審議への影響を懸念する声が出始めた。

自民党の谷垣禎一幹事長は「辞任は誠に残念だが、大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)や経済再生をどう進めるか待ったなしだ。政府は態勢を立て直してほしい」と党本部で記者団に強調。稲田朋美政調会長は国会内で「日本経済は正念場だ。一致団結して政府を支える」と述べた。《共同通信》



 

【天皇、皇后両陛下】フィリピンで日系人とご歓談

フィリピンを訪問している天皇・皇后両陛下は、戦後、フィリピンで苦労した日系人らと会われた。両陛下は28日、フィリピンの日系人2世ら約90人と面会された。太平洋戦争前から移住していた日系人は、戦後の厳しい対日感情の中、苦労を重ねてきた。さらに戦争の混乱で無国籍となり、今も日本国籍を求める日系2世は1200人近くいるという。

両陛下は一人一人の手を握りながら「大変でしたね」「遠くから来てくれてありがとう」とねぎらわれると、涙をぬぐう人もいた。天皇陛下が最後に「戦争中は皆さん、ずいぶんご苦労も多かったと思いますが、それぞれの社会において、よき市民として活躍して今日に至っているということを大変うれしく、誇らしく思います」と伝えられると、全員が日の丸の小旗を振って見送った。《日テレNEWS》

【東芝・パナソニック】ノートPC用バッテリー11万個のリコールを発表

東芝とパナソニックは28日、ノートパソコン用のバッテリーパックに発煙や発火の恐れがあるとして、対象製品の計11万3424個をリコール(無料の回収と交換)すると発表した。バッテリーはパナソニック製。

両社は対象製品をすぐにパソコンから取り外すよう呼び掛けている。経済産業省などによると、バッテリーの発火が原因と疑われる火災が昨年、埼玉県と熊本県、京都府で計3件発生したが、けが人はなかった。工場のトラブルで異物が混入したのが原因という。《産経新聞》

【この日の安倍総理】

参院本会議

安倍晋三首相は28日の参院本会議の代表質問で、消費税再増税時の軽減税率導入を含む税制改正関連法案を3月末までに成立させる考えを示した。「混乱なく制度を導入していくことが重要だ。事業者が早期に準備を開始できるよう、年度内の成立を目指す」と述べた。軽減税率導入に伴い減収となる1兆円の財源については「政府、与党が責任を持ってしっかりと検討を進めていく」とした。

公明党の山口那津男代表は、軽減税率導入に関し「社会保障が削られるとの不安や誤解を与えてはいけない」と恒久財源の確保を要請した。《共同通信》

安倍晋三首相は28日午後の参院本会議の代表質問で、衆院「1票の格差」是正に向けた選挙制度改革の実現前でも首相の衆院解散権は縛られないとの考えを示した。「現行公選法の規定では、内閣の衆院解散の決定は否定されない」と強調した。衆院解散は「全く考えていない」とも述べた。

1票の格差が最大2・13倍だった2014年の衆院選について最高裁は「違憲状態」と判断している。首相は、議員定数10減を明記した有識者調査会の答申に関し「自民党はもとより各党が尊重し、早期に結論を得ることで国民の負託に応えるべきだ」と、議論の加速化を重ねて呼び掛けた。《共同通信》

【防衛装備庁】国産ステルス機を初公開

防衛装備庁は28日、三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で、次世代戦闘機の開発などに向けた国産のステルス機を初公開した。実証機の先進技術を生かして、航空自衛隊F2戦闘機の後継機を開発するのが狙い。《時事通信》

【北海道新幹線】報道向け試乗会

3月26日に開業する北海道新幹線の報道関係者向け試乗会が28日、開かれた。新型車両「H5系」が始発駅の新函館北斗駅(北海道北斗市)と青函トンネルに近い木古内駅(木古内町)の35・5キロを往復。北海道初となる新幹線の車窓や乗り心地を体感した。

午前10時に新函館北斗駅を出発直後、夜景の名所、函館山がくっきりと見えた。最高時速は260キロだが、線路上の雪を考慮して210キロで運転、13分で木古内駅に到着した。この区間は46%がトンネルだが、到着直前には津軽海峡が車窓に飛び込んできた。《朝日新聞》

【台湾・馬英九総統】南沙訪問

台湾の馬英九総統は28日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で台湾が実効支配する太平島を訪問した。駐在する海岸巡防署(海上保安庁)職員らを慰労し南シナ海の領有権をアピール、関係国に緊張緩和への対話などを求めた「南シナ海平和イニシアチブ」もあらためて呼び掛けた。

太平島には2008年に、現在の野党である民主進歩党(民進党)の陳水扁総統が初訪問。総統としての訪問は国民党の馬氏で2人目。

太平島の領有権を主張するベトナムが駐台北事務所を通じて抗議を表明、台湾の軍事的後ろ盾である米国も、領有権問題の解決に馬氏の訪問は無益だと批判した。《共同通信》

【米大統領選】トランプ氏、党討論会参加拒否

米大統領選に向けた共和党指名争いで先頭を走る実業家トランプ氏(69)は28日、中西部アイオワ州デモインで開かれた党公認の候補者テレビ討論会への参加を拒否し、独自の集会を強行した。候補者選びの初戦となる2月1日の同州党員集会が迫る中、またも過激な戦術で共和党を振り回した。

退役米兵らへの支援金集めを名目に急きょ企画された集会には、支持率が低迷し主要候補によるゴールデンタイムのテレビ討論会に参加できなかったサントラム元上院議員(57)やハッカビー元アーカンソー州知事(60)も合流。トランプ氏の“求心力”を見せつけた。《共同通信》



1月28日 その日のできごと(何の日)