平成9745日目
2015/09/13
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】拉致問題解決に全力
北朝鮮による拉致被害者の早期救出を訴える国民大集会が13日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれた。集会では、北朝鮮に対して全拉致被害者の一括帰国を要求するとともに、期限を設定し、期限を過ぎた場合には強力な制裁と国際圧力をかけることを北朝鮮に通告するよう政府に求める決議を採択した。
北朝鮮は昨年7月から、拉致被害者らの再調査を開始したが、報告は北朝鮮の一方的な通告で遅れ、被害者帰国も実現していない。集会に駆けつけた安倍晋三首相は「調査の開始から1年以上が経過したが、いまだに具体的な見通しが立っていないことはまことに遺憾だ」と述べた。さらに被害者家族の高齢化に触れた上で、「われわれは拉致被害者、家族と常にともにある。この思いで問題の解決に全力を尽くしていくことを改めて誓う」と話した。
拉致被害者、田口八重子さん(60)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)は「われわれとしては被害者の帰国だけが目的だ」として、報告ではなく帰国だけを望んでいる家族の思いを説明した。
さらに、「政府として、いつまでに必ずこの問題を解決させるという強い意志、それに準ずる措置が絶対に不可欠だ」と話し、「期限のないものは世の中にない。拉致問題だけがなかなか期限が切れない。期限がないということは問題が解決できないのと同じ」と被害者の一括帰国に期限を設けるよう求めた。《産経新聞》
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【山形市長選挙】佐藤孝弘氏が初当選
任期満了に伴う山形市長選は13日、投票が行われ、即日開票の結果、団体役員佐藤孝弘氏(39)=自民、公明、次世代、新党改革推薦=が、行政書士梅津庸成氏(48)=民主、共産、社民、生活推薦=と飲食業五十嵐右二氏(64)を下し、初当選を果たした。佐藤氏と梅津氏は1773票の僅差だった。
【競馬・WIN5】史上最高の3億9566万3730円配当
日本中央競馬会(JRA)の5重勝単勝式馬券「WIN5」の13日の払戻金は、史上初めて3億円を超える3億9566万3730円だった。的中は1票。
WIN5はJRAが指定する五つのレース全ての1着馬を当てる馬券で、この日は対象5レース中3レースで単勝10番人気以下の馬が勝った。払戻金限度額は6億円。これまでの最高は昨年10月12日の2億3253万1180円だった。《産経新聞》
【大相撲秋場所・初日】横綱白鵬が黒星発進
大相撲秋場所は13日、東京・国技館で初日の土俵が行われ、横綱白鵬が小結隠岐の海に寄り切られ、黒星スタートとなった。そのほかの上位陣は安泰。横綱鶴竜は栃ノ心を万全の寄りで破ったほか、大関陣では照ノ富士が碧山を、稀勢の里は嘉風を、豪栄道は大砂嵐をそれぞれ危なげなく破った。《朝日新聞》
【西武・秋山翔吾外野手】シーズン200安打達成
西武の秋山翔吾外野手(27)が13日、西武プリンスドームでのロッテ24回戦で五回に三塁内野安打を記録してプロ野球史上6人目(7度目)のシーズン200安打に到達した。残り12試合で、1994年にイチロー(オリックス)がマークしたパ・リーグ記録の210安打、2010年にマートン(阪神)が作った214安打のプロ野球記録に挑む。《共同通信》
【茨城県、栃木県】新たに3人の死亡を確認
関東・東北水害で、大きな被害が出た茨城、栃木両県では13日も行方不明者の捜索が続き、新たに男性3人の死亡が確認された。このうち1人は身元不明で、茨城県常総市が鬼怒川の堤防決壊前に避難指示などを出していなかった同市三坂町で発見された。常総市の高杉徹市長は記者会見で、避難を求めなかったことについて「行政上のミスだった」と認めて謝罪した。
警察によると、常総市新石下の浸水した水田で男性(51)を通行人が発見。栃木県栃木市では、冠水した田畑に水没した車から同市に住む男性(68)の遺体が見つかった。《共同通信》
【ギリシャ】難民船転覆、30人超死亡
ギリシャ海運省は13日、エーゲ海の同国東部ファルマコニシ島沖で同日早朝、難民や移民を乗せた船が転覆し、子どもを含む少なくとも34人が死亡したと明らかにした。12日にも周辺海域で遭難事故があり、子どもら4人が行方不明になっている。
同国東部のレスボス島などには連日、対岸のトルコからシリア難民らがゴムボートや小型船で押し寄せ、遭難事故による悲劇が絶えない。
ギリシャ海運省によると、死亡が確認された34人のうち15人は乳児や子どもだった。30人は自力で同島に上陸、68人は海運当局のヘリコプターが救助した。《共同通信》
【テニス・全米オープン】
テニスの四大大会今季最終戦、全米オープンの男子シングルス決勝は13日(日本時間14日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(28、セルビア)が同2位で第2シードのロジャー・フェデラー(34、スイス)を6―4、5―7、6―4、6―4で下し、2011年以来4年ぶり2度目の優勝を果たした。グランドスラムは通算10回目の制覇で、ビル・チルデン(米国)に並ぶ歴代7位となった。
雨の影響で試合時間が3時間以上遅れて始まった決勝戦は、ジョコビッチが第1セットの第4ゲーム中、コート内で転倒、右腕を擦りむき、出血。第5ゲームを落とし、2―3とリードされたが、直後の第6ゲームから調子を上げ、6―4で先取した。
フェデラーも我慢のテニスで一進一退の第2セットを7―5で制すると、第3セットも一時リードしたが、ジョコビッチが強打で押し切り、第4セットはジョコビッチがペースを握り続け、フェデラーの猛追もかわし、栄冠を勝ち取った。《スポニチ》