平成9681日目
2015/07/11
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】宮城県訪問
安倍晋三首相は11日午前、東日本大震災からの復興状況を確認するため宮城県を訪問し、津波被害に遭った名取市閖上地区にある慰霊碑で献花した。その後、同市下増田地区の災害公営住宅の住民と意見交換し「住み慣れた場所とは違うかもしれないが、新しい場所で元気に頑張ってほしい」と激励した。
名取市で首相は、生産や加工、販売を一体的に進める「6次産業化」に取り組む商業施設を見学。地元産のトマトやカブを購入し、障害者らがつくったパンを試食した。《共同通信》
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安倍晋三首相は11日午後、東日本大震災で被災した高齢者の健康対策を充実させていく考えを示した。視察先の宮城県南三陸町で、避難生活が長期化するお年寄りに、心と体の機能が低下する「生活不活発病」が目立つと説明を受けた後、記者団に表明した。
具体的には、2015年度予算で創設した「被災者健康・生活支援総合交付金」(59億円規模)を活用していくよう竹下亘復興相に対応を指示すると説明した。
首相は南三陸町役場で被災者や医師、NPO関係者と意見交換した。医師が高齢者に外出や仲間づくりを促しているのを踏まえ「経験や知見をしっかりと生かしていきたい」と記者団に述べた。《共同通信》
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【バケモノの子】細田守監督作品公開
【ヤクルト・館山昌平投手】1019日ぶりの白星
ヤクルトが阪神と並ぶ2位に浮上した。館山は6回を1安打1失点の好投で3シーズンぶりの勝利。打線は0−1の四回にデニングの二塁打、大引の右前打などで計4点を挙げて逆転した。DeNAは先発の山口が四回に崩れた。
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6月28日に巨人戦(神宮)で814日ぶりの復活マウンドに立った館山昌平投手が中12日で先発し、6回80球を投げ1安打1失点と好投。2012年9月25日の阪神戦(神宮)以来の1019日ぶりに白星を挙げた。チームは2連勝で4位から2位タイに浮上した。《サンスポ》
【大阪府警】身障者を装いわいせつ行為、介護職員を逮捕
身体障害者を装ってトイレに連れ込んだ10代女性にわいせつな行為をしたとして、大阪府警捜査一課は11日、準強制わいせつや監禁などの容疑で、堺市の介護職員、A容疑者(39)を逮捕した。
「女の子と2人でトイレに入ったことは間違いないが、わいせつな行為をしようとしたつもりはない」などと供述し、容疑を否認しているという。
逮捕容疑は6月13日、大阪府大阪狭山市のレンタルビデオ店で、身体障害者であるかのように装って、女性に「身障者用トイレを知っていますか。1人ではトイレができない」などと声を掛け、近くの家電量販店1階の多目的トイレに連れ込んで監禁し、わいせつな行為をしたなどとしている。《産経新聞》
【テニス・ウィンブルドン選手権】第12日
テニスのウィンブルドン選手権第12日は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝は第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第20シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)に6−4、6−4で勝ち、3年ぶり6度目の優勝で2度目の四大大会4連勝を達成した。
33歳289日のS・ウィリアムズは四大大会通算21勝目で、優勝賞金188万ポンド(約3億5800万円)を獲得。1968年のオープン化以降の四大大会では90年ウィンブルドン選手権を33歳263日で制したマルチナ・ナブラチロワ(米国)を抜き、女子最年長優勝となった。
21歳のムグルサはスペイン女子で94年のコンチタ・マルティネス以来21年ぶりのウィンブルドン制覇はならなかった。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは11日、各地で行われ、マリナーズの岩隈はシアトルでのエンゼルス戦に先発して8回を投げ、3安打無失点、6三振と好投して今季初勝利(1敗)を挙げた。試合は5−0だった。
マーリンズのイチローはレッズ戦に「8番・右翼」で出場し、5打数2安打だった。複数安打は6月15日以来。チームは14−3で大勝した。
レッドソックスの上原はヤンキース戦で5−3の九回を1安打無得点、2三振に抑えて22セーブ目(2勝3敗)。10試合連続無失点とした。田沢は七回途中から投げ、1回2/3を3安打1失点だった。《共同通信》
【スレブレニツァ虐殺】追悼式典
旧ユーゴスラビア解体に伴うボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992~95年)時に、ボスニア東部スレブレニツァでセルビア人勢力がイスラム教徒ら約8千人を虐殺した事件から20年を迎え、現地の記念墓地で11日、犠牲者の追悼式典が開かれた。
今年は計約20万人の死者を出した同紛争終結から20年にも当たる。式典には数万人が参列し、クリントン元米大統領のほか、欧州連合(EU)加盟を目指しボスニアとの和解への姿勢を示す隣国セルビアのブチッチ首相も出席。
事件は95年7月に発生、第2次大戦後の欧州で最悪の虐殺となった。《共同通信》
【中国】人権派弁護士ら57人連行
香港の民主派団体は11日、中国でこの3日間に少なくとも計57人の人権派弁護士や活動家らが一斉に公安当局に連行されるなどし、短時間の拘束で終わった25人を除く32人が依然として拘束中か連絡がつかない状況だと明らかにした。同団体は「中国法曹界の暗黒の日」だと強く非難し、釈放を求めた。
中国当局がこれだけ大規模に弁護士らへの弾圧を行うのは異例。習近平指導部が「法治の推進」を掲げながら、法律によって社会的弱者を救おうとする弁護士ら“民主派勢力”を敵視する姿勢があらためて浮き彫りになった。《共同通信》
【ローマ法王】「多様性は必要」
南米歴訪中のローマ法王フランシスコは11日、パラグアイの首都アスンシオンで開いた市民との集会で「多様性は良いだけでなく必要なものだ」と述べ、多様な社会に向けた対話の重要性を説いた。集会には同性愛者の権利擁護を訴える市民団体の代表も招かれていた。
法王の発言は特に同性愛に言及したものではないが、ロイター通信によると、団体代表は「法王は本当に変化を望んでいるとの印象を受けた」と語った。
ローマ法王庁(バチカン)は同性婚を認めていないが、法王は過去に「神を求める同性愛者を裁くことはできない」と発言している。《共同通信》
【イラン・ハメネイ師】米国との「戦い」継続を
イランの最高指導者ハメネイ師は11日、テヘランで演説し、米国について「傲慢さを体現している」と強く批判した上で「傲慢さとの戦いを続ける準備をせよ」と呼び掛けた。同師の事務所が明らかにした。
欧米など6カ国との間で難航する核協議を念頭に米国をけん制する発言。ただ、同師は核協議そのものには直接言及しなかった。
国営イラン放送によると、ロウハニ大統領も別の場所で演説し、核協議の成否にかかわらず「イランは勝者だ」と主張。「協議が失敗しても、イランは理にかなった議論を行い、交渉の席を決して立たなかったということを世界中が理解するだろう」と語った。《共同通信》
【岩田聡さん】死去
任天堂社長の岩田聡氏が11日午前4時47分、胆管腫瘍のため京都市内の病院で死去した。55歳だった。北海道出身。
東京工業大卒業後、ゲームソフト開発会社「ハル研究所」に入社し、1993年に同社社長に就任。人気ソフト「星のカービィ」を生み出すなど活躍した。
同社を再建した手腕を買われ、2000年に任天堂に入社し、50年以上社長を務めた故・山内溥氏の後任として02年、42歳で社長に就任した。携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」や家庭用ゲーム機「Wii」の開発を主導した。《日経新聞》