平成9654日目
2015/06/14
この日のできごと(何の日)
【具志堅用高氏】ボクシング世界殿堂入り表彰式に出席
WBAライトフライ級で13戦連続世界王座防衛の日本記録を持つ具志堅用高氏(59)が国際ボクシング殿堂入りを果たし、米ニューヨーク州カナストータで14日、授賞式が行われた。
駆け付けた大勢の観衆を前に、具志堅氏は英語で「この素晴らしい日を決して忘れない」と強調。続けて日本語で「素晴らしいチャンピオンと同じ殿堂入りし、仲間になれたことは大変うれしい」と喜びを語った。
具志堅氏は1976年に世界ライトフライ級王座に就き、防衛に失敗した81年3月の試合を最後に引退した。
授賞式ではこれまでの功績が紹介され、記念の指輪が贈られた。殿堂近くの市街地で行われたパレードでは、オープンカーに乗って声援に手を振って応えた。
式典後、具志堅氏は「本当に、ボクシングをやってきて良かった。ここに来て、ボクシングの素晴らしさを感じた」と記者団に述べた。同時に「沖縄があったから自分があるし、沖縄のために勝ち続けてきた。後輩たちも、どんどん世界に羽ばたいてほしい」と県民への感謝と後輩にエールを送った。
国際ボクシング殿堂の対象者は選手、関係者やジャーナリストで、今回を含め423人が選ばれている。《琉球新報》
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【ジョージア】洪水で動物園の動物が脱走
ジョージア(旧グルジア)の首都トビリシで14日、豪雨による大規模な洪水が発生し、冠水したトビリシ動物園からトラやライオン、ジャガー、クマ、オオカミなど多数の動物が逃げ出した。当局が発表した。
トビリシ市当局と内務省によると、この洪水で少なくとも12人が死亡し、24人の行方が分からなくなっている。逃げた動物は警察と軍が追跡し、一部は捕獲されたが、射殺された動物もいる。動物園によると逃げた動物のうち捕獲できていないのはオオカミ20匹、ライオン8頭、数匹のトラとジャッカル、ジャガーで、この中には射殺されたものも含まれているという。《AFP》
【安倍晋三首相】橋下大阪市長と会談
安倍晋三首相は14日、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)と都内のホテルで会談した。今国会で成立をめざす安全保障関連法案や、5月に実施した住民投票で否決された「大阪都構想」を巡り意見交換したとみられる。会談には菅義偉官房長官、維新の松井一郎顧問(府知事)も同席した。《日経新聞》
【自民党・萩生田光一総裁特別補佐】年金機構を批判
自民党の萩生田光一総裁特別補佐は14日のフジテレビ番組で、日本年金機構の個人情報流出問題に関し「職員がパスワードを設定しないなど、びっくりする話だ。組織のたがが緩んでいたのではないか」と批判した。同時に「二次被害の防止に全力を挙げる」と強調した。
2020年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場の整備費負担をめぐり国と東京都が対立している問題については「東京五輪・パラリンピックを良い大会にするため、都も応分の負担をしてくれという要請だ。もう少し柔軟に対応してほしい」と訴えた。《共同通信》
【自民党・高村正彦副総裁】安全保障関連法案「憲法上許される」
自民党の高村正彦副総裁は14日のNHK番組で、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案について、1959年の最高裁砂川事件判決を根拠に「今の憲法で許される」と合憲性を強調した。民主党の長妻昭代表代行は同じ番組で「判決を曲解しており、あしき前例をつくる。撤回してほしい」と批判した。
高村氏は、衆院憲法審査会で憲法学者全員が「違憲」と指摘したことに関し「(法案審議に)相当影響はある」と述べた。同時に「危機はいつ起こるか分からない。できるだけ早く整えた方が良いが、審議は尽くさないといけない」と述べ、今国会会期を大幅延長した上で成立させるべきだと訴えた。《共同通信》
【アフリカ連合】南アで首脳会議
アフリカ連合(AU)の首脳会議が14日、南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで、2日間の日程で始まった。ブルンジ大統領選挙をめぐる混乱や、アフリカや中東から地中海を渡って欧州を目指す移民の増加などが議題となる。
またAUが欧米などの援助に予算を依存する現状についても討議。ケニアのケニヤッタ大統領は会議に先立ち、ツイッターで「大陸の未来を外部の利害に委ねてはいけない」と述べ、援助に対して否定的な考えを強調した。
ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選出馬に対する抗議デモが4月下旬から続き、これまでに警官隊との衝突などで約40人が死亡した。《共同通信》
【香港】民主派がデモ
香港中心部で14日午後(日本時間同)、次期行政長官選挙の民主的な実施を求め、市民や学生ら少なくとも数千人がデモ行進した。同日夜には立法会(議会)前で大規模集会を開催、民主派は今後、連日抗議行動を行う構えで、警官隊との衝突の懸念が高まっている。
昨年の大規模デモのきっかけとなった選挙制度改革は、17日から立法会で政府案が審議され数日中に採決される見通し。可決されると普通選挙が導入されるものの民主派は事実上立候補できない制度となるため、抗議デモを続け、否決に向けて圧力をかける狙いがある。《共同通信》