平成9635日目
2015/05/26
この日のできごと(何の日)
【中国国防白書】「海上軍事衝突」に言及
中国国防省と人民解放軍は26日、2年ぶりとなる国防白書「中国の軍事戦略」を発表した。「中国の領土主権と海洋権益に対する挑発行為が発生している」との認識を示し、中国による岩礁埋め立てなどで緊張が高まる南シナ海情勢を念頭に「海上での軍事衝突に備える」との方針を表明した。
白書は「(アジア)域外の国家が南シナ海(の問題)に介入し、中国に対して頻繁に近距離からの偵察行為を繰り返している」と指摘、米国の動きに警戒感を示した。
また、伝統的に陸上戦略重視だった軍の思考を海上重視に切り替え、海上の軍事力強化を進める方針を強調した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【安全保障関連法案】審議入り
安倍政権が今国会の最重要課題に位置づける安全保障関連法案が26日午後、衆院本会議で審議入りした。集団的自衛権の法制化など自衛隊の任務を拡大する内容で、政府・与党は今国会での成立をめざす。民主党など野党は自衛隊の活動に「歯止め」がなくなると批判し、徹底審議を要求。与野党の激しい論戦が幕を開けた。《日経新聞》
【金融庁】カブドットコム証券に対し業務改善命令
金融庁は26日、取引システムの管理が不十分だったなどとして、カブドットコム証券(8703)に業務改善命令を出した。証券取引等監視委員会は15日、同社に対して行政処分を求めるよう勧告していた。
監視委によると、カブコムのシステム障害の状況を検証したところ、発生日時や事象の異なる複数の障害が1件にまとめられていた。障害は実際より大幅に少ない件数が執行役などに報告、容認されていたという。システムの開発に関しても、基本的なテスト項目に漏れがあるなどの不備が見つかった。《日経新聞》
【空き家対策特別措置法】施行
放置しておくと倒壊したり、衛生上問題があったりする危険な空き家の所有者に市町村が撤去勧告、命令などを出すことができる「空き家対策特別措置法」が26日、全面施行された。人口減少で空き家が増加している中、所有者には家屋の適切な管理、国や自治体には移住対策といった空き家の有効活用がそれぞれ求められる。《時事通信》
【巨人・原辰徳監督】監督通算900勝達成
巨人11-1西武◇26日◇郡山
巨人が大勝した。4連勝で貯金を7とし、首位DeNAとのゲーム差を1に詰めた。主役が申し分ない仕事をした。坂本、長野、阿部がそれぞれ2ラン。中盤までに試合を決めた。先発菅野は直球に力があり、完投で6勝目。同僚の高木勇と並び、ハーラーダービートップに立った。
通算900勝となった原辰徳監督(56)のコメント。「いいスタートが切れました。打つべき人がしっかりと打った。打球も、まさに“プロの中のプロ”の打球が、多く出た。菅野は精度があった。ナイスピッチング。900勝は、自分のことではない。選手たちをはじめ、みなさん全員で、900という数字を積み重ねさせて頂いた。個人の感想は、本当にないです」。《日刊スポーツ》
【安倍晋三首相】維新の党・松野頼久代表と会談
維新の党の松野頼久代表は26日午後、新執行部発足を受けて安倍晋三首相と国会内で会談した。松野氏によると、首相は「頑張ってください」と激励し、国会運営や政策的な話は一切無かったと説明した。就任あいさつが目的で、維新の党側が呼び掛けた。
首相は、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が進めた「大阪都構想」の住民投票について「すごい選挙だった」と振り返ったという。
会談には菅義偉官房長官や自民党の谷垣禎一幹事長、維新の党の柿沢未途幹事長や馬場伸幸国対委員長らが同席した。《共同通信》
【インド】猛暑で死者1100人超
インド政府は26日、4月中旬から続く熱波で、熱中症などによる死者が1100人を超えたことを明らかにした。死者は南部と東部に集中しており、ここ数年で最悪レベルの猛暑となった。
気象当局は南部、東部の各地や首都ニューデリーで気温が45度を超えたと指摘。週内は全国的に強烈な熱波が続くと予想している。一部の州政府はメディアを通じて、日射病や熱中症の避け方などを広報している。
災害管理当局によると、南部のアンドラプラデシュ州で852人、テランガナ州で266人が死亡。東部のオディシャ州や西ベンガル州でも多数の死者が出ている。《共同通信》
【EU・トゥスク大統領】中国の埋め立て批判
欧州連合(EU)のトゥスク大統領は26日、中国による南シナ海での岩礁埋め立てを念頭に「海上での建設活動は(領有権をめぐる)問題の解決を困難にする」と批判した。29日に東京で開く日本との首脳協議を前に、日本メディアとの記者会見で語った。
中国の岩礁埋め立てをめぐっては米国がけん制を強めており、ウクライナ危機などに関し欧米の連携を重視するトゥスク氏が米国に同調した形。年内に予定される中国との首脳会談でも「同じ主張をする」と表明した。
トゥスク氏は「欧州は、争いの全当事者が脅しや力の使用を避けなければならないとの立場だ」と述べた。《共同通信》
【アフガニスタン】首都で銃撃戦
アフガニスタンのメディアなどによると、首都カブールの中心部で26日深夜、外国人らが利用するゲストハウスを武装グループが襲撃し、治安部隊との間で銃撃戦となった。戦闘は数時間続き、爆発も複数回起きたもようだが、死傷者の有無など詳しい状況は分かっていない。
ロイター通信によると、反政府武装勢力タリバンが犯行声明を出した。
現場は各国大使館が立ち並ぶ地区の近く。ゲストハウスは2011年に暗殺されたラバニ元大統領の一族が所有しており、外国人客が多く利用しているという。
タリバンは政府関係者や外国人を狙った自爆テロや襲撃を激化させている。《共同通信》