平成9415日目

2014/10/18

この日のできごと(何の日)

【三菱航空機】三菱リージョナルジェット(MRJ)の機体を初公開

三菱航空機(名古屋市)は18日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の飛行試験用機体を完成させ、愛知県豊山町で初めて公開した。戦後初のプロペラ旅客機「YS11」から半世紀ぶりの国産機として、来春の初飛行に向けて前進した。

三菱航空機は、親会社で機体を組み立てた三菱重工業の小牧南工場で式典を開催。西村明宏国土交通副大臣、MRJを2017年に初納入する全日本空輸の伊東信一郎会長ら官民関係者が出席した。

この日は午後2時すぎに工場内の格納庫の幕が開くと、約500人を前に白地に赤黒金3色のラインが入った機体が披露され、拍手が起きた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【仙台市交通局】地下鉄東西線に導入する新型車両を公開

仙台市交通局は18日、2015年開業の市地下鉄東西線で導入する新型車両を市民に公開した。公募で選ばれた約150人が若林区荒井の車両基地で、実際に座席に腰掛けるなどした。新型車両は9月末、1編成(4両、定員388人)が運び込まれ、組み立てが完了した。内覧会では交通局の担当者が、座席の横幅が広めでゆったり座れる特徴などを説明。聴覚や視覚に障害のある人が認識しやすいよう、扉の開閉動作を示すランプとチャイムを設置したことも紹介した。《河北新報》

【 JR信越線・脇野田駅】大正10年開業の現駅舎で最後の営業

北陸新幹線上越妙高駅西側に移転する新潟県上越市大和2丁目のJR信越線脇野田駅が18日、現駅舎での最後の営業を迎えた。90年余りの歴史に幕を閉じる駅を見ようと、市内外から多くの人が訪れ、別れを惜しんだ。

1921(大正10)年に開業した脇野田駅は、1日平均の乗車人員が昨年度139人と小さな駅だが、この日は入場券だけでも夕方までに200枚以上売れた。訪れた人たちは、大正時代から残る駅舎を撮影したり、ホームで列車の写真を撮ったりしていた。《朝日新聞》

【御嶽山】山小屋スタッフが入山

噴火で56人が亡くなり、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)で、噴火後の入山規制が続く18日、一部の山小屋のスタッフが地元自治体の許可を得た上で入山した。噴石や火山灰による建物の被害状況を確認したり、冬に向けて雪の重みに耐えられるように補強したりする。

長野県木曽町にある黒沢口から御嶽山に入ったのは、頂上付近の「二ノ池本館」と9合目にある「石室山荘」のスタッフら計9人。入山を許可した木曽町によると、午前6時ごろから登り始め、3~4時間でそれぞれの山小屋に着いた。山小屋で1泊する予定。町の職員や警察官は同行していないが、スタッフは防毒マスクとガス検知器を装備しているという。

原久仁男町長は取材に「山小屋は対策をしないと駄目になるし、つぶれてしまえば再建は難しい。捜索が再開された際の緊急避難場所にもなるので点検に入ってもらった」と説明。今後、別の山小屋やロープウエーなどの施設関係者にも、申請があれば、安全を確保した上での入山を認める考えを明らかにした。《共同通信》

【世界で最も美しい湾クラブ】富山湾の加盟決定

富山県は18日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が後援する非政府組織(NGO)「世界で最も美しい湾クラブ」(本部フランス・バンヌ市)が、富山湾の加盟を正式決定したと発表した。日本では宮城県の松島湾に次いで2カ所目。

同クラブは1997年設立。現在、フランスのモンサンミシェル湾など、24カ国1地域の計36湾が加盟している。《共同通信》

【徳島県・藤田豊県議】政務費でワカメ購入

自民党徳島県連会長の藤田豊県議(70)が、2011年度の政務調査費からワカメ代3万1500円を支出していたことが18日、市民オンブズマンとくしま(徳島市)への取材で分かった。

政務調査費の収支報告書を基に調査した市民オンブズマンとくしまによると、12年1月20日に同県美馬市のスーパーで1575円のワカメ20箱を購入し「商品代」名目で受け取った領収書で、「事務費」として政務調査費に計上していた。

藤田県議は「事務費の領収書にワカメ代の領収書が紛れ込み、誤って添付したかもしれない。事実なら返還する」と説明。《共同通信》

【民主党・後藤斎衆院議員】離党表明

民主党の後藤斎衆院議員(57)=山梨3区=は18日、甲府市内で開かれた党山梨県連常任幹事会で、近く離党する考えを表明した。来年1月8日告示、25日投開票の山梨県知事選に無所属での立候補へ前向きな姿勢を示しており、準備を進めるとみられる。

後藤氏は18日付で県連代表を辞任。20日以降、党本部と相談して離党手続きを進めるという。県連代表は来春まで、幹事長の飯島修県議が代行する。

常任幹事会後の記者会見で、知事選出馬に関し明言を避けたが、「首長は不偏不党に重きを置くべきだ。人口減少が進む山梨の現状に自らの行政、政治経験を生かしたい」と述べた。《共同通信》

【山口俊一・北方担当相】納沙布岬から北方領土を視察

山口俊一沖縄北方担当相は18日、北海道根室市を訪れ、就任後初めて納沙布岬から北方領土を視察した。その後、元島民らと意見交換し「目に見えない線が引かれているが、紛れもなくわが国固有の領土だ。担当相として皆さまの思いを実現したい」と返還に意欲を示した。《日経新聞》

【安倍内閣】女性3閣僚が靖国神社を参拝

高市早苗総務相、山谷えり子国家公安委員長、有村治子女性活躍担当相の3閣僚は18日、秋季例大祭に合わせて東京・九段北の靖国神社をそれぞれ参拝した。17~20日の例大祭中に第2次安倍改造内閣の閣僚が参拝したのは初めて。中韓両国は、東京裁判のA級戦犯が合祀されているなどとして靖国神社への閣僚参拝を批判しており、反発も予想される。

参拝後、高市氏は自らの靖国参拝について記者団に「国策に殉じ、国の存立を守ってくださった方に感謝と哀悼の誠をささげた。(中韓との)外交関係になるような性質のものではない」と述べた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

憲法改正目指す姿勢強調

安倍晋三首相は18日放送のラジオ日本番組で、7月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認に伴う憲法解釈の変更後も、憲法の改正を目指す姿勢を強調した。「現行憲法は占領軍の影響下で原案が作成された。新しい時代にふさわしい憲法に変えていくべきだ」と述べた。

具体的項目について「環境保全や犯罪被害者への配慮など、新しい人権の規定を加えるべきだという意見もある」と紹介。「私たち自身の手で(憲法を)つくっていく精神こそが時代を切り開く」とも訴えた。

消費税再増税の是非に関しては、来月始まる予定の有識者の議論を踏まえて検討する考えを示した。番組は6日に収録された。《共同通信》

【香港】デモ隊が幹線道再占拠

香港の次期行政長官選挙への民主派参加を求めるデモ隊約9千人が18日未明までに、警察当局によって拠点を強制撤去された九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の幹線道を再び占拠、各所でバリケードを築いた。

17日早朝に拠点を急襲し強制撤去した警察当局は同日夜、反発したデモ隊と断続的に衝突、催涙スプレーなどを使って一度は制圧したかに見えたが、多数のデモ隊に押し返された。

警察当局はデモ参加者26人を逮捕。警官15人が雨傘で刺されるなどして負傷した。旺角の幹線道は一部区間が封鎖され、17日に復旧した交通は再び遮断された。《共同通信》

【イラク】国防相、内相が決定

イラクからの報道によると、イラク連邦議会は18日、アバディ政権発足後も未定のままだった国防相と内相に、それぞれハリド・オベイディ氏とモハメド・ガッバン氏を充てる人事案を承認した。

イラクと隣国シリアで過激派「イスラム国」が勢力を拡大する中、アバディ政権は9月上旬に発足。空席だった両ポストの人事が承認されたことで、イスラム国掃討作戦の本格化に向けた態勢がようやく整った形だ。

オベイディ氏はイスラム教スンニ派、ガッバン氏はシーア派の連邦議会議員。オベイディ氏は、スンニ派のイスラム国が支配するイラク第2の都市、北部モスルの出身という。《共同通信》

【世界代表司教会議】同性愛、離婚への寛容表現削除

ローマ法王庁(バチカン)で開かれた「世界代表司教会議」の臨時総会は18日、2週間の協議を総括した最終報告書を発表した。先に公表した暫定報告書にあった同性愛者や離婚した信者への「寛容姿勢」を求める表現が削除され、同性婚や離婚をタブーとするカトリック教会の基本姿勢を維持する内容となった。

同性婚や離婚をめぐり教会内部で、現実社会に合わせた柔軟な対応を求める改革派と、教義に厳格な保守派との根深い対立があることがあらためて浮き彫りになった。《共同通信》



10月18日 その日のできごと(何の日)