平成9322日目

2014/07/17

この日のできごと(何の日)

【マレーシア航空17便撃墜事件】

ウクライナ東部のドネツク州のロシア国境近くで17日夕、マレーシア航空のボーイング777型旅客機が墜落した。イタル・タス通信はロシア航空当局者の話として、乗っていた295人が死亡したとみられると伝えた。

現場ではウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力による激しい戦闘が続いており、撃墜されたとの見方も出ている。

墜落したとみられるのは、アムステルダム発クアラルンプール行きのMH17便。乗客280人、乗員15人が搭乗していた模様だ。《朝日新聞》

バイデン米副大統領は17日、ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空の旅客機ボーイング777が「事故ではなく撃墜されたとみられる」と語った。米主要メディアは、米情報当局が地対空ミサイルで撃墜されたことを確認したと報じた。ウクライナのポロシェンコ大統領は「テロ行為」と述べ、親ロシア派武装組織による攻撃との見方を強く示唆した。

マレーシア航空幹部は乗客280人のうち判明した233人の国籍を発表、日本人は含まれていない。15人とされる乗員は全員マレーシア人。国連外交筋は、国連安全保障理事会が18日にも緊急協議を開く方針を明らかにした。

ウクライナ大統領府は、ウクライナ軍の輸送機AN26、戦闘機スホイ25がロシア領からの攻撃で撃墜された事態に次ぐ「3回目の悲劇」と指摘。マレーシア航空機が墜落した空域で、ウクライナ軍機が攻撃をした事実はないと明言した。大統領は内閣に事故調査委員会の設置を命じた。

国連の潘基文事務総長は記者団に「完全かつ透明性のある国際的な調査が必要だ」と述べ、真相解明に積極的に関与する考えを示した。《共同通信》

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【昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜】フジ系連続ドラマ放送開始

【プロ野球・フレッシュ球宴】

プロ野球の若手有望選手によるフレッシュオールスターゲームは17日、長崎市の長崎県営野球場で行われ、イースタン・リーグ選抜が7-6でウエスタン・リーグ選抜に勝ち、通算成績を19勝27敗5分けとした。2本塁打を含む3安打3打点の井上(ロッテ)が最優秀選手(MVP)に選出され、賞金100万円を獲得した。

イースタン選抜は3-4の三回に森(西武)の二塁打と山川(西武)の2ランで逆転。八回に追い付かれたが、その裏に井上のこの日2本目となる本塁打で勝ち越した。先発のドラフト1位ルーキー松井裕(楽天)は1回を1失点だった。ウエスタン選抜は八回に武田(オリックス)の適時打で同点としたものの、代わったばかりの笠原(ソフトバンク)が井上に打たれた。《共同通信》

【大相撲名古屋場所】5日目

大相撲名古屋場所5日目(17日・愛知県体育館)エジプト出身の平幕大砂嵐が横綱初挑戦で鶴竜を逆転のすくい投げで破り、金星を挙げた。鶴竜は初黒星。横綱白鵬は嘉風をはたき込んで全勝を守った。

横綱日馬富士は豊真将を押し倒し、連敗を免れて4勝目。大関陣はかど番の琴奨菊が勢を寄り切って5連勝とし、稀勢の里は魁聖を下して4勝1敗。関脇対決は豪栄道が栃煌山を押し出して4勝目を挙げた。

全勝は白鵬、琴奨菊に平幕の高安、千代丸を加えた4人となった。《共同通信》

【第151回芥川・直木賞】選考会

第151回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は柴崎友香さん(40)の「春の庭」(「文学界」6月号)に、直木賞は黒川博行さん(65)の「破門」(KADOKAWA)に決まった。柴崎さんは候補4回目での受賞。

柴崎さんは大阪市生まれ。受賞作はかつて写真集に収められた東京・世田谷の一軒家に憧れ、隣のアパートに引っ越してきた女性と、同じ棟に住む男性の交流を描いた。

直木賞の黒川さんは愛媛県生まれ。受賞作は、暴力団員と建設コンサルタントの男性コンビが、持ち逃げされた金を取り戻そうと奔走する物語。《共同通信》

【ベネッセ顧客情報流出事件】39歳SE逮捕

通信教育大手ベネッセホールディングス(岡山市)から約760万件の顧客情報が漏えいした問題で、警視庁は17日、顧客データベース(DB)を管理する外部業者のシステムエンジニア(SE)、M容疑者(39)=東京都在住=が関与した疑いが強まったとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で逮捕した。

M容疑者は警視庁の任意聴取に「持ち出した顧客情報は名簿業者1社に売却した」と供述しており、同庁は情報を不正に開示した容疑でも追及する。《毎日新聞》

【三重県松阪市・山中光茂市長】市民団体「ピースウイング」設立

三重県松阪市の山中光茂市長は17日、集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定の無効確認を求めて提訴するため、活動の受け皿となる市民団体「ピースウイング」を設立した。

全国の自治体首長や議員、一般市民に参加を呼び掛ける。既に松阪市議や愛知県、大阪府などの地方議員計40人が賛同する考えを伝えてきているという。山中氏は団体を通じて、集団的自衛権をめぐる問題に関する勉強会やシンポジウムを開くなど提訴に向けた準備を進めたいという。

会見で山中市長は「愚かな為政者が戦争できる論理を打ち出したことで幸せが壊される。国民全体で幸せを守っていかなければならない」と訴えた。《共同通信》

【中国】「反腐敗」継続アピール

中国の習近平指導部は17日までに、政府組織などの腐敗を調べる共産党中央規律検査委員会の特別チーム「中央巡視組」による4回目の調査を開始した。「反腐敗」継続をアピールすることで指導部の求心力を高める狙いがある。だが、一部官僚らからは「調査は恣意的」と強権批判の声も上がっている。

中央巡視組による初回の調査は昨年5月に行われ、今回で全国31の省・直轄市・自治区を一巡する。これまでの調査では都市開発に伴う汚職が多いとされ、同委員会トップの王岐山書記は専門会議で「問題を見つけられない際は失職を覚悟せよ」と、巡視組幹部らにげきを飛ばした。《共同通信》

【南北協議】北朝鮮、決裂宣言し退出

北朝鮮は17日、9月に韓国で始まる仁川アジア大会に向けた韓国との実務協議で、韓国側の態度を問題視し、一方的に協議決裂を宣言して会場から退出した。韓国側の協議関係者が明らかにした。

協議は軍事境界線がある板門店で実施。北朝鮮は選手団と応援団をそれぞれ350人ずつ派遣すると表明したが、韓国側が選手団の内訳などを具体的に聞いたところ、態度を問題視したという。

北朝鮮は大会参加の撤回は表明していない。南北は今後あらためて協議日程を調整するとみられるが、北朝鮮の参加に影響が出る可能性もある。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】米追加制裁を批判

17日のロシア通信によると、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ情勢をめぐって米国がロシアの主要な銀行やエネルギー企業などを対象にした経済制裁を発動したことについて「米ロ関係を袋小路に追い込み、極めて深刻な損失を与えるものだ」と批判した。

大統領は訪問先のブラジリアで記者団に「(制裁は)米国と米国民の長期的利益を損なう」と指摘した。同時に「この状況を脱するための交渉の扉は閉じられてはいない。外交的手段による正常化を期待する」とも述べた。《共同通信》

【アフガニスタン】タリバンが首都空港を攻撃

アフガニスタンの首都カブールで17日、武装集団が空港に向けて近くの建物からロケット弾などで攻撃し、治安部隊との間で銃撃戦となった。内務省当局者によると、治安部隊は武装集団のメンバー数人を殺害して数時間後に制圧、治安部隊や利用者らに被害はなかった。

反政府武装勢力タリバンが地元メディアに対し犯行を認めた。

アフガンでは、駐留する国際治安支援部隊(ISAF)が今年末までに戦闘任務を終え、大部分の部隊が撤退を完了する予定。一方、タリバンは各地で攻勢を強めており、治安が悪化している。《共同通信》

【フランス】高速鉄道に急行追突、40人けが

フランス南西部ポー近郊で17日午後5時38分(日本時間18日午前0時38分)ごろ、地方急行列車が高速鉄道TGVに追突し、40人が負傷し、うち4人が重傷を負った。フランスのメディアが伝えた。

赤信号で時速約30キロに減速していたTGVに、約90キロで走行してきた急行列車が衝突した。キュビリエ運輸担当相は「断定できないが、保守点検中だった信号(の不具合)が原因の可能性がある」と話した。

事故当時信号は「赤」になったまま変わらない状態だったという。フランス国鉄のクラコビッチ副社長は「急行が減速していなかった理由を調べる必要がある」と述べた。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】ブラジル・ルセフ大統領と会談

中国の習近平国家主席は17日、ブラジルの首都ブラジリアでルセフ大統領と首脳会談を行い、インフラ開発支援を含む包括的な合意文書に署名した。両国は貿易を中心に近年急接近しており、中国は中南米最大の国ブラジルを足がかりに地域への影響力を一層強めたい考えだ。

ブラジル政府などによると、両首脳は中国側がブラジルの鉱山開発企業に50億ドル(約5千億円)規模の融資を行うことなどで合意したほか、アマゾン流域で建設中のダム開発も支援。

習氏は同日午後、キューバなど中南米カリブ海諸国共同体の代表とも首脳会議を行い、関係緊密化で一致した。《共同通信》



7月17日 その日のできごと(何の日)