平成9246日目
2014/05/02
【ソウルメトロ2号線追突事故】
ソウル市の地下鉄2号線の上往十里(サンワンシムニ)駅で2日午後3時半(日本時間同)ごろ、列車の追突事故があり、消防当局によると、乗客ら約240人がけがをした。けが人の大半は軽傷だが、3人が骨折するなどの重傷を負った。ソウルの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。
韓国では4月16日、300人以上の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号の沈没事故が発生したばかり。相次ぐ公共交通機関の事故に、行政当局や運行事業者への国民の批判が一段と高まっている。
消防当局や地下鉄運営会社のソウルメトロなどによると、上往十里駅のホームに停車中の列車に後続列車が追突し、追突された列車は一部が脱線。聯合ニュースは、後続列車の乗客の多くが衝撃で倒れたが、線路に降りて退避したと伝えている。
ソウルメトロによると、事故当時、前方に列車が停止していたにもかかわらず、後続列車に対しては「進行」を指示する信号が出ていた。ホーム手前で「停止」を示す信号に変わったため、運転士がブレーキをかけたが、間に合わなかった。《日経新聞》
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【大相撲・遠藤関】まげ姿を初披露
大相撲で人気の幕内遠藤が2日、力士になって初めてまげを結っての稽古を埼玉県草加市の追手風部屋で行い「まげはお相撲さんの象徴。すがすがしい気持ちだ」と晴れやかな表情で話した。
昨年3月の春場所が初土俵の遠藤は髪の毛の伸びが遅く、先場所までは「ざんばら髪」で本場所の土俵に上がっていた。1日の稽古後にまげを初めて結い、2日は集まった大勢の報道陣に披露。「違和感なく稽古ができた。まげを結っても結わなくても、やることは一緒だから」と東前頭4枚目で臨む夏場所(11日初日・両国国技館)へ向けて意気込んだ。《共同通信》
【西武・岸孝之投手】ノーヒットノーラン達成
ロッテ0-2西武◇2日◇QVCマリン
西武岸孝之投手(29)が、ノーヒットノーランの大記録を達成した。ロッテ6回戦(QVCマリン)で力ある速球を中心に快投を見せ、許した走者は1回二死から与えた1四球のみ。117球で、史上78人目(通算89度目)、パ・リーグでは27人目(28度目)の快挙を成し遂げた。チームは最下位に低迷し、開幕投手を務めたエースとして責任を感じていた。自身にとっても、チームにとっても今後の巻き返しに向け、最高の勢いがつく勝利となった。《日刊スポーツ》
【日本維新の会・橋下徹共同代表】野党再編へ民主とも協議
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は2日、野党再編に向け、民主党とも合流を目指して水面下で協議を続けているとした上で「4月26日の執行役員会で、8月中に一定の方針を出すことを確認した」と明らかにした。市役所で記者団の質問に答えた。
日本維新は結いの党と今夏までの新党結成を目指しており、みんなの党にも政策協議を呼び掛ける方針。橋下氏の発言は、民主党の一部の議員も加わることを想定しているとみられる。
橋下氏は「合流時期は国会議員団の判断に任せる」とした一方で「統一地方選に突入する現場は混乱する。大阪としては7月末には結論が出ないと困ると伝えた」とも述べた。《共同通信》
【自民党・石破茂幹事長】自衛権の具体例に言及
自民党の石破茂幹事長は2日午前(日本時間2日深夜)、米首都ワシントンでの講演で、集団的自衛権の行使を容認した場合の具体例に関し、限定すべきではないとの考えを示した。「最初からこれしかできないと限定すると、時代や安全保障環境の変化に対応できない」と述べた。
容認した場合に想定されるケースとして(1)公海上での米艦船防護(2)米国を狙った弾道ミサイル迎撃(3)シーレーン(海上交通路)での機雷掃海―を列挙。その上で「必要であれば、さらに広げることは可能だ」と指摘した。一方で「やってはいけないことを明確にすべきだ」とも強調した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
ロンドン・五輪公園を視察
欧州6カ国歴訪の2番目の訪問国として英国を訪れた安倍晋三首相は2日午前(日本時間2日夕)、2020年東京五輪の参考にするため、ロンドン北東部にある五輪公園を昭恵夫人と視察した。12年ロンドン五輪会場の跡地を再利用し、スポーツ施設などが整備されている。
「50%はリサイクルできる素材を使ったということは大変参考になった。(20年東京五輪まで)まだ6年あるというより、もう6年しかないという気持ちだ」首相は視察後、記者団に対し、五輪の準備を加速させたい考えを示した。《毎日新聞》
ポルトガル・コエリョ首相と会談
欧州を歴訪している安倍晋三首相は2日夕(日本時間3日未明)、リスボンの首相官邸でコエリョ首相と会談し、海賊対策など海上安全保障や経済分野の協力強化を柱とした共同声明を発表した。安倍首相は会談後の共同記者発表で「ポルトガルは法の支配などの基本的価値はもとより、各種の経済的利益も共有する重要なパートナーだ」と強調した。
安倍首相は共同記者発表で「両国はともに海洋国家として発展し、海洋部分を含めれば、広大な領土、国土を持つ」と海洋国家としての共通性を指摘。コエリョ首相も「両国は海洋を有し多くのポテンシャルを開発できる」と海洋資源開発などでの連携を訴えた。《日経新聞》
【米・ヘーゲル国防長官】欧州の安全神話は粉砕
ヘーゲル米国防長官は2日、ワシントンで北大西洋条約機構(NATO)の今後の在り方を話し合う会合で講演した。ウクライナ情勢に関連して、欧州では他国から侵略される恐れがなくなったとの安全神話は、ロシアの行動によって「粉砕された」と述べ、欧州の安全保障環境が大きく変容したとの認識を示した。
また、ウクライナ情勢に対応するため加盟国に軍事費の増額を要請。冷戦終結によって存在意義が薄れていたNATOの立て直しを訴えた。
さらに、ロシアとNATOの関係について「基本原則を再検討しなければならない」と表明した。《共同通信》