平成9197日目
2014/03/14
【この日の安倍総理】
参院予算委員会
安倍晋三首相は14日の参院予算委員会で、従軍慰安婦への旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の「河野談話」について「安倍内閣で見直すことは考えていない。歴史に対して我々は謙虚でならなければならない」と答弁した。
4月のオバマ米大統領訪日を前に、米国は日韓両政府に関係改善を要請している。首相は歴史認識問題に一定のけじめをつけ、オランダ・ハーグで24、25両日に開かれる核安全保障サミットでの日米韓3カ国首脳会談を引き続き探る。《毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【寝台特急あけぼの】最終列車が上野・青森両駅を出発
40年以上にわたって東京都心と東北を結んだ寝台特急あけぼのが15日のダイヤ改正で廃止となり、最終列車の雄姿を見届けようと14日、出発するJR青森、上野両駅に鉄道ファンらが集結した。
あけぼのは1970年10月に運行開始。多忙なビジネスマンや旅情を楽しむファンらに親しまれたが、客車が老朽化したほか、新幹線や航空機の利用客が増えて乗車率が約6割と低迷するなどし、廃止が決まった。《共同通信》
【愛媛県西予市】震度5強
14日午前2時6分、愛媛県西予市で震度5強、広島県呉市や大分県臼杵市で震度5弱を記録するなど、近畿から九州までの広い範囲で地震があり、岡山、広島、山口、愛媛、高知、大分の6県で計19人がけがをした。いずれも軽傷とみられる。愛媛県は災害警戒本部を設置した。
四国電力によると、震度5弱だった愛媛県伊方町の伊方原発に異常はなかった。基準地震動(耐震設計の目安となる地震の揺れ)は570ガルで、今回、同原発1~3号機で感知されたのは45~56ガルだった。
気象庁によると、震源地は伊予灘で震源の深さは約78キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・2と推定される。《共同通信》
【理研】STAP論文に重大な過誤
STAP細胞の論文問題をめぐり理化学研究所の野依良治理事長らが14日、都内で記者会見し、論文を作成する過程に重大な過誤があったと発表した。理研の調査委員会は、故意の不正か間違いかを見極めるには、さらに調査が必要だと判断を先送りした。
研究の中心となった小保方晴子研究ユニットリーダーが所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長は「STAP細胞の真偽は、第三者に検証、再現されることが唯一の手段」と述べ、検証を外部の研究者にゆだねる考えを示した。
小保方氏ら共著者3人は、論文取り下げに向けた作業を進める意向を文書で明らかにした。《共同通信》
【スキージャンプ・岡部孝信選手】現役引退を表明
ノルディックスキー・ジャンプ男子の1998年長野冬季五輪団体金メダリスト、43歳の岡部孝信選手(雪印メグミルク)が14日、札幌市内で記者会見し「一生懸命やってきたので何の後悔もないし、自分でも驚くほどさっぱりした気持ち」と穏やかな表情で今季限りでの現役引退を表明した。今後は所属チームのコーチに就任する。《北海道新聞》
【ロシア】地中海に空母展開
ロシア北方艦隊当局者は14日、同艦隊所属の空母アドミラル・クズネツォフが地中海に展開、艦載機が周辺空域で演習を開始したと述べた。ウクライナ情勢をめぐり、同国周辺での軍事プレゼンスを高める欧米をけん制する行動とみられる。インタファクス通信が伝えた。
演習は戦略的要衝であるスエズ運河への進出が可能なキプロス南西海域で実施。当局者は、敵機との戦闘を想定していることを明らかにした。ロシア海軍は地中海での外洋行動を定期化しているが、攻撃力の強い空母を駆使した本格的演習は異例。《共同通信》
【ウクライナ】憲法裁判所、住民投票違憲と判断
ウクライナの憲法裁判所は14日、同国南部クリミア自治共和国がロシアへの編入の賛否を問う住民投票を16日に実施すると決定したのは違憲と判断した。ウクライナの通信社ウニアンが14日、報じた。
ただ、同共和国があるクリミア半島は既にロシアの実効支配下にあり、ウクライナ中央政府の影響力は及んでいない。憲法裁の違憲判断にかかわらず、住民投票は行われる見通し。
クリミア自治共和国が11日に採択した「独立宣言」についても、ウクライナ最高会議(議会)議長のトゥルチノフ大統領代行が14日、無効とする大統領令に署名している。《共同通信》
【宇津井健さん】死去
「赤い疑惑」「ザ・ガードマン」などのテレビドラマで人気を博した俳優の宇津井健さんが14日午後6時5分、慢性呼吸不全のため死去した。82歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。
早大在学中に俳優座養成所に入り「思春の泉」で映画初主演。1954年新東宝に入社、61年大映に移籍後は同社のスター俳優として活躍した。警備会社を舞台に長寿ドラマとなった「ザ・ガードマン」で正義感の強いリーダーを演じて人気を博した。74年に始まった人気ドラマ「赤い」シリーズでは「赤い迷路」「赤い疑惑」などで山口百恵さんと共演。まじめで誠実な父親役が「理想の父親像」として茶の間の共感を得た。2006年からは「渡る世間は鬼ばかり」で小料理屋の店主役を務めた。《日経新聞》