平成9133日目

2014/01/09

【この日の安倍総理】

中東アフリカ歴訪へ出発

安倍晋三首相は9日午前、中東のオマーン、アフリカのコートジボワール、モザンビーク、エチオピアの4カ国歴訪に向け政府専用機で羽田空港を出発した。石油や天然ガス、鉱物などの資源を安定的に確保し、アフリカへの日本企業参入を促すため関係強化を狙う。

首相は出発に先立ち、羽田空港で記者団に「アフリカは日本外交にとってフロンティアで、中東は安全保障面でも重要だ。今年も地球儀を俯瞰する戦略的な外交を展開したい」と語った。《共同通信》

オマーン訪問

安倍晋三首相は9日夜(日本時間同日夜)、中東・アフリカ4カ国歴訪の最初の訪問国オマーンを訪れ、カブース国王と会談した。首相は「積極的平和主義」の方針の下、中東の平和と安定を重視し、これまで以上に貢献していく考えを表明。海賊対策など海上安全保障分野での協力強化を確認した。


https://www.kantei.go.jp/

首相は今回のオマーン訪問で、歴代首相として初めてペルシャ湾岸6カ国で構成される湾岸協力会議(GCC)の全ての国を訪れたことになる。日本の首相のオマーン訪問は、平成2年の海部俊樹首相以来。

首脳会談では、海上交通路の安定確保に向けた「法の支配」の重要性を確認した。両国の外務省間で定期協議を行うことを柱とする覚書に合意。首相は、エネルギー安全保障の観点から、石油や天然ガスの安定供給を要請した。会談後、こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表した。

首相は出発前、羽田空港で記者団に「アフリカは日本外交にとってフロンティアであり、中東は日本にとって安全保障上も重要だ。今年も地球儀を俯瞰する戦略的な外交を展開していきたい」と抱負を語った。《産経新聞》

安倍晋三首相は9日夜(日本時間10日未明)、オマーンのカブース国王と国王主催の晩さん会で意見交換し、イランの核問題解決に連携して取り組む方針を確認した。首相は「イランにさまざまな働き掛けをして、地域の共通利益を達成すべく努めている」と強調。カブース氏は「解決に向けた日本の役割に期待する」と応じた。

シリア情勢について首相は「暴力の停止、政治対話の促進、劣悪な人道状況の改善が喫緊の課題だ」と指摘。日中関係については「日本にとって最も重要な2国間関係の一つだ。力によらず、法の支配、国際法に基づく平和的な取り組みが必要だ」と述べた。《共同通信》




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【スバル】国内生産台数2000万台突破記念式典

富士重工業は9日、「スバル」ブランド車の国内生産2000万台突破を記念して群馬県太田市にある群馬製作所矢島工場で式典を開いた。富士重工は1958年発売の軽自動車「スバル360」で自動車生産をスタート。 92年5月に1000万台、2003年9月に1500万台を達成した。2000万台には別ブランドで他メーカーに供給した台数は含まれていない。

富士重工の国内工場の年間生産能力は現在、矢島工場と、同じ太田市内にある 同製作所本工場の2カ所を合わせて60万2000台。主力車「レガシィ」などを造っている。ほかに米インディアナ州に年産17万台の工場がある。《共同通信》

【二岡智宏内野手】現役引退を表明

巨人や日本ハムで活躍した二岡智宏内野手(37)が9日、千葉県鎌ケ谷市で記者会見し現役引退を表明した。15年間のプロ生活を振り返り「たくさんの人に支えられ野球生活を全うできた」と語った。

脚に不安を抱え、昨季は36試合の出場にとどまった。「ここ数年は打つだけだった。走攻守、全部できないと意味がない」と引退を決断した理由を説明。今後は未定とした上で「打撃に興味がある。いろんな勉強をしてみたい」と話した。

1999年にドラフト2位で巨人入り。2002年の日本シリーズでは最高殊勲選手に輝いた。09年に日本ハムへ移り、昨年10月に戦力外通告を受けていた。《共同通信》

【プロ野球・巨人】新人合同練習

巨人の新人合同自主トレーニングが9日、川崎市のジャイアンツ球場で始まり、育成を含む8選手が汗を流した。ドラフト1位で入団した小林誠司捕手(日本生命)は「キャンプで力を百パーセント出せるように、心と体を準備していきたい」と意気込んだ。

即戦力候補の小林は原辰徳監督からキャンプの1軍スタートを示唆されている。「自信を持ってやっていきたい」と語るように、肩の強さなど守備面でアピールするつもりだ。捕手陣は絶対的な存在の阿部慎之助を含め、ベテランが多い。川相昌弘ヘッドコーチは「阿部や(2番手の)実松のところに食い込んでこられるか、キャンプで確認したい」と話した。《共同通信》

【プロ野球・阪神】新人合同自主トレ開始

阪神は9日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で新人6選手の合同自主トレーニングをスタートし、ドラフト1位の岩貞祐太投手(横浜商大)はダッシュなど軽めのメニューをこなし「とてもいい雰囲気で練習できた。(キャンプから)上でやっていければいいと思っている」と1軍定着に意欲を見せた。

視察した和田監督は現時点で岩貞を1軍中心の沖縄キャンプに同行させると明言した上で「フォームが能見(阪神)に似ている」と期待感をにじませた。本人も大学時代に同じ左腕の能見を手本にしたそうで「どういう意識でやっているのか聞きたい」と早速“弟子入り”を志願していた。《共同通信》

【大阪府警】また誤認逮捕

大阪府警鶴見署は9日、昨年8月上旬に認知した監禁事件が虚偽だと分かり、逮捕した20代男性を即日釈放したと明らかにした。拘束時間は約4時間だった。府警の誤認逮捕が発覚したのは、昨年7月以降で7件目。田中法昌本部長は9日、不祥事の多発を受け、再発防止を指示したばかりだった。

鶴見署によると、男性は「監禁はしていない」と容疑を否認。被害者とされた女性は虚偽の供述をしていたが、同署は十分な裏付けをせず、見抜くことができなかった。鶴見署によると、女性は男性の知人。女性の両親が「娘が監禁されている」などと相談し、捜査を開始。女性も虚偽の説明をしていた。《共同通信》

【東京都知事選】

民主党「細川氏が最有力候補」

民主党は9日、都連選対会議を党本部で開き、2月の東京都知事選で細川護熙元首相(75)を最有力候補と位置付ける方針で一致した。舛添要一元厚生労働相(65)を推す声が高まっていたが、戦略を練り直す。ただ、細川氏が立候補しない場合には舛添氏を支援する方向という。

細川氏の妻の佳代子さんは9日、都知事選対応について「真面目にどうするか考え始めた。(出馬は)半々だ。数日後には結論が出ると思う」と述べた。都内で共同通信の取材に答えた。 一方、都議会自民党は9日、舛添氏を支援する方針を決定した。《共同通信》

舛添氏、都議会自民と意見交換

東京都知事選(1月23日告示、2月9日投開票)に出馬する意向を示している舛添要一元厚生労働相は9日午後、政策について意見交換するため、都議会自民党の会合に出席した。同日朝、報道陣に「政策論を聞きたいとのことなので具体的に答えようと思っている。現場を知っている(都議の)先生方のご意見を賜りたい」と話した。

自民党は舛添氏支援の方向で調整を進めており、9日に政策協議に入ることを決めていた。都知事とともに都政運営を担う都議団側が、舛添氏の政策を直接確認することになった。《共同通信》

【沖縄県・仲井眞弘多知事】辺野古承認「基準に適合」

仲井真弘多知事は9日招集された沖縄県議会の臨時会の本会議で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先である名護市辺野古沿岸部の埋め立ては「法に定められた基準に適合し、承認せざるを得ないと判断した」とあらためて説明した。政治判断でなく行政手続きとして承認はやむを得なかったとの主張を示した形だ。

辺野古移設反対の野党会派は、知事の公約である「県外移設」に反すると追及する考えで、政府に辺野古断念を求める意見書案を議会に提出。一方、辺野古移設を容認する自民党会派は、普天間の一日も早い返還を求める意見書案を出した。《共同通信》

【山口県・山本繁太郎知事】辞表提出

昨年10月から病気療養のため入院している山本繁太郎山口県知事(65)は9日、県内の病院で柳居俊学県議会議長と会い「療養に専念しているが、思うように回復しない」として辞表を提出した。議長が山口市内で記者団に明らかにした。

これを受け、自民党県連は同県宇部市出身の総務省財政課財政企画官の村岡嗣政氏(41)を後任の候補として擁立する方向で最終調整に入った。議長は辞職に同意するための臨時議会の開催日程などを10日に公表する。知事選は2月23日投開票となる公算が大きい。

加藤寿彦民主党県連代表は「不偏不党の立場で出る方を応援したい」とした。《共同通信》

【台湾・民進党】政権奪還の対中政策発表

台湾最大野党、民主進歩党(民進党、蘇貞昌主席)は9日、2016年次期総統選での政権奪還に向け、昨年着手した対中国政策見直しの結果を発表した。「台湾は主権独立国家だ」とする従来の立場や「台湾共和国」樹立を掲げる党綱領を堅持した上で、党シンクタンクや地方政府の対中交流拡大などを目指す。

台湾統一を目指す中国は、民進党が独立綱領を堅持すれば、同党との公式対話を拒否する姿勢を変えないとみられる。

政策見直しでは、中国に対話を促そうと独立綱領の「凍結」案が浮上。中台関係が深まっていることを踏まえ、中国からの留学生や観光客らの待遇改善なども検討された。《共同通信》



1月9日 その日のできごと(何の日)