平成8970日目
2013/07/30
【オスプレイ】岩国基地に搬入
沖縄県の米軍普天間飛行場に追加配備される新型輸送機MV22オスプレイ12機が30日朝、民間輸送船で米軍岩国基地(山口県岩国市)に到着、基地内に搬入された。8月上旬にも普天間に移動する見通し。配備が完了すれば、老朽化したCH46中型輸送ヘリコプターからの機種更新が終わり、24機態勢の運用が本格化する。
昨年7月に搬入された12機に次ぐ第2陣。沖縄県の仲井真弘多知事は計画の見直しを再三求めており、沖縄の反発が強まるのは必至だ。反対する市民団体は岩国基地周辺や海上で抗議活動し、配備反対を訴えた。《共同通信》
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【新潟県長岡市】大雨で崩れた土砂が家屋に流入
停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、新潟県内は30日未明までに中越地方を中心に局地的な大雨に見舞われた。
集中豪雨に襲われた長岡市では、栃尾地域で崩れた土砂が住宅2棟を押し流し、倒壊した家屋の下敷きになるなどして3人が重軽傷を負ったほか、同市乙吉町では乙吉川があふれ、付近の住宅で浸水被害が出るなど、大きな傷跡を残した。阿賀町では17世帯41人に避難勧告が出され、一時、14人が避難した。《毎日新聞》
【アントニオ猪木参院議員】北朝鮮から帰国
朝鮮戦争休戦60周年の記念行事出席のため北朝鮮を訪問していた元プロレスラーのアントニオ猪木参院議員(日本維新の会)が30日夜、北京から羽田空港着の全日空機で帰国した。
国際線の到着ロビーで記者団に対し、北朝鮮のナンバー2、金永南最高人民会議常任委員長から「『朝日関係は、このままではあり得ませんよ。近くて遠い国ではなく、近くて近い国になるように』との話があった」と会談の内容を明らかにした。
猪木氏は「日朝国交正常化のことを示していると思う」と話した。金正恩第1書記とは会談しなかったという。《共同通信》
【甘利明経済再生担当相】新潟県・泉田裕彦知事と会談
甘利明経済再生担当相は30日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査をめぐり新潟県の泉田裕彦知事と東京都内で会談し、原子力規制委員会による審査への東電の申請を了承するよう理解を求めた。
甘利氏は会談終了後、記者団に「審査するのは悪いことではない」と泉田知事に説明したが、知事の理解は得られず会談は「すれ違いだった」と述べた。会談は非公開だった。
東電は6、7号機の再稼働に向け早期の審査申請を目指しているが、新潟県側との調整の遅れから申請できない状態が続いている。《共同通信》
【斎木昭隆外務事務次官】日中の対話継続を確認
中国を訪問している斎木昭隆外務事務次官は29、30の両日、王毅外相やアジア地域を主管する劉振民外務次官ら中国政府高官と会談し、日中両国がさまざまなチャンネルを通じて意思疎通を図ることで一致した。沖縄県・尖閣諸島をめぐっても意見を交わしたが、日中双方とも詳しい会談内容を明らかにしなかった。
斎木氏は30日、会談後に北京国際空港で記者団に両国の首脳や外相会談の開催見通しについて問われたが、言及を避けた。斎木氏は帰国後、岸田文雄外相や菅義偉官房長官らに会談結果を報告する予定。《共同通信》
【この日の安倍総理】
「公邸に幽霊」は本当?
安倍晋三首相は30日夜、自民党の石破茂幹事長ら執行部メンバーと公邸で会食した際、昨年末の就任以降、公邸に引っ越さない理由について「幽霊が出るから」と説明し笑いを誘った。「私邸の方がリラックスできるため」(周辺)とされるが、幽霊を口実に私邸住まいを続ける意向を示した。
同席者が「公邸に入らないからみんな心配している」と述べたのに対し、首相は「幽霊が出るから嫌だ。一緒に住みましょう」と、おどけた。
旧首相官邸だった公邸は1936年の二・二六事件の舞台となり「犠牲者の幽霊が出る」とのうわさ話が絶えない。《共同通信》
【パキスタン】新大統領にフセイン氏
ザルダリ大統領の任期満了に伴うパキスタン大統領選挙が30日、上下両院と四つの州議会で行われ、与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派=PML(N)=のマムヌーン・フセイン元シンド州知事(72)が過半数を得票し、当選を決めた。
大統領は象徴的な位置付けで、シャリフ首相が政治の実権を握るが、野党第1党のパキスタン人民党(PPP)のザルダリ氏からフセイン氏への交代により首相職とのねじれは解消し、シャリフ政権の基盤が固まる。《共同通信》