平成8951日目
2013/07/11
【この日の安倍総理】
農業は成長分野と強調
与野党党首は11日、街頭演説で農業や社会保障政策を訴え、参院選へ支持を呼び掛けた。安倍晋三首相は農業を成長分野と位置付け、日本の農産品輸出を推進すると強調。民主党の海江田万里代表は消費税増税を前に、年金や医療などの社会保障制度改革が進んでいないとして政権を批判した。
首相は宮崎市で「農業分野にはたくさんの可能性がある。農村の収入を10年間で倍増していく」と述べ、地元産の果物や牛肉の輸出促進を挙げた。
民主党の海江田万里代表は高知市で、社会保障と税の一体改革をめぐる自民、公明、民主3党合意に基づく社会保障制度の見直し論議に安倍政権が消極的だと指摘した。《共同通信》
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【群馬県館林市】気温39.5度
日本列島は11日午後も厳しい暑さが続き、群馬県館林市で気温39・5度を記録するなど、関東甲信から九州にかけての140地点で35度以上の猛暑日となった。39・5度は今年の全国最高気温で、猛暑日の地点も最多。熱中症とみられる症状で病院に運ばれる児童、生徒らが相次いだ。
気象庁によると、連日の猛暑で夜間も気温が下がりにくく、夜が明けると晴れた地点では日照で気温が再び上昇。内陸部は比較的涼しい海風が入りにくいのも影響した。
日中の最高気温は山梨県甲州市39・3度、三重県桑名市38・5度、岐阜県多治見市と埼玉県鳩山町38・4度。《共同通信》
【日本、韓国】外務次官協議
日本と韓国は11日、ソウルの韓国外務省で、斎木昭隆外務事務次官と金奎顕外務第1次官による協議を行った。韓国側によると、金氏は日韓関係の安定した発展のためには「日本が歴史問題解決に誠意を持って対応し、両国間の信頼を回復させることが何よりも重要だ」と指摘、従軍慰安婦問題などでの対応を求めた。
韓国側によると、斎木氏は、安倍内閣は歴代内閣の歴史認識を継承していると表明。日本は韓国との関係を極めて重視しているとし、関係発展のため共同で努力するよう呼び掛けた。過去の植民地支配と侵略を認めた1995年の村山富市首相談話を継承する考えも示した。《共同通信》
【ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争】虐殺事件追悼式典
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にイスラム教徒ら約8千人がセルビア人勢力に殺害された東部スレブレニツァの虐殺事件で、犠牲者を追悼する式典が11日、現地の記念墓地で開かれた。今年はDNA鑑定で新たに身元が判明した409人が埋葬され、墓地に眠る犠牲者は計6千人を超えた。
1995年に発生した事件は、第2次大戦後の欧州で最悪の虐殺となった。欧米メディアによると、式典には数万人が参列。当時生まれたばかりだった赤ん坊も埋葬され、泣き崩れる遺族の姿もあった。《共同通信》
【インドネシア】刑務所で暴動
インドネシア・北スマトラ州メダンの刑務所で11日、収容者による暴動が発生し、国家警察の報道官は12日未明、収容者約200人が脱走したと明らかにした。
警察と刑務所当局者によると、暴動は11日夕に始まり、一部収容者が所内の建物に火を付け、看守を人質に取るなどした。脱走者の中にはテロ事件に関与した15人も含まれているという。警察と軍が脱走者を捜索している。
地元メディアによると、この刑務所の本来の収容能力は400人だが、約2400人が収容されていた。11日は停電があり、刑務所への水の供給が滞っていた。《共同通信》
【日銀・黒田東彦総裁】景気回復を宣言
日銀の黒田東彦総裁は11日、金融政策決定会合後に記者会見し「経済が緩やかに回復しつつある状況がはっきりしてきた」と景気回復を宣言した。企業収益の改善で設備投資や個人消費が伸びているためで「想定した方向に経済が動いている」と金融政策の効果に自信を示した。ただ国民が回復を実感できる所得増加には「もう少し見ていく必要がある」となお時間がかかると説明した。
黒田総裁は、金利の乱高下に関連し、財政健全化を進めなければ「市場に不信認され、金利が上がる懸念もある」と政府に対して着実に財政再建を進めるよう警告した。《共同通信》