平成8839日目
2013/03/21
【安倍晋三首相】スティグリッツ教授に謝意
安倍晋三首相は21日、01年にノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ米コロンビア大教授と首相官邸で面会した。
首相は日銀の新たな正副総裁が就任したことを紹介し「(大胆な金融緩和など安倍政権の経済政策は)主流な考え方ではなかったが、教授に支持する発言をしてもらい心強い限りだった」と謝意を伝えた。
スティグリッツ氏は今年1月に「アベノミクス」を評価する発言をしており、首相に「考えている戦略がとてもよい」と改めて伝えた。スティグリッツ氏は東京での講演のために来日した。《毎日新聞》
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【マンガ大賞2013】吉田秋生氏「海街diary」
【国民新党】解党
国民新党の自見庄三郎代表は21日午後、党本部で記者会見し、同日付での解党を表明した。新藤義孝総務相に近く解党を届け出る。国民新党は2005年8月に結成。郵政民営化の見直しを党是としてきた。
昨年4月の改正郵政民営化法成立や、衆院選で1人当選にとどまり野党に転落したことを受け、解党論が強まっていた。
自見氏は自民党に吸収合併と自らの復党を希望したが、拒否された。《共同通信》
【日銀・黒田東彦総裁】就任会見
日銀の黒田東彦総裁は21日の就任記者会見で、2%の物価上昇率目標の達成へ「量的、質的両面から大胆な金融緩和を進める」と表明した。目標の達成期限は「2年程度を念頭に置く」とし、「達成まで、あらゆる手段を講じる」と強調した。早期に政策転換し、就任後初めて開く金融政策決定会合で追加緩和に踏み切る方向だ。
黒田総裁は今後の金融政策で「量的な緩和が不可欠なのは事実だ」と述べ、市場へ供給するお金の量を積極的に拡大していく姿勢を示した。そのうえで量の拡大だけでは不十分だとし、「より長期の金融資産の購入」など購入資産の質も重視する考えを打ち出した。《日経新聞》
【秋田県知事選】佐竹敬久氏が無投票再選
21日告示された秋田県知事選は午後5時に届け出が締め切られ、無所属現職の佐竹敬久氏(65)=公明、社民支持=以外に立候補の届け出はなく、無投票再選が決まった。秋田県知事選での無投票は、戦後に公選制が導入されてから初めて。全国では今年1月の山形県知事選以来となる。
佐竹氏は公約の柱に風力、地熱発電拡大に加えて県内で存在が確認された新型石油シェールオイルの事業化による「新エネルギー立県」を掲げ、雇用創出に取り組むとした。
自民党県連も佐竹氏を支持した。民主党は独自候補を断念、共産党も擁立を見送った。《共同通信》
【自民党】石破氏勉強会に70人
自民党の石破茂幹事長が主宰する派閥横断の党内勉強会「さわらび会」の会合が21日、都内のホテルで開かれ、昨年の衆院選初当選組を中心に党所属議員約70人が出席した。開催は昨年12月以来。事実上の石破派結集に向けた「囲い込み」との見方が再燃しそうだ。
石破氏は「互いに助け合って仲間を大勢つくり、自民党が国家のために働けるように力を尽くしていきたい」とあいさつ。同時に「皆で選んだ安倍晋三首相だから力を合わせていけるようにしたい」と呼び掛けた。《共同通信》
【近鉄特急しまかぜ】運転開始
大阪、名古屋と伊勢志摩を結ぶ近畿日本鉄道の新型観光特急「しまかぜ」が21日午前、営業運転を開始した。今秋に予定される伊勢神宮(三重県伊勢市)の式年遷宮に合わせ、ゆったりとした座席や大きな窓からの景色を売りに伊勢志摩への誘客を進める。
大阪難波駅(大阪市)で出発式が開かれ、近鉄の三輪隆専務は「自信を持って投入する特急。乗車することを旅の目的にしてほしい」とアピール。多くの鉄道ファンらが見守る中、満員の“一番列車”が賢島駅(三重県志摩市)に向けて出発した。《産経新聞》
【シリア】礼拝所で自爆テロ、42人死亡
国営シリア・アラブ通信などによると、シリアの首都ダマスカスにあるイスラム教のモスク(礼拝所)内で21日、自爆テロがあり、宗教指導者を含む少なくとも42人が死亡、84人が負傷した。
AP通信によると、この宗教指導者は親アサド大統領として知られ、シリア最高位のスンニ派指導者。2011年3月に反体制デモが始まって以来、モスク内での爆発は初めて。《共同通信》
【米・オバマ大統領】パレスチナ自治区ラマラ訪問
オバマ米大統領は21日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラを初めて訪れ、アッバス自治政府議長と会談した。オバマ氏は会談後の共同記者会見で、米国はパレスチナ国家樹立を諦めておらず、イスラエルとの平和的な2国家共存の実現を目指していると訴えた。
そのための「唯一の道」はイスラエルとパレスチナによる直接和平交渉だと表明。イスラエルが西岸などの占領地で継続しているユダヤ人入植活動は、和平を進める上で「建設的ではない」と批判した。アッバス氏も入植地拡大は国際法違反だと非難した。
和平交渉は2010年に再開されたが、入植活動にパレスチナ側が反発し、2年以上も中断したまま。《共同通信》
【米・オバマ大統領】イスラエルで講演
「ユダヤ教徒もイスラム教徒もキリスト教徒もみんながこの聖地で平和と繁栄の中、生活できる未来を目指そう」。イスラエルを訪問したオバマ米大統領は21日、エルサレムで大学生らの前で演説。武力でなく話し合いを通じた中東和平の重要性を訴えた。
「真の安全保障への道は平和しかない」「みなさんが望む変化は、自ら創造しなければならない」。国民自身が望まない限り、政治指導者は動かないとオバマ氏が会場を見回しながら、一人一人に語りかけるように話し続けると会場からは何度も拍手がわき起こった。《共同通信》