平成8757日目
2012/12/29
【安倍晋三首相】福島第1原発を視察
安倍晋三首相は29日、福島県の東京電力福島第1原発を視察し、長期化が懸念される廃炉作業を加速し、政府が全面支援していく考えを表明した。
民主党の掲げた2030年代の原発ゼロ目標には否定的な考えを重ねて示した。首相は東日本大震災からの復興を、経済再生と並ぶ内閣の優先課題と位置付けており、就任直後の初視察先に福島県を選ぶことで取り組みをアピールした。
首相は事故時に指揮所となった免震重要棟内で東電職員ら約80人を前に「廃炉に向けた挑戦に成功して初めて福島、日本の復興につながる。政府も全面的にバックアップする」と言明。廃炉には30年以上かかるとされている。《共同通信》
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【バスケットボール・高校選抜男子】延岡学園(宮崎)、2年連続2度目の優勝
バスケットボールの全国高校選抜優勝大会最終日は29日、広島市の広島県立総合体育館で行われ、2年連続で同じ顔合わせとなった男子決勝は延岡学園(宮崎)が尽誠学園(香川)に68―66で競り勝ち、2年連続2度目の優勝を果たした。延岡学園は全国高校総体と合わせて2冠となった。
3位決定戦は洛南(京都)が北陸(福井)を74―65で破った。《共同通信》
【自衛隊】ゴランPKO撤収開始
イスラエルとシリア国境のゴラン高原に展開する国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)に参加している自衛隊部隊の第1陣が29日午前(日本時間同夜)、撤収を開始した。シリア内戦による治安悪化で隊員の安全を確保できない可能性が出たためで、自衛隊として最長の17年近い国連平和維持活動(PKO)参加に幕を下ろす。自衛隊が治安悪化を理由にPKO活動から撤収するのは初めて。
現在の派遣要員47人のうち33人が29日午前、イスラエル占領地ゴラン高原のジウアニ宿営地を撤収、同国中部のベングリオン国際空港に到着した。《共同通信》
【中央道・笹子トンネル】仮復旧
天井板崩落事故で上下線とも通行止めとなっていた山梨県の中央自動車道笹子トンネルと前後の区間が29日午後、事故が起きていない下り線を対面通行にして仮復旧、27日ぶりに開通した。対面通行はトンネルとその前後の計約8キロ。トンネル内は時速40キロ、前後は50キロに規制する。《共同通信》
【森雅子少子化担当相】福島県訪問
森雅子少子化担当相は29日、就任後初めて地元の福島県を訪れ、子育て施設を視察した。県内にある学校の多くが東京電力福島第1原発事故後に屋外活動を制限したため、子どもに肥満の傾向が出たとの文部科学省の調査結果を受け、屋内遊戯施設の充実に努力する考えを示した。
訪問したのは福島市の教育文化複合施設「こむこむ」。少子化相は職員の案内を受けて、施設内の図書館や遊戯スペースを見て回った。
視察後、記者団に「子どもたちが、心身ともに発育できるような施設を造っていきたい。屋内遊戯場を増やすために政府内で要望していきたい」と述べ、予算化に取り組む考えを強調した。《共同通信》