平成8693日目

2012/10/26

【この日の野田総理】

拉致被害者家族と面会

野田佳彦首相は26日夕、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表らと官邸で会い、拉致問題担当相を兼任していた田中慶秋前法相が内閣改造後すぐに辞任したことを陳謝した。「拉致問題担当相が短期間で交代する事態が生まれた。不安や不満があることは十分承知している。深くおわびする」と述べた。

同時に「被害者が帰国して以来10年間、具体的成果が挙がらず、進展がなく誠に申し訳ない」とも表明した。

これに対し飯塚氏は「担当相がしょっちゅう代わり、やる気を疑うしかなかった」と批判。「何としても解決の道筋をつけてほしい」と求めた。《共同通信》

10月26日のできごと(何の日)【野田佳彦首相】拉致被害者家族と面会
https://www.kantei.go.jp/

拉致被害者の家族会は26日、首相官邸で野田佳彦首相や拉致問題担当相を兼務する藤村修官房長官らと面会した。民主党政権の3年で担当相が7回代わったことについて野田首相は陳謝し、解決に全力で取り組むことを改めて訴えたが、具体的な説明はなく、家族の不信感はぬぐえなかった。

家族に会うたび、「全力を尽くす」と約束してきた野田首相。だが、解決への糸口はいまだ見えない。今月1日に担当相になった田中慶秋氏は約3週間で辞任するなど、家族は政府の取り組みに対し、不信感を強めている。

面会の冒頭、野田首相は「深くおわびしたい」と頭を下げた。24日から担当相を兼任している藤村官房長官も「これからはコントロールタワーとして仕事をしたい」と抱負を述べたが、家族からは不満が噴出した。

田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(74)は「最近の状況を見ていると、総理のやる気を疑うしかなかった」と話し、横田めぐみさん=同(13)=の母、早紀江さん(76)は「担当大臣が何回も代わったのは外から見てどうしてか分からない」と訴えた。ほかの家族も同様に不満を漏らした。

出席者によると、野田首相は家族らに「もう一度全力という言葉を使わせてほしい」と決意表明したというが、家族らの反応は「具体的にどうやるかは分からない」(飯塚さん)と冷淡で、疑念は消えなかった。《産経新聞》




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【 Microsoft Windows 8】発売

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米マイクロソフトは新たな基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の販売を26日午前0時に解禁し、東京・秋葉原などの一部店舗が発売した。パソコンに加えてタブレット型多機能端末にも本格対応し、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットで優位に立つ米グーグルやアップルのOSに対抗する。

先代のOS「ウィンドウズ7」から機能やデザインを大幅に刷新。「タイル」と呼ばれる、画面に並ぶ四角形のカラフルなアイコンからアプリ(応用ソフト)を起動する仕組み。「8」を搭載したパソコンの主力機種ではタブレット端末のように画面のタッチでも操作できるのが特徴だ。《共同通信》

【朝日新聞出版】週刊朝日編集長を更迭

「週刊朝日」が橋下徹大阪市長の出自などを巡る記事を掲載した問題で、出版元の朝日新聞出版は26日、同誌の河畠大四編集長を同日付で更迭し、社長付とする人事を発表した。河畠氏ら関係者の正式な処分は朝日新聞グループの第三者機関「報道と人権委員会」による検証結果を踏まえて判断するという。

当面、後任は置かず、尾木和晴書籍統括が編集長代行を兼務する。同誌は26日号で橋下氏の父親の出身地や交友関係などに関する記事を掲載。橋下氏が抗議し、同誌が謝罪。翌11月2日号におわび記事を掲載した。今後、記事の企画立案や作成の経緯を第三者機関が検証する。《日経新聞》

【日本維新の会・橋下徹代表】みんなの党との合流「望ましい」

日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は26日、同日政策協議を開始するみんなの党と最終的に合流することが望ましいとの考えを示した。「政策が完全に一致するなら一つのものになるのが分かりやすい。お互い解党し、新しくつくるというなら話が進む」と市役所で記者団に語った。

橋下氏は日本維新発足前の8月、みんなの党の渡辺喜美代表と合流を協議。みんなの党の解党を迫る橋下氏に対し渡辺氏が応じず、物別れに終わった経緯がある。

橋下氏は石原慎太郎東京都知事が結成を目指す新党なども含めた第三極勢力についても「連携でなく、それぞれの党を解党して一つにまとまったらいい」と述べた。《共同通信》

【国民の生活が第一・小沢一郎代表】石原新党に懐疑的

新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は26日夜、インターネット番組に出演し、石原慎太郎東京都知事が結成を表明した新党について「そんなに大きな広がりになるとは思わない。(実現しようとする政策は)いま国民が望んでいることではない」と述べ、支持拡大に懐疑的な見方を示した。

石原新党と橋下徹大阪市長率いる日本維新の会との連携に関し、政策面での隔たりを念頭に「両者が協力し合えることはないのではないか」と指摘した。《共同通信》

【民主党・安住淳幹事長代行】石原知事を非難

民主党の安住淳幹事長代行は26日の記者会見で、新党結成を表明した石原慎太郎東京都知事について「政治的、思想的なことに興味があるなら、もっと早くスパッと辞めて素直に国政に出てくればよかった」と任期途中での辞職を批判した。「政治的発言を繰り返して物議を醸し、都庁に出勤するのも週何日か。行儀もあまり良くない」とも述べた。《毎日新聞》

【桑名正博さん】死去

脳幹出血で意識不明の重体になり入院していた、歌手の桑名正博さんが26日、大阪市内の病院で亡くなった。59歳だった。

桑名さんは7月15日、脳幹出血で意識不明の重体になり、大阪市内の病院に緊急入院。13日には香川県小豆島でライブを行っており、周囲も予測しえなかった突然の事態だった。その後、意識不明の状態が続き、ついに目覚めぬまま息を引き取った。

72年にロックバンドのボーカルでデビュー。ソロ転向後、79年に出した「セクシャルバイオレットNo・1」は化粧品のCMにも使われ、流行歌に。情感豊かでスケールの大きな歌唱力が魅力で、他に「月のあかり」「哀愁トゥナイト」などもヒットした。《スポニチ》



10月26日 その日のできごと(何の日)