平成7780日目

2010/04/27

【この日の鳩山総理】

地域主権戦略会議

平成22年4月27日、鳩山総理は総理大臣官邸で、第4回となる地域主権戦略会議を開催しました。

本日の会議では、一括交付金化の検討、出先機関改革の論点の報告、義務付け・枠付けの見直しと基礎自治体への権限移譲の取組状況等について話し合われました。

鳩山総理は冒頭のあいさつで、「今年の夏に、戦略大綱をまとめていただきたいと考えており、それに向けて大変熱のあるご議論をいただいていることを大変うれしく思っています。一括交付金化の議論を今日も活発に行っていただくことを心から期待します。」と述べました。《首相官邸》

4月27日のできごと(何の日)【鳩山由紀夫首相】地域主権戦略会議に出席

政府は27日、地域主権戦略会議(議長・鳩山由紀夫首相)の第4回会合を首相官邸で開き、国土交通省の地方整備局など国の出先機関の廃止・縮小に向け、地方自治体に移管する事務や権限を選別する公開の「仕分け」を5月に実施することを決めた。

公開の場で事業の無駄にメスを入れ、本省の抵抗を排除するのが狙い。鳩山首相は「国と地方の関係の大逆転に向け行動するほど(省庁の)抵抗が増してきている。改革の時計の針を大きく前に進めないといけない」と述べ、改革への決意を強調した。《共同通信》

記者ぶらさがり

鳩山由紀夫総理(代表)は27日夕、同日原口一博総務大臣が来年度の一般公務員の採用を2009年度比で5割削減する方針を打ち出したことに関する記者の問いに、「国家公務員の新規採用を5割カットという方向を打ち出したのは、主として地方支分部局に対する採用である」と説明。将来的に出先機関の廃止を含めて検討する立場の中で決断していくことなので、新規採用が無くなるということではないとの見解を示した。《民主党ニュース》




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【自民党】舛添要一氏、与謝野馨氏を除名処分

自民党は27日の党紀委員会(中曽根弘文委員長)で、離党届を出して新党「たちあがれ日本」に参加した与謝野馨衆院議員と、「新党改革」代表に就いた舛添要一参院議員を除名処分とすることを決めた。二つの新党に参加したほかの5人の衆参両院議員については離党届を受理した。与謝野、舛添両氏はいずれも比例区選出のため、厳しく対応する必要があると判断した。

中曽根委員長は与謝野、舛添両氏を除名とした理由について、比例区選出議員として「議員辞職してわが党に議席を戻す立場にある」と説明。また、「雑誌、テレビなどで新党について言及していた」と指摘し、新党結成という「明らかな反党行為」を主導したとの見方を示した。《朝日新聞》

【東京第5検察審議会】小沢一郎氏は起訴妥当

小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京第5検察審議会は27日、政治資金規正法違反の疑いで告発され、嫌疑不十分で不起訴となった小沢氏について、審査員11人全員一致で「起訴相当」と議決した。

議決は「元秘書らとの共犯関係が強く推認される」とした上で「市民目線からは許し難い」と指摘。小沢氏は「何もやましいことはしていない」として幹事長続投を表明したが、進退問題再燃は必至で、鳩山内閣の政権運営に影響を与えそうだ。《共同通信》

【平野博文官房長官】会見

平野博文官房長官は27日午前、閣議後に官邸で会見し、閣僚懇談会で平成23年度の国家公務員の新規採用抑制の方針等について原口一博総務大臣から報告があり、鳩山由紀夫総理(代表)からは「官を開き、国を拓く」制度改革の推進について指示があったことを明らかにした。

平野長官は、新規採用をした職員が今後、長期間勤務することになる政府組織が、将来に向けてどのような役割や機能を果たすか、地方の支分局の統廃合の推進といった視点も含めて、将来に責任ある改革を進めるよう総理の発言があったと説明。「官を開くという考え方のもと、地域主権の断行や縦割り弊害の打破の視点に立って、抜本的な行政組織の見直しが必要であるということを前提に、官民を越えて社会から有用な人材を登用でき得る国家公務員制度を確立すること」だと平野長官は重ねて述べた。

現在審議中の国家公務員法改正の成立を受けて、幅広く民間の人材登用を行えるようにしてほしいとの総理からの指示があり、特に看護士国家試験において外国人合格者が3名に留まったことにも総理から言及があり「国際的な人材確保の大幅な自由化に向けた検討」を求めるとともに、「官民の交流の推進を前提とした国家公務員像のあり方を考える」よう要請があった。

また、閣議終了後には地球温暖化問題に関する閣僚委員会が開催され、鳩山イニシアティブの実施に関する当面の方針について決定したと語った。

午後の会見で平野長官は、普天間移設問題について記者団から5月末までに移設先を決めるにあたり、米国とどのような姿勢で交渉していくのか、実効性の担保はどのようにするのかとの質問に、「米国の理解と当該の地域住民の理解と協力を日本政府として安全保障の概念からお願いする努力はしなければならない」と答えた。

さらに平野長官は、「問題を解決しなければ、先送り、放置となり沖縄県民の負担軽減、危険性の除去につながらない。一歩でも二歩でも解決のために日本政府が汗をかけるかが問われており、日本国民全体の理解を得ることが大事」と語った。《民主党ニュース》

【北林谷栄さん】死去

「日本一のおばあちゃん役者」といわれ、舞台や映画、テレビなどで活躍した女優、北林谷栄(きたばやし・たにえ)さんが4月27日午後8時40分、肺炎のため東京都世田谷区の病院で死去した。98歳だった。

東京生まれ。1935年に創作座で初舞台を踏み、戦後、滝沢修や宇野重吉らと劇団民芸を創立した。主に老け役で個性を発揮した。

89年に大動脈瘤(りゅう)破裂で倒れたが、91年の映画「大誘拐」で復帰。舞台作品の脚色や演出も手がけた。主な舞台作品に「泰山木の木の下で」「タナトロジー」など。アニメ「となりのトトロ」ではおばあさんの声を演じた。78年紫綬褒章。《日経新聞》



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