平成7461日目
2009/06/12
この日のできごと(何の日)
【鳩山邦夫総務相】辞任
鳩山邦夫総務相は12日午後に官邸を訪れ、麻生太郎首相に辞表を提出、首相も受理した。鳩山総務相は、日本郵政の西川善文社長の人事について、一貫して再任を認めないと主張してきたが、首相が西川氏続投の方針を固めたことで辞任を決意。
郵政社長人事をめぐる混乱は鳩山総務相の辞任というかたちで決着した。
鳩山総務相は、麻生首相との会談後、官邸内で記者団に対し、「世の中は正しいことが通らない時があるとの思いだ。今の政治は正しいことを言っても認められないことがある。正しいことが通用しないなら、潔く去ることがいい」と辞任に至った胸中を語った。
辞表提出に対し、麻生首相からは「本当に残念だがやむを得ない。悲しく残念」との言葉があったという。《ロイター》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【麻生太郎首相】地方負担金見直しを指示
全閣僚で構成する政府の地方分権改革推進本部の会合が12日午前、国会内で開かれ、本部長の麻生太郎首相は国の直轄公共事業の地方負担金について「見直しが進むよう、積極的に取り組んでほしい」と金子一義国土交通相ら関係閣僚に指示した。
首相は負担金問題について「地方の関心も非常に高い」と指摘した。しかし地方側が強く求める維持管理費分の廃止など具体案には一切触れず、全国知事会などから抜本改革を求める声がさらに強まりそうだ。《産経新聞》
【愛知・三重県警】汚染米不正転売「浅井」社長逮捕
接着剤製造会社「浅井」(名古屋市、破産手続き中)の事故米転売事件で、残留基準値を超える農薬メタミドホスに汚染された米を食用に転売したとして、愛知、三重両県警の合同捜査本部は12日、食品衛生法違反(規格基準外食品の販売)容疑で、同社社長A容疑者(57)を逮捕した。
食の安全を揺るがした事故米問題は、「三笠フーズ」(大阪市)に続き、別ルートでも刑事責任が問われることになった。捜査本部によると、浅井は2003-07年度に農林水産省から事故米計約1297トンを購入。そのうち、06年から07年にかけ、残留基準値を超えるメタミドホスに汚染された中国産もち米約570トンを食用として、米穀仲介業「ノノガキ穀販」(三重県四日市市)に転売した疑い。《時事通信》
【この日の民主党】
「Tokyo Manifesto 2009」を発表 菅東京都連会長
党本部で12日午後、菅直人代表代行は東京都連会長として記者会見し、東京都議選に向けた「Tokyo Manifesto 2009」を発表した。
菅代表代行は、このなかで、「いよいよ東京都議選の投開票日まで残り1カ月を切った。東京における自公政権を打ち倒す。それが中央における政権交代につながる。本日はその本番の戦いのスタート」と決意を表明した。
続いて、大沢昇都連政調会長が、マニフェストの内容を、医(医療・福祉・介護)、職(職・仕事・中小企業)、住(住まい・防災)、学(学び・子育て)、環(環境・エネルギー)、官(官・行財政・議会改革)を重点政策として打ち出したこと、さらに、特に新銀行東京の存続と築地市場の移転問題を石原都政に対する二大争点としていると説明した。また、大沢政調会長は、本日のマニフェストを深化させるために、市民からの提案を募集していくと語った。
また、鈴木寛都連幹事長が、政策立案サイト「東京ライフ」を本日付で正式にオープンさせたことを報告した。このサイトでは、政策に関することから身近な生活の話題、保育園の待機児童数といった東京での生活にかかわる情報を一元的に提供するとともに、「市民の力を借りて、政策をつくる」(鈴木幹事長)ために、「電子フォーラム」と称する議員との議論の場も提供していく。
最後に、田中良都連会長代行(都議会民主党幹事長)が、今回の都議選は、石原都政10年を総括するものだとして、石原都政を最悪と評価し、「その象徴が新銀行東京。中央の政治を含めて、与党が税金をつぎ込んでいる。この選挙で決着をつける」と力強く表明した。《民主党ニュース》